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東海東京証券の攻略法

東海東京証券の攻略法

今回は下記のように派手な広告をだしている東海東京証券の攻略方法を考えてみます。こちらにつきましても大きく、店頭口座とネット口座に分かれることになります。まずはお気軽なネット口座(ネットとコールで取引を楽しみかんたんダイレクトサービス)の配分方法を確認してみます。

特徴としては、下記の3点をホームページ(HP)に掲載しておりますが、基本的には他の店頭会社と同じであり、わざわざ、ご購入時の手数料は無料とまで強調して掲載しているところは何か意図があるのでしょうか。苦笑

http://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/products/stock/ipo/index.html

上位位置ステージにいないと難しい?

実際の東海東京証券の場合においては、引き受け株数が2,000単位以上と2,000単位未満に分けておりますが、基本的には2,000単位未満の場合においては、当選株数が品薄の状態でのステージ適用ですから、かなり厳しい配分となります。

そもそも東海東京証券の口座数45万件から考慮して、ざっくり5割の方が応募して、またその5割がネット口座と考えると、約11万件の応募となることから、既にこの時点で倍率は1.81%となります。そこから下記の優遇ステージに傾斜配分を考慮すると、さすがにステージごとの配分比率までは、UPされておりませんが、ステージDにおいては、配分比率が10%ということもありますから、確率はほとんどないというところではないでしょうか。

つまり、ネット口座の当選ということを考えると、やはり、それなりのステージに位置をしないと厳しいところであり、実際問題、ステージAでお預かり資産残高1億円以上かつ総手数料累計額50万以上、ステージBでお預かり資産残高3,000万以上かつ総手数料累計額30万以上という条件でありますから、このあたりのステージをキープする方は、当然の事ながら他の店頭証券会社を優先することから、資産が数億円規模ある方でない限り、皆無ではないでしょうか。

次に店頭口座(担当者に相談しながら取引する安心総合サービス)も確認してみますが、おおむねIPOの配分ルールはネット口座と同じと思っていただいて問題ありません。

当社は、新規公開株式の配分を次のとおり行います。
(1)個人顧客の定義
当社においては、「機関投資家」「金融機関」「上場法人及びその連結子会社」「上場法人に準ずる法人」を除くその他の法人及び個人を「個人顧客」と位置づけます。(注) 「機関投資家」とは、発行要領により指定されるもの又は金融機関をいいます。「金融機関」とは、金融庁から免許・登録を受けている預金取扱等金融機関、証券会社等、投資信託委託業者、投資顧問業者、保険会社等及び信託会社等をいいます。「上場法人に準ずる法人」とは、資本金 3,000 万円以上、かつ会計監査人を設置している法人で当社が認める法人をいいます。

(2)個人顧客への配分
個人割当数量の 10 %は募集・売出し価格以上の需要申告者のうち新規公開株個人優遇サービス対象客を除いた方を対象に、本社一括抽選により配分先を決定します。残り 90 %は、当社の新規公開株個人優遇サービス対象のお客様で募集・売出し価格以上での需要申告をなされた方を対象に一括抽選を行い、配分先を決定します。ただし、抽選にあてる数量が抽選対象のお客様の需要申告における数量を超える数量については、個人優遇サービス対象外のお客様の抽選に充当します。
なお、一定の引受数量以上の新規公開銘柄については、かんたんダイレクトサービスのお客様の需要申告に対して、本社一括抽選により個人割当数量から10%を配分するものとします。あんしん総合サービス(かんたんダイレクトサービス以外)のお客様の需要申告に対しては、公正を旨とし、お客様の投資意欲、中長期保有等の投資期間に係るご意向及びリスクの認識度を見極めた上で、これらの投資スタンス、当社との取引状況及び株主層の形成等を総合的に勘案し個人割当数量の残りを配分するものとします。

以上のことから、店頭口座においても、主幹事でそれなりの配分株数があったとしても、規則に基づく抽選配分は10%でありますから、上位ステージに位置をしていないと、当選は難しいと言えるのではないでしょうか

引用元:株券等の配分の基本方針|東海東京証券

参考までに今年の1月と2月の主幹事の時の配分結果を掲載しておきます。

  • 平成29年2月 東海東京証券主幹事
  • 銘柄:株式会社安江工務店
  • 個人投資家への配分総単元数 3,244単元
  • 規則に基づく抽選配分 325単位 325人(平均配分単位数:1)
  • 抽選によらない配分 2,919単元732人(平均配分単位数:3.9)
  • 平成29年3月 東海東京証券主幹事
  • 銘柄:ソレイジア・ファーマ株式会社
  • 個人投資家への配分総単元数 1,492単元
  • 規則に基づく抽選配分 150単位 150人(平均配分単位数:1)
  • 抽選によらない配分 1,342単元245人(平均配分単位数:5.4)

ちなみに現在、募集中であるマネーフォワードについては、東海東京証券のシェアは5%ということから、株数では店頭とネットのコースあわせて、733株でありますから、ここから、店頭口座(担当者に相談しながら取引する安心総合サービス)にまずは流れ、その後、ネット口座(ネットとコールで取引を楽しみかんたんダイレクトサービス)のステージ制の配分となることから、やはり抽選枠狙いという戦略になりますから、個人的には獲得をするのはまず難しいと思っております。

以上のことから、私の場合は、東海東京証券については、ネット口座でわずかな現金が入っておりますが、当選するかしないかは別として、主幹事案件か大型IPOしかブックビルディングをしていないところであります。

個人投資家
バーテンダー、予備校講師、サラリーマンと多彩な職歴を歩む傍ら、IPO(新規公開株)を中心に2億円近くまでの資産を稼ぐ。株式投資を主戦場としつつもFX投資や不動産投資にも参戦している。「日本証券新聞」にて月1コラム連載。

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著書
1万円を1年で100万円に! はじめての人の「株式」投資生活
元手50万円から始める! 月5万円をコツコツ稼ぐらくらく株式投資術

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