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配当がある銘柄は不利益?投資家が知っておきたい配当金のホント

配当がある銘柄は不利益?投資家が知っておきたい配当金のホント

株の教科書.com編集部
記事の難易度:★★☆☆☆

株式投資を始めるとき、株主優待と同じく気になる言葉に「配当金」があります。配当が高い銘柄はリスクが高いと聞きますが、本当にそうなのでしょうか?投資する際はどんな点に注意すべきなのでしょう?

今回は、株式における配当金の注意点と活用方法を解説します。

配当と利息の違いとは?

株式の「配当」と、債券などの「利息」は似ているようで大きな違いが存在します。利息の支払いが義務であるのに対し、配当金の支払いは義務ではありません。配当を払うかどうかは企業が勝手に決めることができるのです。

株式は配当をもらえない可能性がある代わり、債券に比べて利回りを高くする商品設計がされているのです。これは、リスクを取っている分だけ利益が大きくなる「リスクプレミアム」という考え方です。

配当金は高ければ高いほど良い?

配当は、投資家に対する収益の割り当てです。高ければ高いほど良い銘柄だと考えがちですが、それは間違い。なぜなら、配当金の原資は企業収益であり、企業収益は事業を成長させるのに必要だからです。

極端に配当が高すぎるのは内部留保率が低いということ、つまり業績をアップさせる余地がなく株価が上がりにくい銘柄なのです。

また、配当金というのは毎年収益を得る戦略であれば有利に働きますが、二重課税されているという形式のため、投資家にとって不利に働きやすいという議論が交わされています。

配当から投資銘柄を選ぶには?

配当金が大きすぎれば株価上昇の余地が少なく、配当金が小さければ毎年の収益が少なくなるという、どちらか一方を立てれば別の要因で投資が不利になるジレンマが存在します。

どちらを選ぶかは投資家ごとの投資戦略によって変わりますが、成長企業・高配当企業のどちらに属するかを調べるには、投資する銘柄業種の「平均配当率」を比較することでわかります。

平均配当率を知るには、その期の純利益から何%の配当を支払っているかを示す「配当性向」を参照すれば、どの銘柄が配当にどの程度回しているのかを算出することができます。

配当がある銘柄は不利って本当?

配当は投資家にとって不利って本当?

配当金を支払っている企業は投資家にとって不利益だという話を耳にします。配当金は収益効率が悪いため、自社株買いなどで株価を押し上げて含み益を増やすほうが良い、というのがその理由です。

実際、投資の神様とよばれるウォーレン・バフェット氏は、株主利益優先のためにこのような形式の投資法人を運営しており、投資家が高収益を上げることができた事例もあります。しかし、自社株買いによる含み益増加が安定して行えるのは、収益を安定して出し続けられる企業だけ。そう考えると、自社株買いのほうが配当よりもリスクが高いと言えます。

配当は、安定しないこともあるけど、うまく使えば大きなリターンが得られるもの。事実、世の中には配当金だけで生活をする投資家も存在しているのです。

まとめ

毎月・毎期収益がもらえる配当と利息を比べると、配当の方がリスクが高い代わりに利回りが高い、利息の方が安定して収益は入るが利回りは低い、といった違いが見えてきます。株式・債券といった資産クラスの違いもあります。

配当が高ければ良い銘柄というわけではなく、どういう目的で株式を保有するかによって評価が変わります。投資を行う目的を確立して、それに合わせた戦略を選ぶことが大切です。

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