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レバレッジ型ETF、インバース型ETFとは?短期で決める投資信託

レバレッジ型ETF、インバース型ETFとは?短期で決める投資信託

たじりひろこ
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株の知識レベル:★★★★☆

投資信託の中に「ETF」といわれるものがあります。市場が開いている間に株式と同じ様に時価で売買することができるのが特徴です。東証株価指数や日経平均株価に連動しているため、比較的簡単に値動きを把握できる、銘柄選定の手間がかからない、という利点があります。

このETFの中に「レバレッジ型ETF」「インバース型ETF」という商品があるのをご存知でしょうか。今回はレバレッジ型・インバース型ETFの特徴をご紹介します。

株価が上昇する!と思ったらレバレッジ型ETFを選択

レバレッジ型では、「毎日の騰落率の◯倍の値動きになる」ように設計されています。何倍の値動きになるかですが、ETFは2倍のみです。ちなみに、非上場型の投資信託ですと、3倍以上の倍率に設計されているものもあります。

指数値の算出方法は以下のようになります。
前日の指数値×(1+2倍×株価指数の前日比変動率)

株価指数の部分が商品によって「日経平均株価」「東証株価指数」のどちらかになります。また、ETFは時価で売買されるため、指数値はリアルタイム(15秒に1回)で算出され、公表されます。

レバレッジ型ETFのメリットですが、何といっても値動きの大きさでしょう。株価指数がほんの少しの値動きの日であっても、レバレッジ(てこ)があるため2倍の値動きをします。

株価が上昇すると予想する時に投資をすると、株価指数と同じ値動きをする「インデックスファンド」に投資をするよりも大きな利益を得られる商品です。

レバレッジ型ETFに投資する際に注意することとは

少しの株価指数の上昇で大きく利益が狙えるレバレッジ型ETFですが、リスクも当然あります。株価指数が下がった時は損失も2倍になるのです。インデックスファンドに投資している時には気にならない程度の損失でも、レバレッジ型になると多額の損が出てしまいます。

また、「毎日の騰落率の2倍」の値動きですが、こちらは前日の指数値を元に計算をされています。例えば、数日間株価指数が下落すると、レバレッジ型ETFの指数値も前日比で2倍ずつ下落します。その後株価指数が回復してきても、2倍ずつ下落しているETFの指数値はどうしても戻りが遅くなる傾向にあります。

レバレッジ型ETFへの投資はメリットばかりではないことも確認しておきましょう。

株価が下がったら得をする?インバース型ETFとは?

レバレッジ型ETFとは反対に「株価指数が下がったら利益が出る」インバース型ETFという商品もあります。インバース型ETFは「毎日の騰落率のマイナス◯倍の値動き」をします。インバース型といわれるものは1倍、ダブルインバース型は2倍です。

指数値の算出方法は以下の通りです。
前日の指数値×(1‐1倍or2倍)×株価指数の前日比変動率)

株価指数の部分が「日経平均株価」もしくは「東証株価指数」になるところは、レバレッジ型ETFと同じです。

インバース型ETFのメリットとデメリットについて

インバース型ETFの利点は株価全体が下がる局面でも利益を出すことができる点でしょう。現物株や投資信託を保有していると、株価の下落を気にしなければいけません。しかし、インバース型ETFも一緒に保有しておけば、株価が上昇しても下落しても儲けを出せるのです。

また、信用取引に興味がある人にもインバース型ETFはおすすめです。信用取引では株価が下がったら利益が出る「空売り」ができます。しかし、信用取引には専用口座の開設が必要です。開設のためには審査もあります。しかし、インバース型ETFは専用口座も必要ありませんので、すぐにでも取引が始められます。

デメリットは、損失が出る際にインデックスファンド投資よりも多額になってしまうところです。特にダブルインバース型ETFに投資した場合は損失額も2倍になるので気を付けなければいけません。

そして、「毎日の騰落率のマイナス1倍(もしくは2倍)」の値動きについても注意が必要です。レバレッジ型ETF同様、前日の指数値を元に計算するため、数日間株価指数が上昇を続けると、インバース型ETFの指数値は前日比で1倍(2倍)ずつ下落します。指数値の回復が遅くなることは留意しておきましょう。

レバレッジ型・インバース型ETFに最適な投資方法とは?

レバレッジ型・インバース型ETFに最適な投資方法とは?

レバレッジ型・インバース型ETFに投資するならば、どのような方法がいちばんベストなのかを考えてみましょう。

まず、インデックスファンド投資でよく行なわれる「長期保有」「継続投資」はあまり効果的でないかもしれません。レバレッジ型・インバース型はどうしても値動きが激しくなってきます。長期保有すれば購入当初と比べて、指数値が大幅に変わっているかもしれません。

そして、毎月決まった額を購入していく「継続投資」も毎月の指数値が違いすぎる可能性もあるため向いていないでしょう。そのため、レバレッジ型・インバース型ETFに投資する際は、値動きに合わせて売買していく「短期保有」方針がベストだと考えられます。

レバレッジ型・インバース型ETFはどこで探す?

レバレッジ型・インバース型ETFは上場しているため、証券会社を通じて売買することになります。各商品については証券会社サイトで探すこともできますが、一覧にしてまとめているのが東京証券取引所のサイトです。

東京証券取引所のサイトでは、各商品の特徴だけでなく、信託報酬の額、パンフレット、売買高や今までの値動きも見ることができます。投資対象をじっくり選びたいと考えている人にはぜひおすすめしたいサイトです。

まとめ

レバレッジ型・インバース型ETFは短期売買型株のように頻繁に売買することに適した投資信託です。株価指数を元に計算するため、個別株投資とは違って株式選定の時間も必要ありません。

しかしながら、値動きの大きさがリスクとなることも忘れてはいけないところです。安定的な投資信託との併用なども視野に入れて投資を行ってください。

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