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バイオ株の代表的な銘柄と特徴

バイオ株の代表的な銘柄と特徴

近年、個人投資家を中心に大人気なテーマ株として知られるのが「バイオ株」です。新興市場の人気銘柄のほとんどがバイオ株と言っても過言ではないでしょう。昨今のそーせいグループ(4565)がもたらしたバイオ株バブルはみなさんの記憶にも新しいと思います。バイオ株の特徴は、値動きが荒い点にあります。下値も速ければ、上値も速い。実際にそーせい株は株価が10倍越え(テンバガー)を達成。その他にも、急騰を見せるバイオ株は多数存在します。ここからは、バイオ株の代表的な銘柄とその特徴をみなさんとシェアできればと思います。

バイオ株は新薬開発の動向に左右される

バイオ株の値動きは、主に新薬開発の動向に左右されます。直近ではがんの特効薬であるオプジーボを開発した小野薬品工業(4528)が大相場を記録。海外のバイオ・ファーマの代表格であるギリアド・サイエンシズも同様です。同社はC型肝炎の治療薬ハーボニーが2015年に承認。2013年から2015年までの間で約4倍の株価上昇を記録しています。このように、新薬開発はバイオ関連企業の業績を非常に大きく左右する訳です。バイオベンチャーであればこんなものではありません。上述したそーせいグループのように、テンバガーやそれを上回る株価上昇を見せる銘柄も珍しくありません。

バイオベンチャーは赤字が恒常化

このように大きな値上がりが期待できるバイオベンチャーですが、赤字が恒常化している企業がほとんどです。このような銘柄は、株価も安値でくすぶっていることが多いものの、バイオベンチャーでは、新薬が承認された際のインパクトも計り知れません。たった一つの新薬によって業績が黒字に転換する企業も珍しくありません。仮に、新薬承認となれば、ストップ高の連続であっという間に株価が数倍ということも十分考えられます。直近では、遺伝子治療役の臨床研究が進展していると報じられたアンジェス(4563)の株価が急騰しました。バイオベンチャーは赤字が当たり前。それを踏まえた上で、投資をしましょう。

バイオ株投資は長期線を覚悟して投資する

上述したように、バイオ株が暴騰するきっかけは新薬承認です。新薬開発が成功し、それが承認されることが唯一の期待と言っても過言ではありません。資金調達と臨床試験を繰り返し、新薬の効果を見極める作業は非常に時間が掛かります。バイオ株、中でもバイオベンチャーへの投資についても利益獲得まで時間が掛かることがほとんど。バイオ株への投資は基本的に長期線。獲得できる利益の額は大きい可能性があるものの、利益獲得までに時間がかかるケースが多いこともバイオ株の特徴と言えるでしょう。

バイオベンチャーの新規公開(IPO)には要注意。初値下落の可能性も高い

新薬開発に向けた研究費、臨床試験には多額の資金が必要となるので、近年ではバイオ関連企業のファイナンスも増えつつあります。実際に、バイオベンチャーの公募増資やIPOも多く見られるようになりました。特に、投資初心者が気をつけることは、バイオベンチャーのIPOです。上述したように、バイオベンチャーは赤字が恒常化している企業が多く、初値で下落するケースが多いのです。株価を決定付ける最大のファクターは企業業績です。その企業業績が悪い訳ですから、なかなか買いが集まらず、需給面から見ても売られやすい傾向にあると言えます。一概に、IPOだからといって、バイオ株のファイナンスに安易に参加することはないようにしましょう。

バイオベンチャーの公募増資も同様

バイオベンチャーの公募増資も同様

IPOと並んで公募増資も個人投資家に人気の投資手法です。公募増資とはその名の通り増資ですね。ざっくり、解説するとこちらも資金調達の手法になります。市場価格より割り引かれた価格で買い付けできるのが人気の理由です。やはり、赤字が恒常化した企業が行う増資案件が大多数を占めますから、こちらも申し込みの際には注意が必要です。企業業績ならびに、どれほどのインパクトがある商品を市場に送り込もうとしているのか。これらの背景を総合的に判断した上で、申し込みを決めるようにしましょう。

バイオ株への投資はハイリスクハイリターン

バイオ株への投資は、ハイリスクハイリターンの投資だと言う認識を持って投資を行わなければなりません。取引時間中の値動きも荒く、初心者かバイオ株で短期トレードをするのは至難の業。高度なテクニカル分析の知識が要求されます。さらには、出来高を確認して資金の出入りを確認することも重要でしょう。取引時間中の値動きが荒いことも、バイオ株の特徴のひとつです。

まとめ

バイオ株の特徴は値動きが荒く、ハイリスクハイリターンの取引であると言うことです。新薬が承認されるのを長期線で待つと言うことが基本的な投資スタンスになるでしょう。バイオ株の短期トレードは相当な実力者でなければ利益を出すのは難しい。これらの特徴を踏まえた上でトレードを行いましょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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