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投資初心者にもわかりやすい人気バロメーター「出来高」とは?

投資初心者にもわかりやすい人気バロメーター「出来高」とは?

株の教科書.com編集部
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「出来高(できだか)」とは、一定期間のうちに取引が成立した件数であり、各銘柄や市場全体の出来高を見るということもできますし、期間についても1日、1週間、1カ月など目的に応じて変えることがあります。

では、出来高の多さや動きで何がわかるのでしょうか?今回は、出来高の見方や株価への影響を見てみましょう。

人気銘柄を知るための重要指標「出来高」

株式ニュースでも注目される出来高ですが、簡単に言うとある株式がどれだけ売買されているかという数値であり、取引の活発さを示す指標です。出来高が大きいほど取引した人が多いことが分かり、人気銘柄になっていることが読み取れます。

数ある指標の中でももっとも基本的な指標である出来高は、市場や銘柄、期間など、さまざまな尺度で比較することができます。

取引が増えれば出来高は大きくなる

出来高の急増には、「業績が上がっている」「不祥事があった」など、その内容はネガティブ・ポジティブのどちらでも構いません。要するに、その会社に注目が集まるような出来事があると必然的に売買が盛んになり、出来高も大きくなるです。

また、株式分割のように1株当たりの値段が下がると取引しやすくなるので、やはり出来高が大きくなります。

出来高は株価変化のサインとしても利用できる

出来高は株価変動のサインとしても使えます。上記のようにある銘柄に注目が集まるような出来事があれば、株価だけではなく出来高も急上昇するので、株価に変化があったことは見て取れるでしょう。

リスク管理にも役立つ出来高

また、株価の値上がり局面で出来高が上昇していれば、利益確定しようと多くの投資家が売りに転じていることがうかがえます。その後に株価が急落するリスクもありますが、出来高を見れば株価変動の方向性を見てリスク回避にも役立つのです。

出来高はどうやって確認する

個別銘柄の出来高は証券会社の個別銘柄のページや取引ツールで確認できますが、Yahoo!ファイナンスでも確認できます。

調べたい銘柄を株価検索で検索すると、その銘柄の詳細情報で出来高を見ることができます。Yahoo!ファイナンスで提供されている機能のうち、テクニカル分析用多機能チャートでは、より細かい分析もできます。

テクニカル分析用高機能チャートを活用しよう

Yahoo!ファイナンスの中で複数の銘柄から出来高の高いものを見つけるには、出来高ランキングや出来高増加率から気になる銘柄を絞り込んでいきましょう。

テクニカル分析用の多機能チャートではローソク足や出来高を見ることができます。任意の期間に切り替えることもできるので、詳細な銘柄分析に役立ちます。

まとめ

出来高の高い銘柄は流動性が高いため、買いたい時にすぐ買うことができ、売りたい時にもすぐ売ることができます。投資初心者は出来高の高い銘柄を狙うと良いでしょう。

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