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ボラティリティとは?価格変動の激しさからリスクを図ろう

ボラティリティとは?価格変動の激しさからリスクを図ろう

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★★☆☆

株をやっていると耳にする「ボラティリティ」という言葉を知っていますか?この言葉の意味を知っておくと、投資する株のリスクがわかり、銘柄選びが非常に効率的にできるようになります。

今回はボラティリティとは何か、そして株取引にどう活かしていくかを解説します。

ボラティリティとはどういう意味?

ボラティリティとは、株式などの金融商品の価格変動率を表す指標のこと。「ボラティリティ○%」という形で示されます。ボラティリティは株式取引だけでなくFX投資でも使われるため、FX経験者には知っている人もいるでしょう。

「ボラティリティが高い(大きい)」「ボラティリティが低い(小さい)」「ボラが高い」などといった使われ方をします。

ボラティリティが高いほどリスクが高いと言われますが、これは値動きが激しいとボラティリティが高くなる傾向があるためです。反対に、値動きがさほどない銘柄はボラティリティが低いためリスクが低いとみなされます。

ボラティリティを株式投資にどう生かす?

ボラティリティは、投資対象の銘柄を探す時に役に立ちます。証券会社の中には、SBI証券のようにボラティリティの高低から銘柄を探せるところもあります。

証券会社サイトでは「60日ボラ」のように書かれていますが、これは「60日間ボラティリティ」の略で60日間での騰落率を表しています。おおよそ2ヶ月で株価がどのように動くかを知りたい時の参考にできます。

デイトレードなどの頻繁な売買をしたい人はボラティリティが高い銘柄を選び、大幅な値動きは望まずじっくり保有したい人はボラティリティが低い銘柄を選ぶのが一般的です。

ただし、値上がりしそうだからとボラティリティが高い銘柄だけを選ぶのは危険です。価格変動が大きいければ、株価が下がる時も大幅に下落するということ。値上がり期待にとらわれることなく、冷静に考えてから投資するようにしましょう。

ボラティリティには2種類ある

ボラティリティは現物株だけでなく、その他の金融商品の取引でも活用されており、例えば、オプション取引の「オプションプレミアム(オプションに付けられている権利料)」を決定する時に使われます。

使われるボラティリティは以下の2つです。

  1. ヒストリカル・ボラティリティ
  2. インプライド・ボラティリティ

2つのボラティリティの違いとは?

ヒストリカル・ボラティリティとは「歴史的変動率」のことで、HVと略されます。過去の原証券とのリターンの標準偏差から求められます。計算に使われる期間は、10日・20日で計算する場合や、数年単位で計算する場合など目的によって変わります。ヒストリカル・ボラティリティの中でも有名なのは、日経平均株価の過去20日分の変動率から計算する「日経平均HV」でしょう。

インプライド・ボラティリティとは「予想変動率」のことで、IVと略されます。現在の市場のプレミアムから逆算し、市場参加者が今後株価がどう動くと予想しているかを表します。以前は「日経平均HV」のように「日経平均IV」として算出されていましが、現在は別の数値(日経平均ボラティリティ・インデックス)に置き換えられています。

投資信託でもボラティリティを活用している

投資信託でもボラティリティを活用している

オプション取引の例はあまりピンとこないかもしれませんが、投資信託でもボラティリティを活用した商品が出てきています。高ボラティリティ銘柄を組み入れ、リスクはあっても高いリターンを売りにしている商品や、リスクを最低限に抑えるために低ボラティリティ銘柄しか入っていないことをセールストークに出す商品もあります。

ボラティリティという用語とその意味を知っていれば、投資信託を購入する時も良い商品を選択することができるでしょう。

ボラティリティを知ると今後の予想も可能?

投資信託を購入する時、組み入れられている銘柄の会社名や業績を確認することがあっても、ボラティリティまで見ることは少ないと思います。しかし、ボラティリティをチェックしておくと今後の価格の動きが予測しやすくなるはずです。

ボラティリティの高低まで記載している投資信託を見つけた場合は、詳しくチェックしてみると面白いでしょう。

まとめ

ボラティリティについて今まで意識したことがない人は、ぜひこの機会に覚えておくことをおすすめします。ボラティリティを知ることで、株の見方がよりレベルアップすることは間違いありません。個別銘柄や投資信託を探す時は、ぜひ意識して見てみるようにしましょう。

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