
投資初心者にこそおすすめしたい!楽天証券「楽ラップ」の3つの魅力
従来は対面証券でしか取り扱いがなく、最低投資金額やコストが高くついたことから手が出しにくかったサービスが「ラップ口座」です。そんなラップ口座を少額・低コストではじめられることから注目を集めているのが、楽天証券の「楽ラップ」です。
今回は、楽天証券の提供する新しいタイプのラップ口座「楽ラップ」の魅力に迫ります。
この記事のもくじ
運用を証券会社に任せるラップ口座
ラップ口座とは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を専用口座に一任するサービスです。
複数の資産への分散投資により、投資家自身の投資目的や投資期間などに合わせたポートフォリオを構成して、運用に関する包括的なサービスが、定められたメニューの範囲内で提供されています。
手数料は売買ごとの手数料ではなく、資産残高に対して定期的に一定料率が課される体系や成功報酬による体系となっています。
対面型では最低投資金額が高いのが難点だった
運用方針のヒアリングやコンサルティング、実際の投資判断と売買の作業などに多くの人手が必要となり、コストがかかることから、対面証券のラップ口座の初期投資には、数百万円程度のまとまった資金が必要でした。
個人投資家には手が届きにくかったラップ口座の世界に風穴を開けたのが、楽天証券の「楽ラップ」です。
1万円からはじめられる楽天証券の「楽ラップ」
楽天証券の楽ラップは、ポートフォリオの提案・運用にロボアドバイザーを導入することで自動化をすすめるなど、コストが低いネット証券の強みを最大限に利用しているのが特徴です。
楽ラップをはじめるのに必要な資金は、1万円。これだけの出費でポートフォリオの提案から運用までをお任せにできると考えれば、投資をはじめるハードルはかなり低くなったといえそうです。
人気のロボアドバイザーが運用を自動提案
楽ラップでは「ロボアドバイザー」がポートフォリオの提案を担当。投資家が質問に答えるだけで、最適なポートフォリオを提案してくれます。
楽天証券のロボアドバイザーは、2015年にFinTechコンテストで優勝経験のあるFINATEXT社と共同開発したもので、ビッグデータを活用した提案が特徴。運用方針は世界最大級の投資コンサルティング会社であるMercer社と協業しています。
資産配分の再調整(リバランス)も自動化している
実際の運用をはじめてある程度たつとどうしても配分が崩れるので、資産配分の再調整(リバランス)が必要ですが、楽ラップならリバランスも自動なので手間はかかりません。
また、相場急変時にリスク資産から緊急避難する「下落ショック軽減機能」を利用すれば、さらにリスク管理が簡単になります。
2種類から選べる格安の手数料体系で安心
手数料は「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2種類から選べて、固定報酬型では「投資顧問料(年率0.162%)と運用管理手数料」、成功報酬併用型では「投資顧問料(年率0.054%)と運用管理手数料・成功報酬」が発生します。
対面証券のラップ口座では1.5%から2%程度の手数料が目安となりますが、それらと比べると楽ラップははるかに低コストでの運用を実現しています。
まとめ
ロボアドバイザーの導入により、簡単な質問に答えるだけで対面証券のラップ口座にも負けない優れたサービスを受けられる楽ラップは、投資初心者におすすめしたい金融商品です。
ラップ口座での運用も投資の一つですので、どのような運用方針を選択するかは自己責任。損失が発生する可能性もあることも頭に入れて、余裕のある運用を心がけてください。
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