
NISAのおすすめ銘柄とは?特性で考える一般NISAの銘柄選び
貯蓄から投資への流れを後押しするために、日本でも個人投資家が利用できる非課税制度が充実してきました。その中でも手軽に利用できるのが、少額投資非課税制度(NISA)です。より積み立て投資に特化したつみたてNISAも登場していますが、一般NISAならではの魅力もあります。
一般NISAを利用するなら、どのような資産に投資するのが最適なのでしょうか。今回は、一般NISAで買う際のおすすめ銘柄を考えてみたいと思います。
この記事のもくじ
幅広い商品に投資できる一般NISA
一般NISAを簡単におさらいしておくと、年間120万円・最長5年間の最大600万円の範囲内なら非課税運用できる仕組みです。一般NISAの特徴は、個別株式も投資対象に含まれていることです。
積み立て投資に特化したつみたてNISAでは、対象商品が株価指数に連動するインデックスファンドと一部の上場投資信託(ETF)に限られているので、幅広い商品に投資できるのは一般NISAの大きな魅力と言えます。
値上がり益の大きい個別株式にも投資できる
一般NISAの運用商品を決めるときの手がかりとして、値上がり益と配当の両方が非課税となる点です。
特に値上がり益の大きい個別株式に投資できるのは、一般NISAならではの魅力いえます。この点を踏まえると、一般NISAではどのような銘柄を買うのでしょうか。
一般NISAのおすすめ銘柄は成長株
一般NISAでの投資候補となるのは、投資資金が少額で済んで値上がり期待の大きい成長株や中小型株が有力な候補となります。
基本的に値動きに乏しい大型株や値がさ株と違って、成長株や中小型株は些細な材料で大きく値上がりする可能性を秘めているので、一般NISAに最適な銘柄といえるでしょう。
材料発表で上伸の可能性も大きいテーマ株も選択肢
成長株や中小型株以外の選択肢としては、テーマ株も候補に入ります。直近の人気テーマとしては、人工知能(AI)やモノのインターネット化(IoT)、自動運転などが注目を集めています。
これらのテーマ株の中にはテンバガーを達成した銘柄も少なくないので、一般NISAでの投資を考えるなら選択肢の一つといえるでしょう。
投資信託も候補に入る
より投資信託の積み立て投資に特化したつみたてNISAも用意されていますが、一般NISAでも投資信託の買い付けに対応しています。一般NISAで買い付ける投資信託は、値上がり益の大きいテーマ株ファンドを投資対象とするのがベターです。
また、国内株式ではなく成長期待の大きい海外株式に投資する投資信託のほうが値上がり期待が大きいので、一般NISAでの投資に向いています。
値上がり期待の大きいテーマ株ファンドに投資する
一口に投資信託と言っても、特定の株価指数(インデックス)に連動することをめざすインデックスファンドから特定のテーマ株に集中投資するテーマ株ファンドまであります。
つみたてNISAと比べて短期間の運用が前提の一般NISAでの買い付けなら、インデックスファンドを中心に、値上がり期待の大きいテーマ株ファンドへの投資も検討に値するといえるでしょう。
まとめ
一般NISAでの投資では、積極的に上値を狙う運用が基本となるので、値上がり期待の大きい中小型株や成長株、テーマ株ファンドが選択肢となります。
一般NISAの仕組みを理解した上で、自分の投資戦略にあわせた商品を選ぶようにしましょう。
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