
HEROZ(4382)の初値は公開価格の10倍超!初値上昇率の記録を更新
東証マザーズに20日新規上場し、初値形成が持ち越しとなっていた人工知能(AI)技術を活用したインターネットサービス企業のHEROZ(4382)の初値が午後1時26分に49,000円で成立した。
公開価格4500円の10.88倍にあたり、IPOが現在のブックビルディング方式になって1999年10月に登場したエムティーアイ(9438)の9.09倍を超えて、公開価格から初値上昇率の記録を更新した。
世界で初めて同社が開発した将棋AIが名人に勝利したことで注目され、折からのAIテーマ人気にも乗って、将来性を期待した個人の買いが流入した。
単純計算で、公開価格で最低売買単位の100株を45万円で購入できた投資家は、初値で売り490万円を手にできたことになる。ただ、初値直後に49650円まで買われたものの、その後は売りが先行してストップ安の42000円に張り付いてこの日の取引を終了した。
ちなみに、全上場株(売買単位100株)での最高株価は、65,000円台にあるキーエンス(6861)で、第2位のファーストリテイリング(9983)の47,000円台と第3位の任天堂(7974)の46,000円台を一時上抜いたことになる。なお、HEROZに続くマザーズの高株価はRPAホールディングス(6572)の17300円台。
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