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投資初心者が知っておくべきポートフォリオの作り方と注意点

投資初心者が知っておくべきポートフォリオの作り方と注意点

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★☆☆☆

複数の株式を保有するとき、銘柄をどんなふうに組み合わせるか考えたことはありますか株式投資では、自分の投資方針や資産状況に応じて投資先を決めていくことが必要になります。

今回は投資先の組み合わせである「ポートフォリオ」とその決定方法について、詳しく見ていきましょう。

ポートフォリオとアセットアロケーションの違い

ポートフォリオと似たような用語に「アセットアロケーション」というものがあります。

アセットアロケーションは、資産を不動産や株式、投資信託、そして預貯金にどのくらいずつ分けるか、という資産クラスの分散を表すのに対して、ポートフォリオは具体的に投資する銘柄を決めて分配するものです。

ポートフォリオを決める前にアセットアロケーションを決める必要があり、アセットアロケーションの内容によってリターンの九割が決まると言われています。

ポートフォリオを組むために必要なこと

ポートフォリオを組むのに必要なのは、自分の状況と資産をきちんと把握することです。

一年以内にまとまった出費の予定がある家庭が、値動きの大きい個別銘柄や投資信託に大きな金額を投資するのは、どう考えてもおすすめできません。反対に、すぐに大きなお金を支払う予定のない家庭が、利回りの低い普通預金や1年満期の定期預金ばかりにお金を入れておくのは運用面から見ると大きなマイナスと言えます。

資産を殖やすための投資で逆に資産を減らさないためにも、常日頃から自分の資産の確認と、どのくらいの金額を投資に回せるかを把握しておくことは欠かせません。

ポートフォリオの決定方法とは?

ポートフォリオを具体的に決めるためには、自分のリスク許容度を考慮することからはじめます。多少のリスクを負ってもリターンを狙うのか、一切のリスクを負いたくないのかによってポートフォリオの内容は大きく変わります。

リスクを取っても良いのなら、株式や株式投資信託がおすすめです。市場の状況にもよりますが、株式なら短期間で多額の利益を得られる可能性があります。

反対にリスクを取りたくないのであれば、銀行・郵便局の預貯金や信用度が高い会社の社債や日本国債に投資して、金利を得るという手法があります。社債や国債を途中換金する場合、時価での取引になりますが、満期まで保有すると満額が戻ってくるため、手堅い投資をしたい人たちに人気です。

ただし、社債を発行する会社に万が一のことが起こると、返金額が減らされるたり全く返金されないというリスクもありますので、投資先は慎重に選ぶようにしましょう。

ポートフォリオに株式を組み入れる際の注意点

株式投資で銘柄を決める時には、あまりにも値動きが極端に偏っている銘柄に集中投資しないように注意しましょう。

値動きがない銘柄では、「低い株価で買い、高くなったら売って利益を得る」という株式投資の利点を全く生かせません。株主優待や配当金狙いもあるかもしれませんが、投資信託や債券への投資以上に利益を得られるか考えてから投資するようにしましょう。値動きの激しい銘柄は資産が大きなリターンが期待できる反面、リスクも大きくなることに注意が必要です。

投資銘柄を決められないときは?

ポートフォリオに株式を組み入れたくても、その会社が投資に値するかわからなかったり、上場企業が多すぎて選べない、という場合があります。そんなとき、一番早い解決方法は指数に連動する投資信託に投資することです。

投資信託ならば、自分で細かく銘柄選びをする必要がありません。日経平均や東証株価指数(TOPIX)に連動しているインデックスファンドや、IT関連株や環境関連株などの業種やテーマに投資する投資信託もあります。しかも、銘柄選定はプロが行ってくれるので、自分で多くの勉強をする必要がないのです。

投資信託で気をつけること

投資信託には銘柄選びをしないでよいという利点があります。しかし、超短期で利益を得ることは非常に難しいという欠点があります。

投資信託はいくつもの銘柄に投資をしているため、構成銘柄の一つが大きく値上がりしても、他の銘柄の値動きに乏しければ投資信託の価格がほとんど変わりません。売買手数料もかかるので、わずかな価格上昇で売却すると、手数料負けするリスクがあります。

投資信託は短期売買のツールではなく、中長期の取引のための道具であることを理解して投資しましょう。

まとめ

これまで何となくで投資していた人には、ポートフォリオを決めることは簡単ではないかもしれません。しかし、将来のお金の使い道や、いつまでにいくら貯めれば良いか決めていくと、投資すべき先は見えてくるはずです。

これを機会に、自分の将来の資産についてしっかりと考える時間を作ってみましょう。

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