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次の注目テーマ関連銘柄?仮想通貨関連銘柄をチェック

次の注目テーマ関連銘柄?仮想通貨関連銘柄をチェック

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

2017年に入っても大相場が続いた仮想通貨のビットコイン。イーサリアムやファクトム等のアルトコインの値動きも堅調で、ここにきて大相場を続け、株式市場でも仮想通貨関連銘柄に注目が集まっています。

今回は、注目を集めるである仮想通貨関連銘柄について確認していきたいと思います。

新たな決済手段の確立を目指す仮想通貨「ビットコイン」

代表的な仮想通貨であるビットコインは、国内外問わず使えるオンライン上の決済手段として開発されました。

世界のどこでも同じ価値であることや送金コストの安さを武器に、日本でも徐々に決済手段として採用する会社が増えてきています。今後も仮想通貨への認知度の高まりとともに利用拡大が継続すると考えられます。

仮想通貨は投資対象になり得る?

2017年4月には1BTC=12万円程度で買えたビットコインは、12月には1BTC=200万円程度まで値上がりしています。資産を大きく増やす手段として注目を集めるテンバガーでも、値上がり幅はが、ビットコインの値上がりはテンバガーをはるかに超えています。

乱高下を繰り返しながらその価値を急激に高めている仮想通貨は、投機的側面が強いものの投資対象になりえるのです。

仮想通貨関連銘柄は株式市場でも注目のテーマ株

最近のテーマ株には、フィンテック関連銘柄をはじめ、人工知能(AI)関連銘柄やIoT関連銘柄、ドローン関連銘柄も一時期人気を集めていました。これらのテーマ株への買いが一巡したことで、仮想通貨関連銘柄が次のテーマ株として注目を集めています。

ビットコインはブロックチェーンを駆使した先進性と国家間の問題解決が期待できる将来性の両面で今後も値上がりが期待されているので、テーマ株としての仮想通貨関連銘柄も物色され続ける傾向が高いと想定されます。

将来は有事の安全資産としても期待

ビットコインは貨幣価値が下がりすぎないようにするため、埋蔵量の上限が設定されています。そのため、採掘(マイニング)で大きなリターンが期待できることから注目を集めています。

供給量が一定であるために、資源と同じように投資家の人気を集めているのです。よって、金と同じく有事の時に買われやすい傾向にあると言われています。北朝鮮問題やテロ、政情不安が相次ぐ背景も、今後のビットコインの価格上昇を後押しするかもしれません。

電子決済関連銘柄はハイパフォーマンスを維持

仮想通貨関連銘柄では、特に電子決済の関連銘柄が比較的堅調に推移しています。GMOペイメントゲートウェイ(3769)はその代表格で、仮想通貨取引所大手のbitFlyerと提携してビットコインを用いた決済システムを導入するなど、ビットコイン関連銘柄でありながらフィンテック関連銘柄としても市場の注目度が非常に高い銘柄です。直近1年の値動きだけでも、2016年末に4,000円だった株価は、2017年末時点で9,000円を超え、日経平均株価をはるかにアウトパフォームしています。

また、同じく仮想通貨取引所のテックビューロと業務提携して自社ネットショップサービスにビットコイン決済を導入したロックオン(3690)も昨年5月は大相場。また、チャンスが訪れるかもしれません。

送金サービスや取引所運営会社にも注目

セレス(3696)はビットコインの送金サービスに強みを持ち、2017年12月11日にビットコイン先物がシカゴ・オプション取引所(CBOE)に上場したことを背景に、物色の色合いが強まっています。傘下企業を通じたビットコインのマイニングにも積極的で、今後も物色対象になる可能性が高いと想定されます。

また、フィスコ(3807)のように、仮想通貨の取引所を運営する企業にも注目です。仮想通貨の取引所が上場しているケースは少ないので、買いが集まる可能性があります。

まとめ

いつの時代もテーマ株は相場を牽引する原動力となってきました。それだけテーマ株が市場に与えるインパクトが大きいと言うことです。

今注目のテーマ株である仮想通貨関連銘柄は話題に事欠かず、今後も市場の注目を浴び続ける可能性が高い銘柄と言えるでしょう。

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