初心者でも株の買い方がわかる!株の教科書.com

不動産投資信託(REIT)の相場を変動させる要因は何か?

不動産投資信託(REIT)の相場を変動させる要因は何か?

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★★☆☆

個人投資家にも人気が高い不動産投資信託(REIT)ですが、REITを対象とする投資信託や上場投資信託(ETF)などで間接的に保有している人もいるのではないでしょうか。REIT相場の値動きには、どのような材料が影響するのでしょうか。

今回は、REIT相場における変動要因を確認してみましょう。

各国の金融政策にビビッドに反応。緩和政策下で強み

REITは緩和政策下で買われやすいため、需給は市場に供給される資金量で決まると言っても過言ではありません。

リーマンショック以後のアメリカのREIT市場を見てみると、連邦準備制度理事会(FRB)が第3弾まで投入した量的緩和(QE)の期間中、アメリカのREITは終始堅調に推移しました。

景気変動にも敏感に反応する

REITは不動産に投資をする特性上、景気変動の影響を非常に強く受ける傾向にあります。景気後退局面では不動産取引も不活発になり、賃料も低迷するので、REIT価格も低迷する傾向があります。反対に景気拡大局面では、取引も活発になり賃料も高止まりするので、REIT価格の上昇が期待できます。

不動産関連指標にも影響を受ける

一口にREITと言っても、投資する不動産によって性格の異なるRIETが組成されています。REIT投資では、不動産市況を知る手がかりである住宅着工件数やオフィス空室率など、不動産関連指標の動向の影響を受けます。

REIT投資では、不動産関連指標を確認しながら値動きを分析・予測することが欠かせません。

バリュエーション指標にも注目

割安、割高度合いを測るバリュエーション指標ですが、REITのバリュエーション指標として、株式投資の株価純資産倍率(PBR)に似たNAV倍率を利用します。倍率は投資口数を1口あたりNAVで除すことで求め、1口あたりNAVは純資産を発行済み投資口総数で除して求め、NAV倍率が1倍を超えていれば割高、下回っていれば割安と判断します。

個別のREITの値動きは、バリュエーション指標に左右されるところも大きいので、必ずNAV倍率を確認しましょう。

アメリカREIT市場の影響を受けるグローバルREIT市場

世界最大のREIT市場はアメリカであり、世界のREIT市場シェアの65%以上の規模を占め、アメリカREIT市場の動向は、グローバルREIT市場の動向に大きな影響を与えます。

では、アメリカの不動産市況を読み解くためには、どの不動産関連指標に注目するとよいのでしょうか。

不動産関連指標では重要な中古住宅販売件数

アメリカの不動産関連指標の中でも注目したいのが、中古住宅販売件数です。アメリカの住宅市場のメインマーケットは中古住宅であり、そのシェアは約8割にも上ります。アメリカREITへの投資を考えるなら、中古住宅販売件数の動向は要注目です。

まとめ

REIT相場に影響を与える要因は、金融政策や経済指標、個別銘柄のバリュエーションなどが存在します。REIT投資では、これらの変動要因に注目することが重要です。

また、グローバルREITの動向を左右するアメリカREITへ投資するのであれば、アメリカの不動産市況の重要指標である中古住宅販売件数には要注目です。

総合評価
(0)

証券会社を選んで口座を作ろう!

免責事項

株の教科書.com(以下、当サイト)で提供している文章、画像、動画等のコンテンツ(以下、コンテンツ)は、作成時点で得られた情報を元に作成しております。その内容について作成時および未来において正確性、安全性は保証しておりません。

当サイトは投資に関する知識、技術情報の提供を目的としており、特定の銘柄、投資対象、投資行動、運用手法を奨励するものではありません。お客様ご自身の投資に関わる一切の行動につきましては、ご自身の責任の下でご判断ください。投資、資産運用によって発生した損益はお客様ご自身に帰属するものとし、当サイト掲載の情報に基いて発生した損害について一切の責任を負うものではありません。