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改めて見直す。株式投資をはじめるメリットとは

改めて見直す。株式投資をはじめるメリットとは

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★☆☆☆☆

少額投資非課税制度(NISA)口座の普及により、株式投資をはじめる人たちは増加傾向にあります。そこで気を付けたいのが、投資をはじめた理由が明確かということです。理由が不明瞭だと、値下がり局面で投資を放りだす原因にもなります。

今回は、株式投資をはじめるメリットを改めて見直してみましょう。

投資は効率よく資産を増やす方法の一つ

ゼロ金利やマイナス金利政策が導入されている現在、銀行にお金を預けていてもほとんど増えず、手数料の支出ばかりがかさみます。同様に、資産運用効果(貯蓄性)のある保険でも、あまり資産を増やせないばかりか、途中解約すると損失が確定してしまいます。

このような状況でも資産を増やすことが期待できるのが、株式投資です。数ある資産運用の中でも、少額でもはじめられる株式投資は手軽な方法と言えます。

値下がりリスクは無視できないが税制優遇は大きい

超低金利時代でも株式投資で利益を期待できるのは、リスクを取る「リスクプレミアム」を上乗せしているからです。減るリスクがあるところにお金を投入するからこそ、成功すると利益を得られるのです。

株式投資で利益が出ると所得税と住民税の課税対象になりますが、NISA口座での取引には一定額までの非課税枠が設定されているなど、個人投資家向けの優遇政策も充実しています。

社会や経済のことを深く知るきっかけになる

株式投資で利益を出すには、幅広く情報を集めて分析したうえで、その結果に基づいて投資する銘柄を決めて、売買のタイミングを判断する必要があります。そのためには、さまざまな媒体で最新の情報を集めることが重要です。

個別銘柄の値動きには、国内の政治や金融・経済の動向、さらに世界経済の動向が影響を与えます。投資をすることで社会や経済のことを深く知ることにもつながるのです。

社会・経済の知識は投資以外の場面でも活用できる

投資判断のために集めた情報は、投資判断以外の場面でも使えます。

経済の先行きを予想するために収集した情報は、仕事での意思決定にも活用できます

収集した情報を活用する方法は人それぞれ。自分にマッチした方法を見つければ、仕事も投資もうまくいく好循環の構築が期待できます。

株主優待でお得にモノ・サービスを購入できる

株式投資の魅力として、株主還元の一環として企業が自社の製品やサービスをプレゼントする株主優待があり、自社の製品やサービスではなく、金券や商品を送ってくれるものもあります。

よく使う外食チェーンがあるなら、そのチェーンを運営する企業の株式を購入して、株主優待でお得に利用できます。同様に鉄道や航空会社の株主優待を使えば、旅行の旅費を抑えることもできます。

換金できれば実質的なリターンになる

投資を考えている企業の株主優待が、あなたにとって魅力的でないときは、売却・換金することで一種の配当金のようなリターンと考えることができます。

株主優待は、自社の利用者やリピーターが増えることを期待して発行するものです。まとまった金額の株主優待を導入している銘柄は、換金売りで予想よりも大きなリターンを得られるケースもあります。

まとめ

効率よく資産を増やす方法として株式投資を見たときに、値上がり益や配当だけではなく、投資判断のために集めた情報や株主優待といった副次的な要素を活用することで、より多くのリターンを狙えます。

自分の資産をリスクに晒す株式投資は、目的を明確にして取り組むことで自身のスキルアップ・レベルアップにも貢献するのです。

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