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IPOに申し込むための11の条件

IPOに申し込むための11の条件

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申し込まない場合がある・・・その理由とは

今回は、現在、ブックビルディング中の楽天証券について掲載いたします。そもそも、画面遷移を見ると、下記のようにIPOの申込画面がわかりにくいところがあります。

楽天証券画面1
引用元:楽天証券

そもそも最初の画面からはまずわかりません。下部にスクロールして「目的から探す」「取引・注文する」をクリックします。

楽天証券画面2

ここでも下にスクロールをしないと見えない「新規公開株式」をクリックします。

楽天証券画面3

とここでやっと申し込みの画面にたどりつくという仕様になっております。

あとは、銘柄をクリックしてというところでありますが、画面表示のとおり私は未参加となっております。

「えっ!それなりの初値が上がるのに、諦めないで申し込みを継続するといつも言い続けているではないか?」

との指摘もあろうかと思いますが、さすがに当選確率が天文学的数値であることから、いくら数分と言っても、さすがに時間の無駄と思って、未参加を選択したところであります。

「天文的は数値?」というのはどういうことでしょうか。実際に楽天証券においては、申し込みをした後に倍率を知ることができますので、過去の結果を掲載しておきます。

銘柄 倍率 当選確率
はてな 844倍 0.12%
TKP 384倍 0.26%
SYS 955倍 0.10%

なぜに、このような天文的な数値になってしまうのは、ほとんどが楽天証券への配分が通常の主幹事や幹事での配分ではなく、引受人がおおむね2,000株を上限として、全国の販売を希望する引受人以外の金融商品取引業者に販売を委託する方針であり、その割り当てに楽天証券が選ばれた結果になり、おおむねというか最大500株の配分になります。

そのあたりは、後に日本証券業協会のホームページ(HP)からも把握することはできますが、参考までにTKPの委託配分の結果を掲載しておきます。

銘柄名:TKP

割り当て対象株式数 2,000株
申込総株式数 40,800株
割り当て総株式数 2,000株
申込社数 84社
割当社数 5社

割当証券社名

証券社名 割当株数
東洋証券 500株
楽天証券 500株
光世証券 500株
ひろぎんウツミ屋証券 400株
日産証券 100株

このような結果を鑑みれば、さすがの私も申し込まないのがわかると思います。

また、この場合のわずか5人に対しての裁量ではなく完全抽選ということであれば、勝ち目はまずないと考えているところであります。

ですから、このような最初から幹事証券になっている場合には当然の事ながら、申し込みをするのですが、委託配分の場合はわずか5人、時には4人とか1人しか当選しないことから、私自身はスルーをしているところであります。

余談ではありますが、このような委託配分での抽選は、本来のブックビルディングの開始日におおむね把握することができることから、当初における、IPO募集のリリースには、当然の事ながら、掲載されてなく、委託配分の結果、当選してからのリリースとなることから、HPの画面での募集は突然というか、かなり遅れて募集になっているところであります。

なお、このような委託配分から急きょ、当選からの募集というところでは、松井証券でも同じ傾向でありますので、私自身は委託配分の場合は原則申し込みをしていないところであります。

以上のことから、私自身はネット証券においては、SBI証券とマネックス証券を軸におき、可能な限り家族口座も活用して、とにかく、下記の11カ条の要件をほとんど満たさない銘柄(公募割れ銘柄:初値が募集価格を下回る)以外は申し込むところであります。

IPO申込11カ条

  • 1.人気のある業種である。
  • 2.将来性がある。
  • 3.マザーズ上場銘柄である。
  • 4.VCや大株主売り抜け防止のロックアップ期間もしくは条件がある。
  • 5.そもそもの公開株数が少ない。
  • 6.公募株数より売り出し株数は少なめである。
  • 7.業績や利益が順調に伸びている。
  • 8.赤字企業ではない。
  • 9.株価収益率(PER)は妥当である。
  • 10.上場目的が、換金性を含め露骨ではないか。
  • 11.主幹事証券会社が信頼できるか。

その上で、もしも主幹事になっていれば、今回紹介した、楽天証券や松井証券というところは申し込むところであり、一昨年の郵政グループでの上場時は当然の事ながら、家族総出で申し込みをしたところであります。

また、覚えておきたいところとして、三菱UFJモルガンスタンレー証券が主幹事を務めるIPO銘柄においては、同じグループ系列のカブドットコム証券、GMOグループがIPOとして上場する場合の同じグループのGMOクリック証券においては、今回、紹介した委託配分数より、当選株数や当選確率が上がることから、申し込みは必須であります。

なお、一般的にネット証券の場合は、申し込み→確認→再度の申し込み といったようにタイトなスケジュールの中で数回、HPにログインしてクリック等しなければいけないので、しっかりと手帳やカレンダーにおいてスケジュール管理をする必要があります。このあたりは、店頭証券であれば、担当から、申し込みさえすれば、結果確認を含め、全て、向こうから連絡をくれるので、当選確認や申し込みを忘れることはありませんが、ネット証券の場合は全て自己完結でありますので、注意が必要であります。

当然の事ながら、もう10年以上、IPOの申し込みをしておりますから、幾度となく、当選をしているのに、〆切(しめき)りに間に合わないで、泣く泣く逃したという経験はしておりますので、自分を戒めるためにも記載したところであります。

個人投資家
バーテンダー、予備校講師、サラリーマンと多彩な職歴を歩む傍ら、IPO(新規公開株)を中心に2億円近くまでの資産を稼ぐ。株式投資を主戦場としつつもFX投資や不動産投資にも参戦している。「日本証券新聞」にて月1コラム連載。

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1万円を1年で100万円に! はじめての人の「株式」投資生活
元手50万円から始める! 月5万円をコツコツ稼ぐらくらく株式投資術

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