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ソーシャルレンディングとは?新たな金融サービスの特徴とメリット

ソーシャルレンディングとは?新たな金融サービスの特徴とメリット

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株の教科書.com編集部
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株や債券に変わる新たな運用方法であるソーシャルレンディング。日本ではそれほど馴染みのないサービスですが、海外では2005年ごろから活発にサービスが展開され始めてきました。

銀行融資に頼らない新たな資金調達の方法として、欧米を中心に広く浸透しているサービスです。企業や個人の資金調達はもちろんのこと、米国では学資ローン限定のソーシャルレンディングも誕生しています。

銀行に変わる新たな金融サービス、ソーシャルレンディングの特徴やメリットについて詳しく見ていきたいと思います。

web上で資金の借り手と貸し手をマッチングするサービス

web上で資金の借り手と貸し手をマッチングするサービス

ソーシャルレンディングは、web上で資金の借り手と貸し手をマッチングさせるサービスです。

欧米では、銀行に変わる新たな融資サービスとして普及してきました。特に、2005年以降は、ソーシャルレンディング関連のスタートアップが非常に多く台頭してきています。

ソーシャルレンディングの最大の特徴は、銀行を介さない融資サービスであること。

リーマンショック以降、銀行に融資を求めても、審査に通らず資金を借りられずじまいの方が多数存在します。そのような人たちのニーズを解消するサービスがソーシャルレンディングなのです。

また、資金の貸し手は銀行預金よりも高い利回りを求めます。もちろん、資金の貸し手はそれなりのクレジットリスクをとることになりますから、受け取る金利は高くなります。

いわば、ソーシャルレンディングは資金の貸し手と借り手の両者にメリットを提供する金融サービスと言えるのです。

グーグルも出資するほど魅力的なサービス

ファイナンスとテクノロジーを掛け合わせたフィンテックが注目されるようになって以来、ソーシャルレンディングはフィンテック関連の筆頭でした。

米国ではソーシャルレンディングを行う、レンディングクラブという企業が上場しているほどです。この事実は、米国でソーシャルレンディングが一定の支持を得ていることの証拠とも言えるでしょう。

また、レンディングクラブには、あのグーグルも出資しています。実際に、2013年の5月にはグーグルがレンディングクラブの株式の約8%を取得しています。

ソーシャルレンディングは、世界のグーグルも目をつけるほど魅力的なサービスということができるのです。

貸し手にとっては高金利の恩恵を受けられることがメリット

貸し手にとっては高金利の恩恵を受けられることがメリット

ここからは、ソーシャルレンディングの特徴を詳しく確認していきたいと思います。まずは、メリットから確認していきましょう。

貸し手にとっての最大のメリットは、融資金利が高いことが挙げられます。日米欧の主要国は、総じて緩和的な政策を行ってきたため、銀行金利は極めて低い状態に据え置かれていました。それは、国債や社債も同様です。

ソーシャルレンディングでは、それらを凌駕する高金利の恩恵を享受することができます。高金利の恩恵を享受できることこそが、貸し手にとって最大のメリットといえるでしょう。

借り手にとっては借りやすさがメリット

ソーシャルレンディングの借り手にとってのメリットは、その借りやすさにあります。

銀行で受ける融資のように、煩雑なペーパーワークもありません。時間のかかる審査もありません。自身の収支や経済状況を貸し手にアピールすることで、貸し手が貸出金利を提示、その中から借り手を選択することができます。

銀行融資に比べて資金の借りやすさは抜群です。比較的低所得者層であっても、融資を受けられる可能性が高いことがメリットといえるでしょう。

日本でやるならSBIソーシャルレンディングが人気

日本でやるならSBIソーシャルレンディングが人気

欧米に比べると、日本はソーシャルレンディング普及のスピードが遅いと言えます。

国内で最も支持を受けているソーシャルレンディングはSBIソーシャルレンディングです。SBIソーシャルレンディングでは主に、事業者向けのレンディングが多いことが特徴です。

事業所向けの資金調達であれば、個人貸し付けよりも安心感を持たれる方も多いと思います。利回りも3%から10%程度と幅広く選択できます。新たな運用方法として、検討してみるのも良いかもしれません。

SBIソーシャルレンディング 出資

貸し倒れリスクには常に注意が必要

貸し倒れリスクには常に注意が必要

ソーシャルレンディングにおける最大のリスクは貸し倒れにあると言えます。融資に向けた審査も比較的簡易であるため、貸し倒れのリスクに晒されます。

特に、資金の貸し手には優良な借り手であるかどうか見極める能力が必要です。過去の実績や、延滞歴の有無は事前に確認しておくように心がけましょう。そうすることで、貸し倒れリスクを軽減することができます。

まとめ

日本国内ではそれほど普及していないものの、ソーシャルレンディングは非常に有益な資金調達の手段です。徐々に、国内でもSBIソーシャルレンディングのように、投資機会が増えてきました。

借り手の見極めだけは慎重に行う必要がありますが、新たな投資手段としても大注目です。

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