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IPOが当たらない人の特徴と当選するための方法[第9回]

IPOが当たらない人の特徴と当選するための方法[第9回]

JACK
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前回の記事までは、店頭証券での裁量の優先度をあげることとして以下の4点を掲載しました。

  • 今後、取引の増大が見込まれる顧客
  • 担当のノルマに協力してくれる顧客
  • 損失を与えている顧客
  • 高額な金融商品を購入してくれる顧客

店頭証券で裁量での獲得を目指している方は、取り組みやすいものからチャレンジしていただき、ぜひIPOの旨味を感じてもらえればと思います。

今回は、IPOが当たらない人の特徴と、当選するための方法を見ていきましょう。

IPOが当たらない人の特徴

店頭証券での裁量だけでの話ではありませんが、よく聞くのが「当たらないから諦めた」「面倒くさいからやめた」というような回答です。たしかに、IPO応募にはそれなりに手間はかかります。とにかく自分の資産が増えなければ話にならないということもよくわかります。

まあ、ある意味そのような方がいるから、競争率が多少上がっても、まだまだ私も店頭証券での優先順位維持や当選という恩恵にあずかっているのかもしれませんが・・・

そもそも年間の上場数はここ数年間を見ても80社ぐらいが平均値。そこから、明らかにうまみのないIPO銘柄を差し引くので、50社前後が申し込む回数になるでしょう。IPOは当たらないほうが多いことを理解しておき、継続して申し込んでいくことが基本的な取り組みなのです。

ここ数年の上場数を以下にまとめてみましたので確認してみましょう。

2014年の上場数
市場 上場数
東証一部 10
東証二部 10
東証マザーズ 44
JASDAQ 11
合計 75
2015年の上場数
市場 上場数
東証一部 8
東証二部 9
東証マザーズ 61
JASDAQ 11
合計 89
2016年の上場数
市場 上場数
東証一部 8
東証二部 5
東証マザーズ 54
JASDAQ 14
合計 81
2017年の上場数
市場 上場数
東証一部 11
東証二部 8
東証マザーズ 49
JASDAQ 18
合計 86

上場のタイミングを見誤っていないか

上場の時期を考えると、2月・5月・8月は年末年始・GW・夏休みなどの関係で、上場する企業がほとんどありません。この時期にいくら頑張っても、IPOで儲けるには難しいタイミングなのです。

逆に、休み明けの9月最初のIPOは爆騰しやすい傾向があります。また、新年1発目の銘柄は注目されるIPOとなるので、そこで当選を獲得できるとかなり大きいリターンが見込めることは言うまでもありません。いずれにしても、この年間的なアノマリーを理解してブックビルディング戦略を立てることも必要です。

ちなみに私の場合は、このスケジュールを逆手にとってGWやお盆の時期に新規口座を開設、2月や10月は積極的に店頭証券会社との取引に応じるようなことをしています。

もちろん、どれほど効果があるかというのは相手があってのお話ですので、IPO獲得を確約をするということではありません。ただ、あえて私がここで言及していることを含みに感じていただければと思います。

主幹事の証券会社を攻略できているか

「当たらないから諦めた」という回答をもう少し詳しく伺うと、ほとんどの方が主幹事会社の1~2社での応募に終わっています。前述した年間50社のうち、配分比率の多い主幹事を務めている店頭証券は、野村証券・SMBC日興証券・大和証券・みずほ証券・三菱UFJモルガンスタンレー証券です。理想はこの5社すべてに同じような戦略を取ることです。

全ての証券会社を完璧に攻略している知人がいますが、その方のIPOのパフォーマンスはすさまじい結果になっていることは言うまでもありません。

しかし、さすがにそこまでの資産はもちろん、交渉する時間も体力も難しい方がほとんどでしょう。私自身も、この5社の攻略を継続していることは難しく、執筆時点では2社が友好、1社が気持ち有効、1社が微妙、1社が絶望、というような状況です。

オフ会等に参加した時のIPO当選話や攻略法の会話は、「あそこの証券会社は私も無理です」「あの証券会社は攻略しやすかった」など同感することもあります。しかし、全国展開をしている大手証券会社ですから、当然、自分とは異なる結果になる証券会社もあるでしょう。

IPOで当選するための方法

「当たらないから諦めた」という方は、どの証券会社に応募して諦めたかを確認してもらいたいところです。各証券会社に裁量枠でのブックビルディングをしてもらってから結論を出してもらいたいと思います。

ちなみに私の親が住む田舎は、車で1時間かけても証券会社5社のうち2社の支店しかありません。大都市なら5社すべてにチャレンジすることができると思います。経験則から言えば、そこまで実践すれば少なくとも裁量枠でまったく当選しないということにはならないでしょう。

口座開設して証券会社と交渉し、ブックビルディングから当選結果発表というスキームで、1社あたり2カ月と考えると1年近くかかります。1年間まったく当選しないということは考えにくいでしょう。

「5社も口座を開設して交渉するなんて、当選までに手間がかかり過ぎる」という意見も相変わらずあるかもしれません。何度も繰り返しますが、10万円や20万円のお金が、実質1週間程度で50万円や100万円になることを経験すれば、そのような思いは吹き飛ぶでしょう。

私もブックビルディングが全く当選しない回数が続けば、当然ながらへこみます(笑) しかし、IPOは面倒だからもうやめようとか、店頭証券会社からの電話がうるさいなどと考えることはありません。気持ちを切り替えて次の銘柄の申込み開始を考えれば、ネガティブに必要は一切無いのです。

私の場合、IPOの爆騰ぶりがわかっていて、10年以上ブックビルダーとなっていることから、2~3カ月当選しなくても毎度のことと割り切れるのかもしれません。いずれにしろ、とにかく諦めない精神で継続して申し込みを行うことが、IPOで当選するための方法なのです。

以上で、店頭会社における裁量配分の攻略法は多少なりとも見えてきたのではないでしょうか。次回からは裁量配分に対しての抽選配分の考え方について掲載していきます。

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