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投資初心者が初めて買う銘柄はどう選べばいいの?

投資初心者が初めて買う銘柄はどう選べばいいの?

株の教科書.com編集部
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記事の難易度:★★☆☆☆

これから株式投資をはじめる投資初心者にとっては、どの銘柄を買えばいいのかわからないというのは最初のつまづきポイントです。わざわざ値下がりする銘柄を買おうとする人はいませんが、値上がりを期待できる銘柄選びは簡単ではありません。

今回は、はじめての株式投資の銘柄選びのポイントを見てみましょう。

まずは「銘柄」という言葉を覚えよう

株式投資をはじめる前に、用語を理解しておく必要があります。購入する銘柄を選ぶことを「銘柄選び」と言います。

証券企業を通じて、売買取引の対象となる有価証券の名称のこと。株式公開し、証券取引所で売買されている企業の株式を指す。銘柄には、上場銘柄、信用取引銘柄、貸借銘柄、注意銘柄、規制銘柄、マーケットメイク銘柄、オークション銘柄がある。

辞書にはこう書いてありますが、銘柄は株式市場で取引されている企業の名称が使われています。国内企業ならトヨタ自動車(7203)やソフトバンクグループ(9984)、海外企業ではApple(APPL)やボーイング(BA)といったものになります。

銘柄ごとに設定されている銘柄コード・ティッカーシンボル

銘柄ごとに、東京証券取引所なら「銘柄コード」、ニューヨーク証券取引所なら「ティッカーシンボル」という固有の数字やアルファベットが割り振られています。実際の取引では、この銘柄コードやティッカーシンボルを使うことが基本となります。

はじめての銘柄選びのポイント

銘柄選びは利益に直結するので、慎重になりたいもの。まずは、勤務先や取引先など、自分が詳しい業界や企業の中から選ぶことをおすすめします。業界の動きを肌で感じ取れますし、ほかの投資家が知らない情報を持ってるかもしれません。

例えば小売業ならボーナス商戦の影響は無視できない要素の1つです。ボーナス商戦はおおむね7月と12月であることから、そのひと月前から株価は上昇傾向になる?と考えることができます。このように、値動きの理由がわかる銘柄ほど有利な面が見えてきます。

株価をチェックする習慣を身に着けよう

証券企業に口座開設をしたら、すぐに投資をしないといけないわけではありません。はじめての銘柄選びと購入では、まずは株価をチェックする習慣を身につけるところからはじめましょう。

ネット証券なら株価を含めたチャート情報を確認できますし、大手ポータルサイトでもそうしたサービスを提供しています。自分が買おうと思った銘柄は、時間をかけて世の中の動向や関連ニュースと合わせてチャートを確認する習慣をつけてください。最初は何をやっているのかわからなくても、株価を追うという習慣は身につくはずです。

どうしても銘柄を選べない時の選択肢

投資家個人の理解度に関わらず、市場は常に動いています。そんな市場全体の指標として参考になるのが、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)です。毎日のニュースや新聞で「今日の日経平均は~」と報道されているのを見聞きしていない人はいないでしょう。

日経平均は、東京証券取引所(東証)第一部上場銘柄のうち、225銘柄をピックアップして算出している株価指標(インデックス)です。市場に影響を大きく与える銘柄を集めて出した指標、と考えてもいいかもしれません。

株価指数(インデックス)に連動するインデックスファンドも候補

この日経平均株価やTOPIXは、指数連動の投資信託(インデックスファンド)として購入できます。インデックスファンドに投資をすれば、市場の平均点は確実に狙えるのです。

主要な株価指数に連動する投資信託は数多く販売されていますが、低コストで購入できる投資信託としては、

  • eMAXIS / eMAXIS slim(三菱UFJ国際投信)
  • 購入・換金手数料なしシリーズ(ニッセイアセットマネジメント)
  • たわらノーロード(アセットマネジメントOne)
  • iFree(大和証券投資信託委託)
  • Funds-i(野村アセットマネジメント)
  • SMT(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
  • smart-i(りそなアセットマネジメント)

などがあります。

個々の銘柄の値動きの予測は簡単ではありませんが、特定の指数に連動するインデックスファンドを利用した投資なら、大まかな値動きを把握しやすいのも魅力です。

まとめ

はじめての株式取引では、自分が詳しい業界や企業などからピックアップした上で、業績が把握しやすい銘柄を選ぶことがポイントとなります。

また、得意とする業界や企業がなく、決め手を欠くときには、日本経済の値動きに連動する「日経平均」に連動するインデックスファンドを購入するのも選択肢の1つです。

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