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ネット証券でIPOに当選するための秘訣[第15回]

ネット証券でIPOに当選するための秘訣[第15回]

JACK
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いよいよ、今週から、下記の表のとおり、IPOが再開されますから、公募で獲得した方にとっては待ち遠しいところではないでしょうか。

ビーブレイクシステムズは、6月15日(木)に上場といっても、かなり強い買い気配からはじまることから、個人的に、実際に初値がつくのは翌日の金曜日の後場あたりになるのではないかと予想しております。

今後のIPO上場予定

上場日銘柄名コード市場仮条件公開値
07/12ソウルドアウト6553マザーズ06/2106/30
06/30GameWith6552マザーズ06/1406/22
06/30SYSホールディングス3988ジャスダック06/1206/21
06/30ツナグ・ソリューションズ6551マザーズ06/1206/21
06/27Fringe816550マザーズ2400-260006/15
06/21エコモット3987アンビシャス2470-273006/09
06/15ビーブレイクシステムズ3986マザーズ1550-16701670

それでは、今回からネット証券においての当選への戦略を考えていきたいと思います。

ポイントサイト経由の口座開設でちょっとお得に

その前に、前回、口座開設にあたり、キャンペーンを活用する旨の記載をしましたが、それ以外にもちょっとした小銭を稼げる手法があります。それは、ポイントサイトを経由するということであります。ポイントサイト?と言われると、よくわからないかもしれませんが、日常生活で使っているクレジットカードや電子マネーで付与されるポイントと変わりません。ただ、カードの発行がなく、あくまでもPCやスマートフォン上で管理するものになります。

数千円から1万円を超えるキャッシュバックまで

このようなサイトに会員登録して、サイトを経由して口座開設をするだけで数千円から1万円程度のポイントバックがあるため、4,000円でありますから、前回、掲載したキャンペーンより高額になっておりますので、ぜひ、未開設な方はこのようなポイントサイトを活用することを推奨いたします。

前置きが長くなりましたが、早速、まずは、SBI証券におけるIPO当選の近道やら秘策を経験を含めて、掲載していきます。

SBI証券のIPOチャレンジポイント

SBI証券の最大の特徴はIPOチャレンジポイントになります。

これは、既上場銘柄の公募増資・売り出しを除く新規上場株式のブックビルディング後の抽選・配分に外れた回数に応じて、IPOチャレンジポイントが加算されるというもので、次回以降のIPO申し込み時に、IPOチャレンジポイントを使用することによりIPOが当選しやすくなるSBI証券のポイントプログラムサービスです。

つまり、10回応募して、全てはずれれば10ポイントの獲得、100回応募して、全てはずれれば100ポイントの獲得と、とにかく、参加回数分、はずれる度にポイントが貯まるルールとなっております。

実際のIPOチャレンジポイントの増減は下記のルールとなっております。(SBI証券ホームページ引用)

ブックビルディングにご参加いただいたお客様IPOチャレンジポイントの増減IPOチャレンジポイントの加減タイミング
ブックビルディングのお申し込みをされたお客様使用されたポイントを減算ブックビルディングお申込時
抽選・配分に外れたお客様使用されたポイントに1p加えた値を加算抽選・配分終了時
ご当選されたお客様ご購入された場合/ご購入の意思確認をされなかった場合/購入辞退された場合使用されたポイントが消失されます
補欠当選されたお客様ご購入の意思確認をされ、繰上当選となった場合/ご購入の意思確認をされなかった場合/購入辞退された場合使用されたポイントが消失されます
ご購入の意思確認をされたが、繰り上げ当選にならなかった場合使用されたポイントに1p加えた値を加算購入意思確認期間終了時
抽選・配分対象とならなかったお客様使用されたポイントを加算抽選・配分終了時

※当社のブックビルディングは、「抽選及び配分時前受金制」となっております。抽選及び配分に際しましては、ブックビルディング時に発行価格以上の価格をご申告をなされた方で、抽選及び配分(買付余力確認)時に「発行価格×最低申込株数」以上の買付余力のあるお客様を抽選・配分対象とさせていただきます。
※ブックビルディングの期間中又は終了後に、当該株式の上場が延期又は中止等になった場合、IPOチャレンジポイントは、一部の例外的措置を除いて増減いたしません。
※ブックビルディング期間中に仮条件が変更となった場合は、「最低申込株数×申告価格」以上の買付余力があるお客様は全て抽選・配分対象となります。但し、抽選・配分(買付余力確認)時に相応の買付余力(応答日:募集最終日が最長受渡日)が必要になります。

引用元:IPOチャレンジポイントの増減例

どのくらいのチャレンジポイントが必要になってくるのか

では、一体どれくらいのポイントをためれば、当選確実ラインになるのかというところですが、前述したビーブレイクシステムズになると、私が知る限りの範囲になりますが、おおむね280ポイントから300ポイントが当選ラインとなっておりますから、今、ここで口座を開設して、この当選ラインまでのポイントを稼ぐとなると、おおむね1年でSBI証券のブックビルディングで稼げるポイントが80回(ポイント)から100回(ポイント)になりますから、逆算すると、3年近くかかってしまうことになります。

この3年という期間を投資のパフォーマンスということを考えれば、かなり長期になりますし、その当選で得られる公募価格と初値の鞘(さや)の利益が統計的にざっくり20~40万円ということになりますので、少しというかパフォーマンス的に時間がかかり過ぎるというか気の遠い話になり、嫌になってしまうのではないでしょうか。ですから、そのあたりの改善策等をまた次回に記載したいと思います。

今週末は名古屋、来月は大阪にて講演をします。ご都合がよければご参加ください。

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