
株式投資の勉強はどこで何をすればいい?
株価の変動には必ず理由があり、その理由を知ればリスクを抑えながらリターンを追求できますが、そのためには株式投資の基礎知識を知る必要があります。
今回は、意外と知らない株式投資の勉強法と、その方法を見てみましょう。
この記事のもくじ
実際に株式投資をはじめるのが効果的
株式投資を本気で学びたいなら、まずは投資をはじめることが重要です。実際に株式投資をはじめると保有銘柄の値動きが気になるようになり、その理由も考えるようになります。
値動きに注目すれば値動きの背景や理由にも注目するようになり、投資精度も向上するだけではなく、利害に直結するので、勉強の本気度も変わります。
マーケットチェックを習慣にする
個別銘柄の値動きも大きな視点で見ると基礎的経済条件(ファンダメンタルズ)に左右される部分が大きいため、投資の勉強は市況を知ることと言っても過言ではありません。日々のマーケットチェックを続けることで、株式投資の知識を養うこともできるのです。
マーケットと株価の値動きを比べることで、企業決算や重要統計の動向が株価の値動きにどう影響するのかを理解できます。
投資スクールやメルマガも手段の一つ
最近では、オンラインの投資スクールや投資情報を定期配信する有料メルマガも登場しています。投資の勉強を何からはじめて良いのかか分からなければ、これらを利用することも手段の一つです。
ただし、これらの有料ツールは最終手段。経験豊富な講師やアナリストであっても、相場の動きは読み切れないのは注意が必要です。
オンラインの情報も活用する
近年では有料・無料を問わず、投資情報もインターネットで手に入りやすくなりました。身近な例では、SNSで積極的に発信している著名なトレーダーをフォローすれば、彼らの投資行動の一部を知ることもできます。
これらのオンラインの情報だけでも、株式投資に必要な基礎知識を十分に学ぶことはできます。ただし、オンラインの投資情報は玉石混合であることが珍しくないことは注意が必要です。
投資対象の金融政策の動向には注意する
投資をするのであれば、投資対象の国や地域がどのような金融政策を採用しているかを把握しておくことも必要です。為替や株価は金融政策の影響を受けやすく、ある国の金融政策を知らずに投資をするのは非常に危険です。
首相官邸や財務省、日本銀行のホームページを見れば、金融政策の知識を深めることができます。投資初心者こそ、公的機関のリリースを積極的に活用することを考えましょう。
市場参加者の資金フローも参照しよう
東京証券取引所(東証)の取引参加者の6割以上は外国人投資家が占めているので、その資金の流れ(資金フロー)は市場の動向に大きく影響します。週次の市場参加者の動向をしることで、投資の精度も向上します。
日本取引所グループ(JPX)では、市場参加者の資金フローを毎週まとめて投資部門別売買動向で発表しているので、定期的にチェックしてみましょう。
まとめ
インターネットの普及により投資の勉強をはじめる環境はかつてなく整えられています。意欲さえあれば投資の勉強だけではなく、投資をはじめることもできるようになりました。
一方でその内容は玉石混交であり、誤りや詐欺に引っかからないように注意が必要です。自分の投資レベルに合わせて、リスクを抑えた取引のための知識を身につけるようにしましょう。
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