
1つでも共感したら投資方法を見直そう!投資の失敗あるある三選
株式投資をしていると、うまくいくこともあれば失敗することもあります。失敗でも多くの人たちが経験している「あるある話」。たかがあるある話と侮ることなく、自分の取引に組み入れることで、投資成績の改善が期待できます。
今回は、リスク回避の参考になる株式投資の失敗あるあるについて見てみましょう。
この記事のもくじ
あるあるその1:「高値づかみ」と「底値売り」
あるあるの1つ目は「高値づかみ」と「底値売り」です。
今が買い時だと判断して買いを入れたら、その後すぐ値下がりして慌てて手放して損失を出すパターンは、投資をはじめたら誰もが一度は経験することになります。
直感だけに頼らない、ロジックに基づく投資を徹底する
高値づかみと底値売りを繰りかえす人には「いつも自分が買うと値下がりして、売ると値上がりするんだ!」と自虐する人もいますが、その原因には直感に頼りすぎた売買をしている可能性があります。
高値掴みと底値売りを避けるには、チャートや板情報などの分析を通して、自分以外の投資家がどう判断しているかを分析してから取引することが効果的です。
あるあるその2:「塩漬け」
あるあるの2つ目は、買った株が値下がり続きなのに、いつかは値上がりすると信じて持ち続ける「塩漬け」です。
値下がりした株を買い増して平均購入単価を下げる「ナンピン」は、塩漬けの一歩手前と理解しましょう。下げ止まらない銘柄をだらだらとナンピンし続けて、損失が大きく膨らんでもなお「いつかは値上がりする」と信じて持ちつづけるのは、まさに塩漬けの典型例です。
事前に損切りルールを作ってルールを守る
ナンピンや塩漬けで失敗するのは、事前に損切りルールを作っていないか、作っても徹底していないことが原因です。含み損が大きくなっているのは、購入時に想定していたシナリオが崩れたことを意味します。それでも値上がりを期待して持ち続けているから失敗してしまうのです。
大きく値を下げた銘柄を持ちつづけて資金を拘束するよりも、他の銘柄も幅広く見直すことで、損失をカバーする値上がりが期待できる銘柄を探す方が、より早く回復が期待できます。
あるあるその3「仕手株に手を出す」
最後のあるあるは「仕手株に手を出す」ことです。
値動きの大きさに目がくらんで手を出したときが仕手筋が売り抜けるタイミング。急落する株価に涙を呑んで損切りをした経験のない投資家はいないと言っても過言ではないでしょう。
仕手株には手を出さないのが大前提
仕手株は仕手筋の思惑一つで値段が決まるため、値上がり・値下がりのタイミングは全く読めません。経験の有無にかかわらず、仕手株には手を出さないことが賢明です。
わずかな可能性に賭けた仕手株取引で大損するよりも、普通の銘柄に投資して殖やすことを意識するべきです。
まとめ
誰もが一度は聞いたことがある投資の「あるある」は、多くの投資家が経験したことがあるからあるある話と言えます。
裏を返せば、こうした「あるある」を避けた投資を心がけることが投資成績の改善にもつながるといえるのです。
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