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ストップ高比例配分とは?証券会社ごとのルールと口座開設のポイント

ストップ高比例配分とは?証券会社ごとのルールと口座開設のポイント

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★★☆☆

日本の株式市場には、株価の値動きが荒くなりすぎないようにする措置として、ストップ高・ストップ安という制度があります。日本版のサーキットブレーカーというわけです。

しかし、株価は売り板と買い板が合致しなければ売買が成立しません。特に、ストップ高やストップ安水準では、多くの売買希望者があぶれてしまいます。このような状況下では、どのように割り当てが行われているのでしょうか。

今回は、ストップ高・ストップ安の比例配分方式を解説します。

ストップ高比例配分とは?

ストップ高比例配分がどのような制度なのか、具体例でイメージして頂いた方が理解しやすいと思います。

ストップ高水準に達した銘柄の買い注文が50,000株、売り注文が5,000株残っていたとします。まず、証券取引所はストップ高水準で売りに残っている5,000株分を約定させます。その後、各社の注文株数を勘案して、その5,000株を証券会社に割り当てます。割り当てられた株を証券各社が顧客に割り当てる、というわけです。

この仕組みをストップ高比例配分方式と言います。ストップ安比例配分方式はその逆ですね。合わせて覚えておくようにしましょう。

比例配分ルールは証券会社ごとに異なる

比例配分ルールは証券会社ごとに異なる

ストップ高比例配分が適用されると証券各社に株数が按分されることはご理解いただけたと思います。

ここで注意しておきたいのは証券会社ごとに比例配分ルールが異なる点です。取引所から株が割り当てられたあとは、証券各社のルールに基づいて顧客に配分されることになります。

ストップ高比例配分では、注文方法によって配分時の優先度が変わってきます。しかし、多くの証券会社が成行注文を優先しているため、実際は注文方法に当選確率を左右されることはありません。ほとんどの証券会社が成行優先の比例配分ルールを適用していると考えて問題ないでしょう。

比例配分ルールは時間優先か数量優先のどちらかに二分される

証券各社の比例配分ルールは「時間優先」と「数量優先」のどちらかに二分できます。時間優先は、より早い段階で注文を出した人から優先的に株数を配分していく方式です。いわば早い者勝ちですね。数量優先は、発注した株の数量によって当選確率が左右される方式です。

比例配分ルールは独自に決められるため、証券会社ごとに異なるというわけです。例えば、SBI証券マネックス証券は時間優先方式を採用しています。GMOクリック証券松井証券は数量優先方式が適用されます。

ストップ高比例配分での当選確率を上げるためには、あらかじめ証券各社の比例配分を確認する必要があります。本格的にストップ高投資での利益を狙う際には、覚えておくべき事項と言えるでしょう。

当選を目指すなら複数証券で口座開設を

当選を目指すなら複数証券で口座開設を

IPO投資と同様に、ストップ高比例配分方式で当選することも至難の技です。

ストップ高においても、当選確率を上げるには複数の証券会社での申し込みが必須。複数口座から早い段階で買い注文を入れることが当選に向けての近道なのです。

特に、口座数が少ない穴場証券から成行注文を入れることがポイントです。いまや、ネット証券でも数百万件もの口座開設件数があることは珍しくありません。比較的、口座開設件数が少ない証券会社から注文を入れることで当選確率が高まるでしょう。

資金力があればGMOクリック証券からの申し込みがおすすめ

GMOクリック証券と松井証券が、数量優先の配分ルールを適用していることは上述した通りです。しかし、松井証券では比例配分狙いの大量注文は認められず、水増し発注とみなされるケースがあります。

よって、純粋に数量優先の恩恵を受けられる証券会社はGMOクリック証券に限定されるのです。ある程度資金力があれば、GMOクリック証券での申し込みは非常に効果的と言えるでしょう。

まとめ

ストップ高比例配分による配分を受けた場合には、利益獲得の確率が高まります。ただし、IPOの初値売却とは異なり、大引け前に急落するケースも決して少なくありません。

投資法を誤ると大きな損失が発生することもあります。事前にストップ高投資法のやり方と注意点についても確認するようにしましょう。

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