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資産を守りながら増やすために必要な「アセットアロケーション」

資産を守りながら増やすために必要な「アセットアロケーション」

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たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★☆☆☆

資産形成を念頭に置いた投資の王道は分散投資であり、その要ともいえる考え方が「アセットアロケーション」と言われています。資産形成ではどのような分配投資が必要になるのでしょうか。

今回は、アセットアロケーションを考えることのメリットと、最適なアセットアロケーションを見つけるヒントを探ってみます。

ポートフォリオとアセットアロケーションの違い

資産形成を念頭に置いた投資でよく聞かれる言葉として、資産配分(アセットアロケーション)ポートフォリオがあります。「A株に100万円、B株に200万円投資」はポートフォリオ、「株に500万円、不動産に1,000万円」のような大まかな投資先を決めることがアセットアロケーションです。

基本的に、アセットアロケーションを決めてからポートフォリオを決めるという順番になります。

アセットアロケーションはなぜ重視されるのか?

ポートフォリオとアセットアロケーションを考えることは、リスク分散にもつながります。株式に集中投資している場面で大きく値下がりすると、自分の資産も大幅にマイナスになってしまいます。

債券や不動産に分散投資することで、株価が値下がりしても他の資産で値下がり分のカバーが期待できます。

アセットアロケーションを決めるヒント

アセットアロケーションの決定には、インターネットで公開されているアセットアロケーション計算ツールを利用するのがもっとも手軽です。自分の年齢や資産、リスク許容度を入力すれば、最適なアセットアロケーションを提案してくれます。

投資関連書籍などでは、職種・業種ごとに典型的なアセットアロケーションが紹介されていることも珍しくありません。自分の周囲の人がどのようなアセットアロケーションを採用しているのかは、自分のアセットアロケーションを決める参考できます。

プロに相談するのも選択肢

アセットアロケーションの決定には、専門家に相談するのも選択肢の一つです。決まるまで時間がかかるものの、専用のアセットアロケーションができるので、満足度は高くなるはずです。

また、証券会社によってはアセットアロケーションの決定から実際の運用までを一任できる「ラップ口座」の提供もあり、実際の運用まで手が回らないという人にはおすすめです。

アセットアロケーションは複数の会社で相談してみよう

相談先によってアセットアロケーションの関与に得意・不得意に差があるので、できれば複数の証券会社やファイナンシャルプランナーに相談してみてください。

また、金融機関に相談すると特定の商品を売り込まれることもあります。自分に最適なアセットアロケーションを決めるためにも、相談相手を複数持つようにしましょう。

アセットアロケーションは定期的に見直そう

アセットアロケーションは一度決定しても、そこで終わってしまっては効果がわけではありません。資産運用は数十年に及んで続けるため、定期的な見直しは欠かせません。

資産の値動きや転職・退職による収入の変動など、当初のアセットアロケーションの前提からずれたり、リスクの許容量に変化があれば、そのときどきの見直しが欠かせません。

まとめ

アセットアロケーションと聞くと非常に難しいように思えますが、自分の資産を守り・増やすものといえば必要だということがお分かりいただけるでしょう。

どの銘柄にいくら投資するといった具体的なことを考える前に、大まかな資産分配については必ず決めておくようにしてください。

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