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対面コースを活用する[第17回]

対面コースを活用する[第17回]

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いよいよ7月のIPOもリリースされており、証券会社の割り当てはおおむね、下記のような配分状況になっておりますので、参考にしていただければ幸いです。

7月IPOの状況

ソウルドアウト(6553)

三菱UFJモルガンスタンレー証券2010400株
いちよし証券162700株
SMBC日興証券81300株
SBI証券23200株
松井証券23200株
マネックス証券23200株

ユニフォームネクスト(3566)

野村証券170000株
みずほ証券10000株
大和証券6000株
SMBC日興証券6000株
SBI証券6000株
岡三証券2000株

クロスフォー(7810)

みずほ証券1275000株
SMBC日興証券75000株
SBI証券75000株
野村証券45000株
岩井コスモ証券15000株
水戸証券15000株

ジェイエスビー(3480)

三菱UFJモルガンスタンレー証券378700株
SBI証券22500株
野村証券22500株
いちよし証券4500株
エイチエス証券4500株
エース証券4500株
西村証券4500株
SMBC日興証券4500株
岡三証券4500株

この表を見る限りでは、公募価格と初値の鞘(さや)は置いといて、当選ということだけを考えると、三菱UFJモルガンスタンレー証券での申し込みがチャンスありというところでしょうか。

いずれにしろ、私自身は、ここに掲載されている証券会社で口座を開設してないところもありますが、とにかく、既存の口座につきましては、当選確率は低くても淡々と機械的に継続して申し込みをしていくところであります。

SBI証券にもある対面サービス

それでは、今回も引き続きSBI証券に注目してみたいと思います。 実は、このネット証券最大手のSBI証券は、ネット専業証券でありながら、ネットコース以外にも対面コースとして、グループで店舗展開しているSBI証券マネープラザと連携して、一部SBI証券のサービスを受けられたり、SBI証券だけでは提供しきれないサービスを対面で受けたりすることができます。このあたりは、株式売買手数料を考えると、どう考えてもネットコースが主流となりますが、以前ご紹介した、店頭証券のメリットである実際に店舗で株をはじめた資産運用全般を相談したい方いると思います。

つまり、SBI証券マネープラザではSBI証券の口座開設の相談ができるほか、手数料は高くなるものの営業マンがついた対面証券会社のようなサービスを受けることができます。
と、ここまで書くと鋭い読者の方は気付いたと思いますが、その営業マンと、SBI証券においても店頭証券のようにIPOの獲得交渉をするということになります。

ちなみに野村証券證券や大和証券と違い、全国規模と言っても、SBI証券マネープラザは日本全国を見ても、店頭証券会社と比べれば一目瞭然なほど、各地域に手を伸ばしきれていません。

仲介業者専用のIFAコースを活用する

また、対面コースともう一つ、SBI証券と提携している金融商品仲介業者専用のコースがあります。それは、IFAコースといい、従来のインターネットでの取引に加え、金融商品仲介業者へ相談が可能なコースになり、金融商品仲介業者で受け付けさせていただくものであります。

金融商品仲介業者とは、金融商品取引業者等(SBI証券)の委託を受けて、「有価証券の売買等の媒介」や「有価証券の募集もしくは売り出しの取り扱い」などを行う法人または個人です。

SBI証券の提携先金融商品仲介業者等は、お客さまと金融商品取引業者であるSBI証券 証券との間に立ち、「SBI証券 証券の証券口座開設申し込みの受付」および「SBI証券 証券の取り扱う各種金融商品とそのお取引に関するご案内」を行うものです。

参考:SBI証券 - 金融商品仲介業者とは?

ちなみに、金融商品仲介業者は2017年5月時点で175件ありますから、先ほどのSBI証券マネープラザと比較して、四国地方にもあることなど、地理的条件のネックは少なからず解消されるところであります。

金融商品仲介業者一覧については、金融庁が掲載している 登録業者一覧 を参照してください。

以上のことから、大きく、SBI証券においては、下記のような区別になります。

  • インターネットコース:インターネットを利用して、ご自分のペースでお取引いただける通常のコースです。お得な手数料で取引できます。
  • ダイレクトコース:相談できるコールセンターであるマネープラザカスタマーサポートで、電話による投資相談や注文ができるコースです。
  • IFAコース(プランA):一人一人に仲介業者の担当者がつき、お客さまの投資スタイルに合わせて担当者からの電話、訪問によるアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できるコースです。インターネットでも取引いただけます。
  • 対面コース:一人一人に担当者がつき、投資スタイルに合わせて担当の営業員からのアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できるコースです。

自分に最適なコース選びがポイント

ですから、SBI証券においては、チャレンジポイント狙いの当選では時間がかかり過ぎる、あるいは家族の協力などが望めない場合においては、対面コースやIFAコースでの口座開設という対応も一考であります。

実際に、私も自分自身の口座については、対面コース➡インターネットコース➡IFAコースとしており、ここ最近に再びインターネットコースと変更してきております。このあたりは、とにかく、自分自身の費用対効果、あるいは時間対効果、そして、投資仲間の当選状況等を鑑みて、当選しやすい状況でのコース選びになっているところであります。

インターネットコースであれば、前回紹介したチャレンジポイントの使い方のように、どのコースにおいても多少なりとも当選への必殺技のような手法はありますが、私の場合は、1年で1回もIPOの当選がないようであれば、資産構築や運用という観点ではパフォーマンス的に意味がありませんので、コースの変更を心掛けております。

コース変更はデメリット多し

ただ、コース変更にあたっては、インターネットコースからIFAや対面に変更する場合は、現在、たまっているチャレンジポイントが失効になったり、口座番号が変更になったりすることから、入金カードの変更、逆にIFAや対面口座からインターネットコースに変更する場合においては、優待クロス等の信用取引で配当調整金が発生する場合においては、精算処理が必要になり、口座変更には時間がかかりますから、IPOの空白期間に行うことをお薦めいたします。

とにかく、SBI証券の場合はネット証券と言ってもこのように対面コース等があり、それなりにIPOの当選株もそちらにも配分がされていることから、併用やら口座変更という手法も必須ではないかと個人的には思っております。

今月は大阪にて講演をします。ご都合がよければご参加ください。

大阪講演

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