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ハイテク株の代表的な銘柄と特徴

ハイテク株の代表的な銘柄と特徴

株の知識レベル:★★★☆☆

ハイテクとはすなわち、ハイテクノロジーの略称。つまり、高度な技術力を持つ企業銘柄のことをハイテク株と言います。世界を代表するハイテク株は、主に、米国のナスダック市場に上場しています。米国上場の国際優良銘柄は、世界の株式市場の値動きに影響を与えることも多く、マーケットの動向を見る上でも非常に重要です。ここからは、ハイテク株の代表銘柄と、その特徴について確認して行ければと思います。

米国ハイテク株には時代をリードする優良銘柄がズラリ

ハイテク株と言えば、メインはアメリカ市場です。ハイテク株には、現代を代表する国際優良銘柄がそろっています。アップルやアマゾン、グーグルの親会社であるアルファベットもハイテク株に含まれます。アップルやアマゾンの業態は、日本でも知られている一方、グーグルはネット上でのポータルサイト運営や、ただの検索ツールとしか思っていない方も多いと思います。しかし、実際にはそれだけではありません。近年では、自動運転の分野に参入するなど、人工知能(AI)やIoT技術を駆使した新分野への参入が目立っています。また、フェイスブックもハイテク株の代表格です。マイクロソフトも同様です。こちらはハイテク株の中でも古株と言えるでしょう。このように、ハイテク株は米国市場が中心です。世界を代表する国際優良銘柄が米国に上場していることに気付くことができるでしょう。

米国上場のハイテク株は世界の株式市場にも影響をもたらす

このように、米国上場のハイテク株には国際優良銘柄が多いと言えます。企業規模も非常に大きく、これらの銘柄が世界の株式市場に与える影響も小さくありません。例えば、米国のナスダック総合指数が下落したとします。ナスダック指数は、ハイテク株で構成されている割合が高いことが特徴です。このようなケースでは、国内に上場しているハイテク株も連れ安するケースがほとんどです。つまり、国内上場のハイテク株を買い付けした場合には、米国市場のハイテク株の動向も注視しなければならないのです。

国内上場のハイテク株にも優良銘柄が多い

国内上場のハイテク株にも優良銘柄が多いことが特徴です。代表格はソフトバンク(9984)ですね。また、産業用ロボットに強みを持つファナックもハイテク株に該当します。その他、半導体が主力で、製造装置最大手の東京エレクトロン(8035)もハイテク株です。時価総額を見ても雄に一兆円を超え、これらの銘柄が日本の主力株であることが伺えます。また、なじみのあるところではヤフー(4689)や楽天(4755)などもハイテク株と言えます。近年では、ジャスダック上場のハイテク株が増えてきていることも特徴と言えるでしょう。

日経平均の値動きはハイテク株に左右される部分が大きい

日経平均の値動きは、ハイテク株に左右されると言っても過言ではありません。実際に、日経平均への寄与度を確認して見ると、上述した三銘柄はすべて上位に食い込みます。構成率で見てみると、ソフトバンクは現時点で約5%。ファナック(6954)と東京エレクトロンはそれぞれ、約4%と3%です。日経平均の構成率のランキングを確認すると、全銘柄トップファイブ入り。日経平均の値動きが、いかにハイテク株に左右されているかを確認することができるでしょう。

ハイテク株は値動きが比較的荒い

ハイテク株は値動きが比較的荒い

ハイテク株は値動きが荒いことが特徴です。アマゾンやフェイスブック、アップルなどを見てみてもそれほど配当利回りはよくない。投資する際には、純粋な株価の値上がりを期待して買いに行くことになるでしょう。この特徴に起因して、短期筋の資金の出入りも決して少なくありません。つまり、短期資金の出入りが激しく、値動きが荒くなることが多いのです。この点は、ハイテク株に投資する際に注意したいポイントです。

決算見合いの取引には要注意

ハイテク株は、決算の動向に左右されることが非常に多いと言えます。特に、米国上場のハイテク株にはこの傾向が強く見られ、決算日をまたぐ決算見合いの取引には、細心の注意を払わなければなりません。例えば、時価総額が80兆円を超えるアップルでも、決算日翌日の株価が10%以上上下することがあります。好決算を狙って、決算日直前に買い注文を入れる取引は非常にリスクの高い取引と言えます。一方で、決算があまり期待できなさそうな場合には、一度売り抜けることもテクニックでしょう。値動きの激しいハイテク株の保有には、決算動向に細心の注意を払いましょう。

まとめ

国内にもハイテク株は存在しますが、そのプレゼンスは米国上場のハイテク株には及ばないのが現状です。企業の成長性を鑑みても、米国のハイテク株に軍配が上がります。フェイスブックやアマゾンの株価推移を見ると、時価総額が数十兆円を超えた現在も成長企業。決算見合いの取引には注意が必要ですが、投資のチャンスは米国市場に多く存在するでしょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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