
株式投資をはじめる女性が増えている?女性の感性を投資に活かそう
女性の社会進出も相まって、女性でも株式投資をしている人も珍しくなくなりました。女性と男性では思考パターンが異なるといわれていますが、それを活かせれば投資成績の改善につなげることができます。今回は、女性の感性を株式投資に活かす方法を改めて考えてみましょう。
この記事のもくじ
女性をターゲットにしている会社はたくさんある
株式市場に上場している企業は、なんらかの商品やサービスを消費者に提供することで利益をあげています。中でも、女性を主要ターゲットとしている企業は少なくありません。
男性は「機能性」を求める傾向があり、商品のスペックなどを判断軸にするのに対して、女性は感覚で選択するため、女性が主体となって「流行・トレンド」ができる傾向にあります。結果として男性向け商品よりも女性向け商品のほうが売り上げのの差が大きく、各企業とも女性向けの商品開発に力を入れることになります。
消費トレンドは女性が主導している
ある商品が市場に流通したときに女性の支持を得られればヒット商品となる傾向があることから、トレンドのほとんどは女性が作っているといえます。
株式投資の視点からこの状況を見ると、男性よりも女性のほうが「なにがヒットするか」を予想しやすい環境と言えるのではないでしょうか。
「人気が出そうな商品・サービス」を探す
女性の感性を株式投資に活かすには、「人気が出そうな商品・サービス」を探すところからはじめましょう。ただ、人気が出るのは多くの女性から支持を集めたものであり、あなただけが人気が出そうだと思っていても意味がありません。あなた自身の感性はもちろん、まわりの知人・友人たちの評価もあわせて考えるのがポイントです。
徐々に人気が高まっている商品・サービスを見つけることができたら、それを提供している企業が上場しているかどうかをチェックしておきましょう。
「会社全体の事業内容」でリスクを見る
女性の人気を集めてきている上場企業を見つけても、すぐにその企業に投資するのではなく、会社の事業内容にどの程度影響するかを調べることを忘れないでください。
その商品やサービスが人気でも、会社の業績に影響を与えなければ、投資先としての魅力に乏しく、すでに業績に織り込み済みなら株価への影響も小さくなるリスクがあるからです。
取引をするときには感性に頼らない
女性の感性は株式投資に活かすこともできますが、実際に取引をするときには感性に頼るべきではありません。どのような商品・サービスが人気になるかは女性がカギを握っていますが、その結果として業績が上がったとしても、その企業に投資するのは女性だけではありません。
感性ではなく理論的に株価が高いか安いかを判断して取引をするため、株価がどう動くかは感性で判断することはするべきではないと考えておくべきでしょう。
取引のルールを作って、ルールに従った売買を心がける
他の投資家が感性を使わず理論的に売買している以上、どのように株価が動くかも感性には従わないはずです。取引するにあたっては、感覚で判断せず、理論的に考える必要があります。
「もっと安くなりそうだ」、「まだまだ上がりそうだ」という希望的観測で売買するのではなく、事前に一定の取引ルールを定めて、そのルールに従って取引することが欠かせません。
まとめ
女性の感性は、男性にはなかなか手に入れられない貴重な能力です。そうであれば、できるだけその能力を発揮して投資を成功させたいところです。しかし、株式投資は、感性だけで利益をあげられるものではありません。
投資銘柄を探す段階では感性をフル活用して、取引そのものは感性ではなく取引ルールにしたがって取引をすることを心がけるようにしましょう。
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