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IPOラッシュもまもなく一服。今後の注目株は?[第35回]

IPOラッシュもまもなく一服。今後の注目株は?[第35回]

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JACK
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年度末ということもあり、IPOラッシュになっていますね。読者の方々も申し込みに追われていると思います。結構なボリュームのため、B級銘柄やC級銘柄については私自身もうっかりネットでの申込みを忘れるような銘柄もありました。

そんな中、やはり今年も堅調な初値をつけている銘柄ばかり。獲得した方にとっては、当選した勝ちという嬉しい展開になっています。

直近のIPO銘柄とその初値

主幹事がSMBC日興証券や野村証券、みずほ証券に偏っていたことから、やや人気が劣るB級銘柄ですら獲得できなかった方もいるでしょう。著しい公募割れ銘柄がない地合いでもありますので、引き続き諦めずにブックビルディングを継続しましょう。

実際に私の周りでも確認をしてみたところ、SBI証券が主幹事であるRPAホールディングスにおいては、SBIポイントを300ポイント以上使って100株当選、中には最高300株の当選をした方もいます。SBIポイントを活用したIPOの獲得術につきましては、こちらの記事を確認していただければと思います。

RPAホールディングスは公募価格3,570円に対して8,000円以上の初値が予想されています。100株当選で44万円、200株当選で88万円、さらには300株当選で130万円の利益となりますから、SBIポイントに換算すると1ポイントあたり1,466円~4,333円の価値。ポイントをコツコツ貯めて結果を出すことができた、典型的な成功例でしょう。

ただ、今後はさらに激戦となり350~400ポイントが当選のボーダーラインとなることも考えられます。自分自身の口座だけでは3~4年後の当選となりますから、やはり家族口座の活用が必須でしょう。理想は1年に1度、このようなA級やS級銘柄の当選を得たいところです。

もちろん、いつSBI証券のIPOチャレンジポイント制度廃止があるかわかりませんので注意は必要です。また、SBI証券がこのようなS級やA級銘柄の主幹事を毎年引き受けることは約束されてませんし、今後も1人に対して複数配分することは絶対ではありません。こればかりはSBI証券任せにはなってしまいます。

今後のIPO銘柄評価

今後のIPOは以下の通りとなっています。今回も参考までに私の評価を記載しておきます。

※3月18日現在

今後の注目株かつブックビルディングに間に合う銘柄となると、やはりAIという旬なジャンル、小型でマザーズ上場、経常利益の伸びも素晴らしいHEROZです。

主幹事はSMBC日興証券ですが、何せ小型でいうことから172,200株しかありません。同じく主幹事を務めたファイバーゲートのシェア95%の配分で積算すると、約163,600株となります。傾斜配分を考慮せずに全国の148支店で割り返すと、100株当選者が11人ほど。当選は至難の業という感じを受けます。

とはいえ、4月に限らず今年のIPOではトップクラスの内容で、軽く7桁抜きの一撃、100万円抜きが予想されます。ブックビルディングは初日に申し込むのはもちろん、とにかく1円でも預け金額をアップし、薦められる金融商品は購入する、というような体制だけは今からでも始めるところです。宝くじ感覚では、幹事証券であるマネックス証券あたりの抽選枠の参加だけはしておこうと思います。

いずれにしても、IPOラッシュはゴールデンウィークの前後で一服しますので、このタイミングで1銘柄でも多く、100株でもいいので獲得を目指したいところです。

もしも、このIPOラッシュで申込を片っ端からしているのに、B級やC級銘柄の1つも獲得できない方は、当選できない要因をしっかりと分析をしましょう。そもそもの支店に配分がないとか、口座開設している証券会社に配分がない、あるいは一般的に預け金額が少ない、ポイントが足りないなどです。いくら競争率がアップしているとはいえ、なぜ当選できないかが見えてくると思います。

繰り返しになりますが、S級銘柄やA級銘柄のリリースがあってから、新規に口座開設あるいは支店移管等をして、すぐに当選するというケースは、確率がかなり低くなっている様子です。やはり事前準備は必須ですし、今のタイミングでならGW明けの6月上場、夏休み前の7月上場銘柄を視野に入れて、大手証券会社や穴場のB級証券会社に口座開設しておきましょう。

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