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新規公開株(IPO)投資で当選確率を上げる3つの方法

新規公開株(IPO)投資で当選確率を上げる3つの方法

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横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★★☆☆☆

個人投資家の間で人気の新規公開株(IPO)投資の最大の欠点は「当選しなければ購入できない」ことです。

IPO投資で利益を上げるためには、当選確率を少しでも上げることが重要となり、そのためには抽選の仕組みを理解する必要があります。今回は、IPO銘柄の当選確率を上げるための方法をご紹介します。

主幹事証券で口座開設・申し込みをする

IPOの主幹事証券は、IPOの売り出しの大半を引き受けます。引き受け数が多ければそれだけ抽選への割り当て数も増えるので、主幹事証券の口座からIPO抽選の申し込みをしているか否かで、当選確率が大きく変わるのです。

ネット証券でIPO申し込みを考えているなら、も主幹事を務めることが多いSBI証券SMBC日興証券の口座開設はしておきたいところです。

証券会社独自のIPO関連サービスを活用する

証券会社によっては、IPO関連のサービスを提供していることがあります。例えばSBI証券では、抽選に外れるとポイントがもらえて、そのポイントで当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」という制度があります。チャレンジポイント目当てに購入予定がなくても抽選申し込みだけはしておくという人も少なくないようです。

こういった証券会社独自のサービスを活用することで、IPO抽選の当選確率の向上が期待できます。

複数の証券会社に口座開設をする

IPO抽選は各証券会社が個別に実施しているので、複数の証券会社から申し込めば、それだけ当選確率が高まります。公募申し込みがはじまってから新しく口座開設をしていては間に合わないため、公募申し込みまでに口座開設を済ませる必要があります。

また、一部の証券会社では少額投資非課税制度(NISA)口座でもIPO銘柄の買い付けに対応していることがあります。こうしたサービスはネット証券を中心とする一部の証券会社に限られていることや、NISA口座の開設には時間がかかることに注意しましょう。

口座ごとに買い付け余力が必要

ほとんどの証券会社では、IPOの抽選申し込み時点で口座に購入代金に相当する買い付け余力が残っていることが抽選参加の条件になっています。

複数の証券会社から申し込みをするなら、証券会社の分だけ資金が必要になるので、当選確率が比較的高い主幹事証券や幹事証券を中心に申し込みをするなどの対策が必要です。

リスクが高い家族名義の口座での取引

IPO投資をしている投資家の体験談としてよく書かれているのが、「家族名義の証券口座も作ってみんなで申し込んだ」というものです。家族名義の口座からも申し込むことで応募口数を増やせるので、当選確率はを引き上げることができます。

この方法は口座ごとに買い付け余力が必要になるだけではなく、同意を得ていない口座開設や申し込みは、口座譲渡とみなされて違法行為となるリスクが無視できないので、取引には細心の注意が必要です。

違法性や贈与税には注意する

自分の資産を家族名義の口座で取引すると、その資産が贈与とみなされて、贈与税が発生するケースもあります。特に特定口座での取引は、毎年の取引履歴が証券会社から税務署に提出されているので、取引内容によっては脱税とみなされるリスクもあるのです。

まとめ

IPO抽選の当選確率を上げるためには、主幹事証券や複数の証券会社から同時に申し込むのが基本です。

また、家族の証券口座から申し込むときには、口座譲渡や贈与とみなされないように注意が必要ですが、当選確率を上げる点では選択肢の一つと言えそうです。

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