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IPOが当たらない人の特徴と提言

IPOが当たらない人の特徴と提言

今まで、店頭証券での裁量の優先度をあげることとして、以下の4点を掲載しました。

・今後、取引の増大が見込まれる顧客
・担当のノルマに協力してくれる顧客
・損失を与えている顧客
・高額な金融商品を購入してくれる顧客

今一度、店頭証券で裁量での獲得を目指している方には是が非でも取り組みやすいものから、チャレンジしていただき、それなりのIPOという名の果実を獲得していただければと思います。
ただし、ここでいくつかの注意点があります。まずは、基本的なこととして、必ず継続することであります。

上場のタイミングを見誤っていないか

上場のタイミングを見誤っていないか

よく聞くのが、店頭証券での裁量だけでのお話ではありませんが、
「当たらないからやめました」
「面倒くさいからやめました」
「えっ!もうIPO投資をやらないの?」と聞くと、そのような回答です。

まあ、ある意味、そのような方がいるから、多少なりとも競争率が上がっても、まだまだ、私も店頭証券での優先順位の上位維持はもちろん、当選という恩恵にあずかっているのかもしれませんが・・・もちろん、前述した四つのことを実践して、すぐに結果が出ることが望ましいですし、それなりに手間暇やら証券会社に貢献をしていることから、とにかくパフォーマンスということでも自分の資産を増やしていただかなければ話にならないということはよくわかります。

しかしながら、そもそも、日常生活の食事などと異なり、そもそもの年間の上場数はここ数年間を見ても80社ぐらいが平均値になっておりますから、そこから、明らかにうまみのないIPO銘柄を差し引くので、50社前後が申し込む回数になろうかと考えております。

IPO 2014年上場数

内訳 合計
市場第一部 10
市場第二部 10
マザーズ 44
JASDAQ 11
合計 75

IPO 2015年上場数

内訳 合計
市場第一部 8
市場第二部 9
マザーズ 61
JASDAQ 11
合計 89

IPO 2016年上場数

内訳 合計
市場第一部 8
市場第二部 5
マザーズ 54
JASDAQ 14
合計 81

IPO 2017年上場数

内訳 1月 2月 3月 合計
市場第一部 0 0 3 3
市場第二部 0 0 2 2
マザーズ 1 2 12 15
JASDAQ 0 2 4 6
合計 1 4 21 26

また、細かく上場の時期を考えると、とにかく2月、5月、8月といったあたりは上場する企業がほとんどありません。このあたりは、夏休みであったり、GWであったり、年末年始というタイミングが大きく関係していると思いますので、いくらこの時期に頑張ってもなかなか即効性というタイミングは難しいです。

逆にそのほとんどのIPOがお休み期間明けの8月の場合であれば9月最初のIPOは爆騰しやすい傾向がありますし、また、以前から言っているように、新年1発目とかの銘柄は注目されるIPOとなりますので、そこで当選を獲得できるとかなり大きいことは言うまでもありません。

いずれにいたしても、この年間的なある意味、アノマリーを理解して、ブックビルディングの戦略を建てるということも必要であります。ちなみに私の場合は、このスケジュールを逆手にとって、GWやお盆の時期に新規に口座を開設、2月や10月といったあたりは積極的に店頭証券会社との取引に応じるようなことをしております。

もちろん、どれほど効果があるかというのは相手があってのお話でありますから、IPO獲得の成功やら確約をするということではありませんが、私がここにあえて記載するということを含みに感じていただければと思います。

当選しない人にとって一番の特徴は何か

当選しない人にとって一番の特徴は何か

また、先ほどの「当たらないから諦めた」という回答をもう少し、詳しく伺うとほとんどの方が主幹事会社の1社もしくは2社というところの応募に終わっています。基本的には、前述した年間50社のうち、配分の比率の多い主幹事を務めている店頭証券は、野村証券、日興証券、大和証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券というところになりますから、その5社がそもそもの応募先になります。

