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個人投資家は東証2部上場銘柄を狙ったほうがいい理由

個人投資家は東証2部上場銘柄を狙ったほうがいい理由

株の知識レベル:★★★☆☆

毎日のニュースで見ることができる株価は東京証券取引所(東証)1部のものであることがほとんどですが、東証には1部だけでなく、2部もあります。

東証1部と2部の違いとはどのようなものなのでしょうか。

そして、東証2部上場銘柄にお勧めはあるのでしょうか。

今回は東証2部上場銘柄について詳しく取り上げていきます。

東証1部と2部の違いを見てみよう

まず、東証1部と2部の銘柄で違う点はいくつかありますが、もっとも大きな違いは上場基準です。

東証1部の上場基準はいくつかありますが、主なところは以下の通りとなっています。

  • 株主数…2,200人以上
  • 流通株式時価総額…20億円以上
  • 流通株式数…2万単位以上

そして、2部の上場基準は以下の通りです。

  • 株主数…800人
  • 流通株式時価総額…10億円以上
  • 流通株式数…4,000単位以上

この数字を見ると、同じ「東京証券取引所上場銘柄」でも1部と2部では、全く規模が違うことが分かります。

東証1部と2部、どちらが有利なの?

では、企業側から見て、東証1部と東証2部、どちらに上場した方が有利なのでしょうか。

それは言うまでもなく東証1部です。

東証1部上場銘柄になると、信用度が格段に違います。

信用度が高いということは、資金調達も容易になるということです。

また、株式流通量や売買高が多いこともメリットです。

何かの理由で会社が株式を手放さないといけなくなった場合もすぐに売却できることが期待できます。

では、投資家側から見たらどうでしょうか。

こちらも東証1部上場銘柄に投資した方が有利なことが多くなります。

東証1部上場銘柄は売買高が多いため、売買したいと思えばすぐに取引が成立しやすいという特徴があります。

そして、東証1部に上場している企業はニュースで取り上げられ、話題になることがよくあります。

株価に影響するような情報を得やすいという利点があり、売買する際の目安も立てやすくなるでしょう。

それでも東証2部への投資をお勧めしたい理由

それでも東証2部への投資をお勧めしたい理由

ここまで見ていくと、投資対象は東証1部上場銘柄にしておいた方がいいのかと思われます。

しかし、あえて東証2部上場銘柄をお勧めしたい理由はあります。

東証2部上場銘柄は、東証1部上場銘柄と比べて株式流通量や売買高が少ないため、売買したい時にすぐに取引が成立しない可能性があります。

しかし、一度材料が出たら、簡単に株価が動くことが期待できます。

また、流通量が少ないため、株式を大量に売買する必要がある機関投資家(銀行・保険・証券会社等)の市場への参入も期待できません。

そのため、個人投資家の売買で大きく値動きすることも考えられます。

これらの条件を考えると、東証2部上場銘柄は短期売買に非常に向いているのということが分かります。

短期売買で利益を得たいと考えている人は、ぜひ東証2部上場銘柄もチェックしていきましょう。

短期売買以外にも東証2部上場銘柄にメリットはある?

短期売買以外のメリットについても確認していきます。

東証2部上場銘柄は、利益の額、株式流通量、財務諸表で健全な経営が認められる等の条件を満たせば、上場市場を東証1部に変更することが可能です。

これを「指定替え」と呼んでいます。東証1部に指定替えされれば、企業の信用度が増し、株価が上がることも予想されます。

東証2部上場銘柄の中でも、見込みのある企業に投資し、将来の指定替えに期待してみるのもお勧めです。

今はそれほど知名度がなくても健全経営をしている企業もたくさんあります。そのような企業を探してみるのも株式投資の楽しみの一つではないでしょうか。

東証2部上場銘柄へ投資する際の注意点

反対に東証2部上場銘柄へ投資する際は注意も必要です。

投資を始める際は今までの売買高を必ずチェックしてください。

流通量・売買高が少ないことは株価が動きやすいという魅力にもつながりますが、売買が成立しないとも受け取れます。

そして、売買高とともに過去の株価の動きも確認しておかなければいけません。

短期売買が目的ならば値動きが大きいことは魅力ですが、限度もあります。

業績やニュースに関係ない「マネーゲーム」で株価が動いている場合も想定されます。

仕手筋ではない人が、そのような銘柄に投資するのは大変危険です。

株価が動いている時はその理由も見るようにしておいてください。

どうして「東証2部上場」なのかも確認しよう

売買高以外に銘柄を探す際に大切なのは、その銘柄がどうして東証2部なのか、というところです。

将来、東証1部への指定替えを狙うような発展途上企業の銘柄ならば問題ありませんが、経営難などの理由で東証1部から「降格」してきた銘柄もあります。

降格した企業の中には有名企業もあるため、名前だけで安心して株を買いそうになるかもしれませんが、きちんと降格理由と今後の業績の見通しを確認した上で投資するようにしましょう。

最悪の場合は上場廃止ということもあり得ますので、注意が必要です。

まとめ

値動きが大きい、将来が期待できる企業も上場している等、東証2部上場銘柄をお勧めしたい理由は多くあります。

売買高に気を付けて銘柄を探していけば、きっと満足できる投資ができるはずです。

東証1部の有名銘柄だけでなく、ぜひ隠れた優良銘柄で投資を楽しんでください。

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