
あなたも当てはまる?株式投資で失敗する人に多い3つの特徴
株式投資の初心者でも、取引をはじめてから安定して利益を上げる人もいれば、逆に失敗ばかりして損失を出し続ける人もいます。両者の違いは、一体どこにあるのでしょうか?
今回は、株式投資で失敗する人に多い特徴について考えてみました。あなたも当てはまっていないか確認してみましょう!
この記事のもくじ
知識がないのに資金をつぎ込む
下がったら買って上がったら売る取引では、安定した利益は期待できません。株式投資では失敗しないためには、最低限の知識をつけておくことが大切です。
安定した利益を目指すためにも、各国の金融政策の動向や企業業績、機関投資家の資金の流れを理解して、投資判断に組み込むことは欠かせません。
投資商品への知識不足も失敗する原因
株価が急落している状況では、値動きの激しいハイテク株や金融株から資金を引き揚げて、比較的安定している内需関連銘柄にシフトするなどのリスクヘッジが必要です。また、指数とは反対の値動きをするインバースETFを活用することで、下落局面でも収益を狙うことができます。
投資商品によって異なる特性を理解して投資することが、リスクヘッジを考えた取引につながるのです。
短期投資での利益にこだわりすぎない
株式投資では短期の利益にこだわりすぎないこともポイントです。長期投資と短期投資では対象となる銘柄が異なるのはもちろん、短期投資でまとまった利益を狙うなら、数百万円程度とまとまった資金が必要となります。
また、短期投資の対象となる銘柄は、資金の出入りが非常に激しく、長期投資と比べてかなりのリスクがある取引となることに注意が必要です。
それでも短期で勝負するなら
個別銘柄の分析は、需給や景況感、基礎的経済条件(ファンダメンタルズ)からアプローチするファンダメンタルズ分析とチャートとテクニカル指標で先行きを予想するテクニカル分析に大別できます。
短期投資を主軸とするなら、テクニカル分析の基礎知識をつけることが最低条件と言えます。
自分のルールを確立できていない
株式投資で安定した取引をするためには、自分なりの取引ルールを定めることが重要です。しっかりとしたルールを確立できなければ、投資の成果も安定しません。
余剰資金で投資をするなら積極的に上値を狙う取引も選択肢に入りますが、そうでなければ損失を抑えた取引を実現するためのルール作りが必要です。
損切りルールは徹底して守る
自身が定めたルールにのっとった取引が損失を抑えることにつながるので、徹底して守るべきルールは損切りラインです。
損切りには勇気が必要ですが、貴重な資金を塩漬けにして放置するよりは前向きな投資行動と言えます。投資を続けるためには、利益よりも損失を抑えるアプローチが重要なのです。
まとめ
株式投資で利益を上げるポイントは、いかに自制心を持った取引をできるかにかかっていて、今回見てきたポイントもその中に含まれます。
短期の欲にとらわれず、一度に大きな利益を望まない。そうすることで安定した投資成果を実現できるでしょう。
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