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「アウトパフォーム」ってどういう意味?相対評価を銘柄選びに活かそう

「アウトパフォーム」ってどういう意味?相対評価を銘柄選びに活かそう

たじりひろこ
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株の知識レベル:★★☆☆☆

初めての金融商品へ投資を検討する際、どのくらいのリターンを期待しますか。「銀行預金金利より高いくらいでいい」「投資額の2倍くらいは増やしてみたい」など、考えることは人それぞれでしょう。

そのような時は、投資を始める前に「リターンがいくらほどあるのか」がある程度分かれば運用目標も立てやすいのではないでしょうか。今回は、投資対象の相対的な評価に使えるアウトパフォームについての解説です。

アウトパフォームとはどのようなこと?

アウトパフォームを見ることにより、個別銘柄・投資信託等が指標(ベンチマーク)に比べてどのくらいの収益を出しているかが分かります。

代表的なベンチマークは「日経平均株価」「東証株価指数」です。アウトパフォームはこれらよりも何パーセントくらい上なのかを表示します。該当銘柄の今までの値動きだけで上昇・下落を表す「絶対評価」ではなく、ベンチマークに対しての評価「相対評価」です。

投資検討銘柄がいくつかあるのならば、各銘柄がどのくらいのパフォーマンスを出すのかが一目瞭然になるので、非常に分かりやすくなります。

アウトパフォームでない状態とは?

ベンチマークより良いパフォーマンスを出す状態のことを「アウトパフォーム」といいますが、反対に悪いパフォーマンスの場合は「アンダーパフォーム」と呼ばれています。

アンダーパフォームでは、ベンチマークよりも何パーセントくらい下回っているかが表されます。アンダーパフォーム状態の時は投資をしても収益に期待が持てないため、手を出すのを控えた方がいいというのが市場の見方です。

ちなみに、ベンチマークと比較して良くも悪くもなく、同じような動きをする場合は「ニュートラル」といわれています。

アウトパフォーム状態を投資にどう生かす?

ベンチマークの動きとの違いをチェックすることで、アウトパフォームを生かすことができます。ただ、自分でどの銘柄がアウトパフォーム状態なのかを確認していくのは手間がかかり困難です。アウトパフォーム状態にある、もしくはなりそうだという銘柄は証券会社、証券アナリストが公表します。その発表を参考にしてください。

アウトパフォーム状態になるという情報は株式市場で好感視されます。情報が発表された時点から株価が上昇し始めていくという銘柄も少なくありません。情報公開から時間が経ってしまった時点で株式を購入しても、手遅れになる可能性もありますので、日頃から、経済ニュース等をこまめにチェックしましょう。

どの状態がアウトパフォームなのかをしっかり覚えよう!

例えば、日経平均株価が前日に比べて10パーセント上昇した時、銘柄Aは前日比15パーセントの上昇だったとします。これが銘柄Aのアウトパフォームになった状態です。

では、日経平均株価が前日比10パーセント上昇、銘柄Bが5パーセント上昇だったとしましょう。この場合はアウトパフォームとはいいません。あくまで「ベンチマークよりもパフォーマンスが良い状態がアウトパフォーム」になるのです。

ちなみに、日経平均株価が15パーセント下落した時、銘柄Cが10パーセント下落していたとします。この状態でもアウトパフォームです。銘柄の株価は下落していても、ベンチマークよりもパフォーマンスが良いとみなされるためです。

アウトパフォームという情報だけで株を買ってもいい?

証券会社が発表する情報で、銘柄の人気不人気が決まることがあります。もちろん、アウトパフォームであるという情報の場合も同様です。ですが、このアウトパフォームであるという情報だけで株式を買ってもいいのでしょうか。答えは否です。

アウトパフォームというものは、ベンチマークとの相対評価です。ベンチマークになる日経平均株価や東証株価指数が下がっているとしても、その理由は一部の銘柄の問題のためかもしれないからです。

購入を検討している株式に他のいい材料がない限り、安易に手を出すのは危険かもしれません。アウトパフォームという情報は参考情報の一つくらいとして考えておいた方がいいでしょう。

総合的に情報を判断して株を買おう!

投資する銘柄を選定する際、アウトパフォーム・アンダーパフォーム・ニュートラルという情報はよく目にするはずです。そして、その情報だけで株価が動くこともあります。しかし、長期的に見たらどうでしょうか?

やはり株価は会社の業績、今後の見通しなどがよくなければ、上昇を続けていくのは難しいのではないかと思われます。アウトパフォームであるという目先の情報ももちろん大事ですが、地道な企業研究も忘れないようにしてください。

まとめ

投資対象銘柄を探すためには、業界・業績研究と同様に各銘柄のパフォーマンスを知ることがとても大切になってきます。

アウトパフォームという状態が何を指すのかが分かれば、銘柄選びの参考になるのではないでしょうか。ぜひ、この機会に銘柄のパフォーマンスについても興味を持っていただければと思います。

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