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失敗に終わる?ダメな投資の具体例6例

失敗に終わる?ダメな投資の具体例6例

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★☆☆☆☆

株式投資をしていると失敗をすることもあります。失敗とは、深く考えずに投資したせいで損を招くことです。

今回は、考えずに投資して失敗に陥ってしまった事例を見てみましょう。これらの失敗に経験がある人でもない人でも、これからの取引の参考にしてください。

売却のタイミングを見誤る

株式投資で重要なのは、買うタイミングよりも"適切なタイミングで売却すること"と言われています。投資した銘柄が値上がりして含み益になっているとき、「まだまだ上昇するはずだ」と保有し続けたことで値下がりして手放し損ねることは珍しい話ではありません。

売りのタイミングを逃さないためには、どこまで上昇したら売却するか決めておくことです。また、売却は一度にまとめてするのではなく、一部売却にとどめましょう。そうすればさらに値上がりしたときに売却できるので、より大きなリターンを狙うこともできます。

損失を恐れてさらに損失を拡大させる

含み損が生じたときに、「いつか株価が戻った時に売れば損失にはならない」と塩漬けにすることがあります。損失を限定するためには、いくらまで下落したら損切りするか決めておくことが大切です。

損失を確定したくないという理由で塩漬けすることは、資金を拘束して取引の自由度を下げることにもつながるので、得策ではありません。

一獲千金を狙って失敗する

日々更新される「値上がり率」や「値下がり率」のランキングを見ると、激しい値動きをしている銘柄は簡単に見つけることができます。しかし、そんな銘柄に飛びついても、失敗するケースがほとんどです。

株価が大きく動いた理由を理解せずに投資するのは、投資ではなく投機です。たまたま投機がうまくいっても、間違った自信を持ってしまえば、将来的に大失敗する危険性が高まります。

投資先を理解せずに投資する

右肩上がりが続く銘柄は投資対象として見ると非常に魅力的ですが、業務内容などを理解せずに投資するのは非常に危険です。業務内容などを知らないと、会社に将来性があるか判断することはできません。

テクニカル分析を否定するつもりはありませんが、チャートでは優良銘柄に見えても、会社の業務内容や直近のニュースまで分析したうえで投資するかを判断するべきです。

限度額の上限で信用取引をする

自己資金の3倍程度の取引ができるレバレッジにより現物取引と比べても大きなリターンを見込める信用取引ですが、大きなリターンが得られるということは大きな損失が発生する可能性もあるということ。

限度額いっぱいまで取引をしていると、わずかな値動きで追証が発生して、取引を手じまいしなければならなくなります。無用なリスクを避けるためにも、信用取引の仕組みを理解した上で、無理のない金額での投資を心がけましょう。

信用取引で売りと買いを取り違える

信用取引でありがちなもう一つの失敗が、売りと買いを間違えて注文を出すことです。注文画面には「買い注文」と「売り注文」が表示されますが、売りと買いをしっかり確認せずに取引をすると、予想通りの値動きをしているのに損失が発生するという悲しい結末に…。

信用取引に限ったことではありませんが、注文画面の最終チェックは念入りにしましょう。

まとめ

個人投資家が犯しがちな失敗を6つ紹介しましたが、これらは無意識にやりがちな失敗です。逆に考えればこれらをキチンと押さえておくことで成功に一歩近づけるということ。

一回ごとの取引で損失を出さないことではなく、トータルで利益を出すことを意識して、つまらない失敗をしないように心がけましょう。

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