初心者でも株の買い方がわかる!株の教科書.com

0

いま注目されているREIT(不動産投資信託)とは

いま注目されているREIT(不動産投資信託)を知ろう

株の知識レベル:★★☆☆☆

金融規制緩和が進み、証券会社のみならず銀行でも投資商品の販売が行われるようになりました。
なかでも、投資信託は定番商品。証券会社のセールスマンや、銀行の窓口で購入を勧められたことがある方も多いのではないでしょうか。

投資家の人気を集めるREIT投信ですが、そもそもREITとはどのような商品なのでしょうか。

不動産投資信託(REIT)とはなにか

不動産投資信託(REIT)とはなにか

REITとはReal Estate Investment Trustの略称で、不動産投資信託を指します。
もともとはアメリカで生まれた仕組みで、今なお世界最大のREIT市場はアメリカです。

投資家から広く資金を募って、集まった資金で不動産投資を行います。その運用益や売却益を投資家に還元する仕組みがREITです。
日本でもREIT市場が開設されていますが、日本におけるREITはJapanのJをとってJ-REITと呼ばれています。

売買方法は至ってシンプル。株の売買と同様

REITの売買方法は至ってシンプル。証券取引所に上場しているため、株と同様に市場で売買できて、指値での注文も可能です。
また、REITを購入する際には、投資信託で購入する方法もあります。

例えば、J-REITファンドでは、証券取引所に上場しているJ-REIT銘柄をパッケージングしたイメージです。
REITとREITファンドは似て非なる商品です。少しややこしいかもしれませんが、区別して考えるようにしてください。

J-REITは分配金の出しやすさが魅力

J-REITは分配金の出しやすさが魅力

ここからはREITの特性について確認してみましょう。REIT投資における最大のメリットは分配金が多いこと。
これはREITとREITファンドに共通する特徴です。REITは収益額の90%を分配金に回すことで、法人税がかからなくなります。

この制度のメリットを享受するために、REITを運営する法人は、収益のほとんどを分配金に回します。
REITの分配金が、上場法人の配当に比べて多く設定されている背景には、このようなカラクリがあったのです。

分配金利回りが5%を超えるREITも

2%を超えれば高いと言われる上場株式の配当利回りに対して、REITの分配金利回りは3%越えが当たり前。
J-REITの中には分配金利回りが5%を超えるファンドも存在します。

中長期で腰を据えた投資を行いたいと思う方には、インカム狙いのREIT投資もおすすめです。
投資の際には株式と同様に注意するポイントはいくつかありますが、押し目で丹念に買い注文を入れることで、下値不安を軽減することができます。

REIT投資はインカム狙いの運用と非常に親和性が高い投資商品と言えるのです。

REITファンドも個人投資家に人気

REITファンドも個人投資家に人気

最近の投資信託の販売額ランキングを見ても、引き続きREIT関連ファンドが上位を独占。REIT投信の人気が根強いことの表れです。

金融緩和政策も相まって、J-REITファンドも買われ続けています。また、国による後押しも人気の背景にあります。
この度の金融緩和では、REITの購入も政策の一環に組み込まれています。

すなわち、下値不安は比較的少ないと想定されているのです。

米国REITファンドは毎月分配型投信の“鉄板”商品

ワールドREITファンドやJ-REITファンドなど、数あるREIT商品の中でも一番人気を誇るのは米国REITです。
上述した通り、世界最大のREIT 市場はアメリカです。市場規模もダントツで、市場規模2位である日本REIT市場の約8倍もの時価総額を誇ります。

米国REITファンドの魅力はなんと言っても分配金の高さ。100万円ほど投資をすれば、月々2万円程度の分配金が期待できます。
もちろん、相場の下落局面では、純資産からの払い戻しになってしまうので、その点には注意が必要です。

また、米国経済が比較的堅調に推移していることも、米国リートの人気を後押ししていると言えるでしょう。
利上げ局面では、REIT指数は下落すると思われがちですが、以前の3度の利上げ局面では総じてREIT価格が上昇しました。
米国の良好なファンダメンタルズも人気に拍車を掛けていると言えそうです。

まとめ

REITは市場で自由に売買できる点や利回りが高さ、資金の流動性が確保しやすい点が投資家にとってはメリットです。
特に、中長期でインカム狙いの投資家にとっては非常に有効な商品だと言えるでしょう。国の後押しもあり、下値不安も少ないと想定されます。

REITファンド購入時のポイントは、基準価額の下落リスクに注意することがポイントです。
分配金が高く設定されている分、相場下落時のファンドの負担は大きくなります。基本的に分配金はファンドの純資産から支払われます。
よって、マーケットが下落局面のときには、下値も速い。その点は注意して投資するようにしましょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
総合評価
(0)
Pocket