理想は全てこの5社の店頭証券に同じような戦略を取るのが理想的でありますが、さすがにそこまでの資産はもちろん、おのおの交渉するというのは、時間的にも体力的にも難しい方がほとんどではないでしょうか。

もちろん、全ての証券会社に完璧に攻略している方も知人にはいるのですが、その方のIPOのパフォーマンスはすさまじい結果になっていることは言うまでもありません。

私自身も、さすがにこの5社を完璧に攻略を継続しているのが難しく、内情というか私の場合に執筆時点での内訳までは記載しませんが(笑)、2社が友好、1社が気持ち有効、1社が微妙、1社が絶望 というようなわかりやすいカテゴリーになっておりますから、その「当たらないから諦めた」という方については、まずはどの証券会社に応募して諦めたかを確認してもらいたいところです。

実際にオフ会等で参加した時のIPOの当選話や攻略法での会話は
「あそこの店頭証券会社は私も無理です」
あるいは
「あの証券会社は攻略しやすかった」
などなど同感することもあれば、基本的には、全国展開をしている大手証券会社でありますから、当然のことながら、自分とは前述したカテゴリーとは、異なる結果となっている証券会社もあります。

諦める前にできることをしよう

諦める前にできることをしよう

以上のことから、基本的にはその諦めるにあたっては、おのおのの証券会社に裁量枠でのチャレンジという名のブックビルディングをしていただいてから、結論を出していただければと思います。

ちなみに、私の親が住む田舎では、5社すべての証券会社の支店がなく、1時間くらいかけてなんとか2社しかないという所もありますが、基本的には大都市であれば、最大の5社におのおのチャレンジすることができると思います。

そこまで実践をすれば、経験則から言えば、少なくともまったく裁量枠で当選しないということにはならないかと思います。実際に、1社あたりにだいたい、口座開設→証券会社との交渉→ブックビルディング→当選結果発表 というスキームで2カ月くらいかかったとしても単純に1年近くかかりますから、1年間まったく当選しないということも考えにくいと思っております。

「えっ!やはり、そんなに口座を開設して、いちいち5社近く、当選するまでに手間暇がかかり過ぎる。」
というような意見も相変わらずあるかもしれませんが、何度も繰り返して言いますが、10万円とか20万円のお金が、わずか実質1週間くらいで50万円とか100万円になることを経験するとそのような思いは吹き飛びます。

そのあたりは、時間をお金で買うという観点でやめられなくなる世界がIPOだと思いますが、いかがでしょうか。私自身もブックビルディングが全く当選しない回数が継続すると、その時は当然の事ながらへこみますが(苦笑)、もうIPOは面倒だからやめようとか手間がかかる、あるいは店頭証券会社からの電話がうるさいというようなことを考えることはなく、とにかく、早く次の銘柄の申し込みがはじまらないかと考えておりますので、一切、ネガティブになることはありません。

おそらく、そのあたりの経緯は、IPOの爆騰ぶりがわかっていることと10年以上、ブックビルダーとなっていることから、少しの間(2カ月とか3カ月)、全く、当選しなくても毎度のことと割り切れる過去の経験則から来ているのもあるかもしれません。いずれにしろ、とにかく諦めない精神で継続申し込みのを行う、の一言に尽きます。

以上を持ちまして、多少なりとも店頭会社における裁量配分の攻略法は少なからず見えてきたのではないでしょうか。
次回からは裁量配分に対しての抽選配分の考え方について、掲載するところであります。

追伸

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個人投資家
バーテンダー、予備校講師、サラリーマンと多彩な職歴を歩む傍ら、IPO(新規公開株)を中心に2億円近くまでの資産を稼ぐ。株式投資を主戦場としつつもFX投資や不動産投資にも参戦している。「日本証券新聞」にて月1コラム連載。

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著書
1万円を1年で100万円に! はじめての人の「株式」投資生活
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