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パソコンで株式投資をはじめられる?ネット証券とは

パソコンで株式投資をはじめられる?ネット証券とは

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★☆☆☆☆

各種コストが非常に安いことから、ほとんどの個人投資家が取引の主軸に据えているネット証券は、利益が残りやすいというメリット以外にも、いくつかの特徴があります。

手軽さが魅力のネット証券での株式投資ですが、大切な資産を投じる以上、メリットだけではなくデメリットも知っておく必要があります。今回は、ネット証券で取引するメリット・デメリットを見てみましょう。

ほぼ全ての手続きがオンラインで完結

ネット証券が極めて低水準の手数料を実現した理由は、ほぼ全ての手続きがオンラインで完結するためです。

証券会社によっては、運転免許証や健康保険証といった本人確認書類もオンラインで送付できるので、郵送の手間もありません。手間が省けるうえに、口座開設までの時間短縮にもなっています。

リアルタイムの取引価格で注文できる

ネット証券は売買ツールが充実していることも大きな特徴です。売買を検討している銘柄のリアルタイム株価と板情報を見ながら注文できます。

また、指値注文・成行注文だけでなく、逆指値注文やこれらの注文を組み合わせたより高度な注文方法なども可能です。高度な注文方法を使いこなせれば、取引にかかる手間を省くことにもつながります。

取引ツールで銘柄探しもできる

ネット証券では、取引ツールやホームページで、銘柄を探すためのスクリーニング機能や個別銘柄を分析するための情報も豊富に提供されています。スクリーニング機能では、移動平均線乖離率を調べたり、RSIが低い銘柄を抽出したりするなど、個人投資家には大変な作業をクリック一つで手軽に完了することができます。

個別銘柄を分析するときも、いろいろな株価指標が表示されており、他銘柄との比較もできるようになっています。公表されたニュースもリアルタイムで見られ、機関投資家と比べても遜色のない水準での銘柄探しができる環境が整っています。

スマホアプリを使えば、外出先でも注文可能

取引ツールはスマートフォンアプリでも提供されている場合があります。アプリをインストールしていれば、外出先でも取引ができます。外出先で重要ニュースを知ったときでも、すばやい対応ができるでしょう。

手軽に取引できるアプリですが、スマートフォンというデバイスで動作することから機能制限が多く、複雑なスクリーニングには向いていません。外出先でスクリーニングが必要なときには、スマートフォンで証券会社のPC向けサイトを表示すれば可能ですが、画面が小さいので大変です。

銘柄選定・決定は自力でしなければならない

このように取引の利便性を高めてくれるネット証券ですが、一方でデメリットもあります。それは、相場が大きく動いて投資方針を決めかねるときです。ホームページや取引ツールの操作方法についてはコールセンターで対応してくれますが、「どのような投資をすればいいか」のアドバイスはしてくれません。

どうすれば確実・堅実に資産を殖やすためにどの銘柄にどれだけ投資するべきかは、すべて自分で考えて決定しなければならないのです。

株価チェックの機会を減らす

スマホアプリなど、外出先でも気軽に株価をチェックして取引することができるため、手が空いたときについ株価をチェックしたくなります。株価が気になって日に何度も株価チェックする人も少なくありません。

株価チェックをしすぎると冷静な判断ができず、取引が失敗に終わるリスクが大きくなります。株価チェックはできるだけしないで済むように、株価を気にしない習慣を身に着けるようにしましょう。

まとめ

ネット証券は低コストでサービス内容も充実しているので、個人投資家に最適ですが、株式投資で成功するためには、自分で投資に関する知識をつけて、投資家としてのレベルを上げることが欠かせません。

投資に関する書籍や証券会社が公開している基礎知識をじっくりと読む、セミナーに参加するなどして、株式投資について学ぶようにしましょう。

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