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国内ETFとは何が違う?海外ETFの魅力

国内ETFとは何が違う?海外ETFの魅力

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★★★☆☆

世界でもっとも上場投資信託(ETF)が上場・取引されているアメリカは、日本では投資できない国や地域、資産を対象とするETFも多数上場していることから、世界でもっともETF取引が活発な国の一つです。そんな海外ETFですが、日本で投資することも可能です。

今回は、海外ETFと国内ETFの違いや投資対象としての魅力、どのようにして投資するのかを見てみましょう。

海外ETFは流動性が高いのが大きなメリット

日本ではまだまだETFが浸透していないため、狙ったときに希望する価格で取引できる銘柄は日経平均や東証株価指数(TOPIX)に連動するごく一部の銘柄に限られていますが、海外ETFの中心的な市場であるアメリカでは、主要な銘柄で数千億円から数兆円単位での取引があるため、取引が成立しないリスクは極めて低いといえます。

取引できる証券会社が限られているのがデメリット

海外ETFは国内の証券会社からでも取引できますが、従来の対面証券で海外ETFの取引に対応している会社は限られているため、ネット証券での取引が中心となります。ネット証券で海外ETFの取り扱いに積極的なのは、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社に限られているので、この3社での口座開設が必要となります。

取引時間は現地時間に準拠する

海外ETFは、日本の証券会社から海外の証券取引所に直接注文をすることになるため、取引時間は現地時間となります。例えば、アメリカのニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引時間は、日本時間で23:30~翌6:00(サマータイム実施時は22:30~翌5:00)となります。また、休場となる日もアメリカの祝日によります。取引時間以外の取引ルールは、証券会社によっても異なるため、事前の確認が必要となります。

利便性はどんどん改善されている

主要なネット証券会社では、特定口座での海外株式・ETFの取引ができるようになりました。また、国内株式と海外株式の損益を証券会社側で通算してくれるようになったため、確定申告の手間が省けるようになるなど、利便性の改善が進んでいます。

信託報酬は安いけどその他のコストが高い海外ETF

国内ETFよりも格段に運用資産が多い海外ETFは、運用経費である信託報酬が極めて低い水準で設定されています。信託報酬が安い海外ETFは良好な運用結果が期待できる反面、国内ETFと比べて売買手数料はかなり高くなるだけではなく、為替手数料などの各種コストがかさむというデメリットがあります。

同じ指数を対象とするETFが国内ETFで上場していれば、全体的な取引コストを含めて海外ETFを購入するほうが有利なのかを計算しておきましょう。

為替変動リスクとその他のデメリット

海外ETFは外貨建てで運用されるので、保有期間中は為替変動リスクも抱えることになります。保有期間中に円安が進めば利益増につながりますが、円高になると外貨ベースでは利益が出ていても円貨ベースでは損失が発生してしまうこともあります。

為替変動リスクを避けたいならば、為替ヘッジ付きの投資信託が無難です。

まとめ

国内ETFと比べて、流動性が高く魅力的な銘柄が多い海外ETFですが、外貨建ての資産である以上、国内ETFとの違いを把握して取引をすることが欠かせません。

国内ETF・海外ETFのどちらも、数年前と比べても取引環境は格段に改善が進んでいます。海外投資を考えているのであれば、その第一歩として海外ETFを活用するのは有効な選択肢と言えるでしょう。

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