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IPOが完全抽選のマネックス証券で当選確率を上げる方法[第19回]

IPOが完全抽選のマネックス証券で当選確率を上げる方法[第19回]

JACK
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現在のマネックス証券を知る

続々と7月のIPOの当選結果が出ており、早くも8月のIPOのリリースも始まっておりますが、皆さまのブックビルディングの獲得状況はいかがでしょうか。今回はマネックス証券の続編となります。マネックス証券においては、完全抽選での配分ということは前回、掲載しましたが結局のところ、その完全抽選の当選確率を上げるコツはないのだろうかと質問もあろうかと思います。その問いに答える前に、現在のマネックス証券の総口座数は、下記のとおり、17万件以上あり、実際に稼働している口座数も10万件以上あり、毎月毎月、増えているのが実情であります。

直近のマネックス証券の口座推移

年月総口座数(口座数)総口座数(うち稼働口座数)預り資産(単位:億円)
2017年6月1709602103021739773
2017年5月1703997102576238726
2017年4月1699914102423238081
2017年3月1696123102336938031
2017年2月1691012102067638317
2017年1月1684158101832537920
2016年12月1679863101643937984
2016年11月1674318101439137069
2016年10月1668473101147235538
2016年9月1663648100934634518
2016年8月1658703100687834513
2016年7月1655294100496834257
2016年6月1649847100225133059
2016年5月164356899872635330
2016年4月163943799699034729
2016年3月163517299536834772
2016年2月162856099294233447
2016年1月162163598795335254
2015年12月161901298577437069
2015年11月160923798195737726
2015年10月159726197510237302
2015年9月158470196483734857
2015年8月157447596145936796
2015年7月156741095737438816
2015年6月155923695273338407
2015年5月154987994701039025
2015年4月154264594380137899
2015年3月153399293902937054

ですから、この数字を意識してのIPOの応募になりますから、マネックス証券で数百株や数千株の配分があったとしても当選確率は低いというか絶望的な数値になるということは自(おの)ずと理解できるかと思い、面倒になって申し込みを止めてしまう方がほとんどではないでしょうか。

ただ、少しの工夫をするだけで、この当選確率を上げる方法があります。

割合の数値を上げることが確率アップのポイント

端的に言えば、割合の数値を上げることになります。割合の数値と言われてもピンと来ない方もいるかと思いますが、仮に自分自身で100株の応募というか1人の応募で考えれば、稼働口座の方の半分である50000人の応募と考えると、5000株の配分(100株単位として50人)がマネックス証券にある場合においては、マネックス証券の当選確率は、50÷50000=0.1%となりますが、もしも2人の応募と考えると1人当たりの当選確率が0.1%になりますから、その当選確率は、0.2%と2倍になりますから、3人なら3倍の0.3%、4人なら4倍の0.4%という形に確率は上がります。

とは言っても、実質、1名義で1口座しか開設できませんから、ここでは、その口座数を増やすには家族口座を使います。要は、家族口座のどれかで当選すれば、利益を享受できますので、結果的に資産形成に寄与することがわかります。

家族と言っても範囲は多々あります。まずは、既婚者であれば、妻や夫といった配偶者が王道であり、単身者であれば、両親、兄弟といったところになると思います。口座開設を薦める理由は、基本的には、IPOの魅力を説明して、いかにローリスク、ミドルリターンであるかを理解していただき、口座を開設していただく作業は、多少は、本人確認書類等の準備等の時間を要しますが、ハードルは低いと思っております。

IPOのメリットで身内の口座開設を説き伏せる

私自身においては、既に自身の親は他の店頭証券で口座開設していたことから、株式投資の理解はあり、スムーズに口座開設に至りましたが、配偶者の親については、昔、親戚が信用取引で破産をしたことがあり、株式投資アレルギーがありました。しかし、通常の株式売買と違って、IPOは応募するにはお金がかかりませんし、基本、よほどのことがない限り、私自身が選別したIPOを同じように薦めるわけでありますから、応募して当選したIPO銘柄が公募割れ(募集価格を下回る)といようなことがまずないと説得し、今では、向こうから、毎回毎回、IPOの銘柄を聞いてくるようになり、私自身の応募スタンスを伝えるだけになりました。

ちなみに、IPOに応募する資金や口座開設は、もちろん各自で用意して、自分自身の意思でやらないと、贈与税の発生や借名口座の疑いもかかりますので、ご注意ください。また、マネックス証券(以前紹介したSBI証券含む)においては、未成年口座の開設も可能であります。少なからず、下記のような注意点がありますが、お子さまがいる方には、IPOの当選確率を上げるに必須の未成年口座開設となります。

未成年者の口座開設の注意点

  • 法定代理人の届け出が必要です。
  • 法定代理人としてお届けできる方は、原則、当社に口座をお持ちの親権を有するお客様です。口座開設申込書の「未成年者に係る法定代理人届出書」欄にて届け出いただきます。
  • 法定代理人と口座開設される方とのご関係を確認できる公的書類の添付が必要です。
  • 口座開設時にお届けいただいた法定代理人に変更がある場合には、変更のお手続きが必要となります。
  • 口座名義人となる未成年者本人が取引等を行う場合には、別途、お手続きが必要となります。

なお、この未成年口座につきましては、基本は、親などの法定代理人が実際に取引の応募含む)をしますので、IPOの応募等においては、自分自身と同じオペレーションをするだけですから、非常に簡易と言ったところだと思います。

未成年口座取扱商品

取扱商品利用可否
国内株式
国内上場投資信託
(ETF・REIT)
現物取引
ワン株(単元未満株)
信用取引×
新規公開株等の公募・売出し(IPO・PO)
外国株(米国株・中国株)
投資信託
債券
オルタナティブ投資
先物・オプション取引(日経225)×
FX PLUS(店頭外国為替証拠金取引)×
マネックス・ゴールド
くりっく株365×

さらには、実際に開設できる方は限られますが、個人口座以外にも法人口座でのIPOの応募も可能であります。

とこのように、自分一人の口座でなく、基本は家族パワーでの口座開設、さらには法人口座の活用をすることにより、少しでも当選確率を上げることを心掛けるべきだと思います。繰り返しになりますが、口座開設やIPOの応募にはお金はかかりませんし、逆にキャンペーン等を活用すれば、口座開設ごとに、数千円のキャッシュバックを得ることもできますので、口座を増やすことをやらないという選択肢はないと思っております。

今月は大阪にて講演をします。ご都合がよければご参加ください。

大阪講演

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