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あなたは当てはまる?株で失敗する人に多い3つの特徴

あなたは当てはまる?株で失敗する人に多い3つの特徴

株の知識レベル:★★★☆☆

投資初心者にとって、株のトレードで利益を上げることは非常に難しい作業です。一方で、安定的に利益を上げ続けられる人がいることも事実です。株で失敗する人にはいくつかの特徴があります。雰囲気でマーケットにエントリーして利益を上げられるほど株の世界は甘くはありません。ここからは、株で失敗する人の特徴について考えてみたいと思います。

知識がない状態でまとまった資金を投入する

株の値動きには、必ず理由があります。知識なく多額の資金をマーケットに投入することは、非常に危険な行為です。投資では、株価変動の背景を知ることが非常に重要と言えるのです。下がったからなんとなく買い、上がったからなんとなく売りでは、継続的な利益は期待できません。各国の金融政策の動向や企業業績、海外勢の資金フロー。特に、中長期スタンスの投資においては、基礎的経済条件(ファンダメンタルズ)を知ることが非常に重要です。ファンダメンタルズ分析を行った上で、投資先の企業分析を行うことで投資の精度が高まります。

投資商品への知識不足も失敗する原因

株、債券、投資信託など金融商品は多数存在します。一口に株と言ってもその種類はさまざま。上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)といった上場商品も広義では株として扱われます。投資家は、マーケットの実勢にマッチした株を選ばなくてはなりません。例えば、アゲンストのマーケットで株価指数が下落している状況があったとしましょう。このような状況で輸出関連等の主力株を買うことはナンセンスです。金融株等の内需関連株にシフトし、高配当銘柄でリスクヘッジすることがセオリーと言えるでしょう。また、インバースETFやベアETFを購入することで、マーケットの下落局面でも収益を狙うことができます。これらの商品知識や各商品の特性を理解していなければ、株で損をする確率は高くなるでしょう。

短期で利益を追い求める

株で失敗する原因は、投資スタンスにも起因します。結論から言うと、短期で利益を獲得しに行くことは非常に難しいと言えます。株でそれなりのサヤを取るためには、最低でも数百万円の資金が必要です。また、長期投資家に好まれる銘柄と短期投資家に好まれる銘柄は大きく異なります。長期と短期のマーケットでは市場参加者も異なります。短期投資のマーケットには短期筋等、プロの資金の出入りも非常に激しいと言えます。プロと同じ土俵で戦って勝ちきるには、相当なテクニックと知識が必要でしょう。株式投資においては、短期の利益にこだわりすぎないことがポイントです。

仮に、短期で勝負するならテクニカルの知識が必要

株式投資の分析手法は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析に大別できます。ファンダメンタルズ分析は需給や景況感、基礎的経済条件からアプローチした分析を行う手法を言います。テクニカル分析は、チャートの形状から先行きを占う分析手法を言います。チャートとは、日々の値動きをけい線で記したものです。よって、チャートを確認することで、日々の投資家の動向を知ることができるのです。マーケットは投資家の気持ちで動くとも言われます。短期投資家はテクニカルの知識をつけることが最低条件と言えるでしょう。

自分のルールを確立できていない

自分のルールを確立できていない

株のトレードにおいては自分でルールを定めることが重要です。投資の前には損切りラインと利食いラインを定めておくことをおすすめします。その他、投資スタンスや投資に使う資金の性質を決定することも重要です。仮に、余剰資金で投資をするのであれば、積極的にリスクをとって上値を狙う株を選ぶこともできますが、資産保全のための投資はその限りではありません。高配当銘柄をメインにポートフォリオを構築するなど、前者とは異なるアプローチが必要になるでしょう。これらのルールが確立されない限りは、投資の成果も安定しません。まずは、自身の投資方針(ルール)を確立することから始めましょう。

損切りのルールは徹底して守る

自身が定めたルールにのっとった運用を行うことは欠かせません。株式投資では、欲や期待をどれだけコントロールできるかが、投資成果の鍵を握ります。特に、初心者が徹底して守るべきルールは損切りラインです。損切りをするには勇気がいります。しかし、下落を続け、資産が塩漬け状態になるよりは、非常に前向きな投資行動と言えます。利益を上げることも重要ですが、損失を限定するアプローチも投資においては重要なのです。

まとめ

株で利益を上げるポイントは、いかに自制心を持ったトレードをできるかに尽きます。今回触れた3つのポイントもその中に含まれます。短期の欲にとらわれず、一度に大きな利益を望まない。そうすることで、安定した投資成果を実現できるでしょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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