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総合証券会社とネット証券会社の違いはどこ?

総合証券会社とネット証券会社の違いはどこ?

株の教科書.com編集部
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記事の難易度:★☆☆☆☆

証券会社は、総合証券会社とネット証券会社に分けることができます。簡単に言ってしまえば、昔からある店舗を構えて窓口で担当者が応対するのが総合証券会社。対して、口座開設の申し込みから実際の取引まで、インターネット上でほぼ全ての手続きを完了できるのがネット証券会社です。

両者の違いがどこにあるのか、4つの視点からさらに詳しく掘り下げます。違いを踏まえ、自分にあった証券会社を選ぶ判断基準にしましょう。

違いその1・担当者が常駐している店舗があるかないか

充実したサポートが魅力だがコストがかかる総合証券

一般的に、総合証券は顧客一人ひとりに担当者が付き、商品の提案などの相談に乗る体制をとっています。株を購入するにあたり、やはり株のプロに相談したほうがいい、という方が多く利用されていると考えると、イメージしやすいかもしれません。

店舗に行くと営業窓口があり、証券マンという人たちが応対してくれます。そのため、総合証券では建物の賃料や証券マン、事務スタッフの人件費など、店舗運営のためのさまざまなコストが発生します。

低コストと充実したラインナップが特徴のネット証券

一方、ネット証券は集客・顧客対応などの一連の手続きをほとんどインターネット上で完結させる体制をとっているため、実店舗を持っていることはほとんどありません。店舗運営にかかるコストを低く抑えることができるので、手数料が安く済むというメリットがあります。

日本では金融商品を取り扱う場合、金融商品取引法という法律を守る必要があります。これまでは一定の基準を満たした大手証券会社に限って金融商品の取り扱いが認められていました。

1998年から1999年にかけて実施された「金融ビッグバン」により、証券会社の参入自由化がすすめられたことで、頃、証券会社が自由に決められるようになりました。

同時期に、インターネットが普及しだしたのも手伝って、証券会社の新しい業態としてネット証券が出現し、既存の総合証券にはない多用なサービスを提供するに至っています。

違いその2・どんな顧客をターゲットにしているか

富裕層を狙う総合証券

総合証券の場合、株式等の金融商品の取り扱いにはじまり、新規株式公開(IPO)の引き受け、顧客一人ひとりに応じた資産形成のコンサルティングなど幅広い業務を実施しています。そのため、主なターゲットとなるのが運用資金が豊富な富裕層です。

富裕層のフォローにはには、担当者をつけていい関係を築くなどのコストがかかります。その結果どうしても手数料を高く設定せざるを得ない、というのが実情です。

ネット証券は資産形成層から富裕層まで幅広い

ネット証券、金融商品の取り扱いを中心を展開しているので、顧客のフォロー体制の範囲は総合証券に比べるとやや劣ります。フォローに経費をかけない分、手数料を低くに設定して、資産形成層から富裕層まで、幅広い層にアプローチする体制を整えているのが特徴です。

さまざまな取引にインターネットを活用することが当たり前の時代になったからこそ、多くの人が利用しやすいタイプの証券会社ということができます。

違いその3・新規株式公開(IPO)に強いのはやっぱり総合証券

主幹事証券会社は総合証券が選ばれるケースが多い

ある会社が株式を新規上場するときには、メインで担当してくれる=主幹事会社を指名します。現在のIPO制度では主幹事会社を中心として、いくつかの証券会社が分担して株式を取りあつかうので、IPO幹事を担当する証券会社の口座を持っていないと、IPOに応募することもできません。

主幹事会社にはより多くの株式が割り当てられるため、そこに口座を持っていれば、抽選に当たる確率が高くなります。主幹事会社に指名されるのは総合証券であることがほとんどであり、IPO投資をメインに考えているなら、総合証券が圧倒的に有利でしょう。

総合証券の子会社のネット証券なら有利?

近年では、顧客層の拡大を目的として総合証券もネット証券を子会社として立ち上げています。総合証券に口座開設をするのは抵抗があるけど、新規上場株に投資してみたいなら、このような会社に口座を開設するのも選択肢です。

違いその4・手っ取り早く始めたいポイントはどこにある?

手数料の手軽さと直感的に市場に接することができるネット証券

手数料の部分で見れば、やはりネット証券にメリットがあります。実店舗を構える会社がほとんどないため、事務所にかかる費用などは一切かかりません。そのため、手数料も総合証券会社と比べれば割安で取引ができます。

また、ネット証券は自分自身が直接売り買いの判断をすることで、市場動向や企業調査も、総合証券よりは能動的にするようになる傾向があります。

総合証券は充実したサポートがうれしい

能動的な取引が中心となるネット証券に対して、総合証券は証券マンによる案内やコンサルタントによるサポートが期待できるため、コスト高ではあるものの積極的な投資をするのが面倒という人には向いています。

まとめ

結局、「自分はどういう投資をしたいのか」「証券会社に何を求めるのか」によって、ネット証券と総合証券のどちらが向いているのかは異なります。それを踏まえて、「初心者が気軽に株式投資にチャレンジするには」という視点からおすすめしたいのは、ネット証券です。

ネット証券は手数料が安く、口座の開設も簡単にできます。担当者はつきませんが、カスタマーセンターでサポートは受けられるので、疑問もしっかり解決できるでしょう。まずは、気軽に口座を開設してみましょう。

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