
テーマ株とは?話題性を材料にした株の買い方
ITやバイオなど、世間の耳目を集める企業に関連する銘柄をテーマ株と言い、短期間での値上がりが期待できます。タイミングをつかめれば大きな利益を得られるテーマ株ですが、その投資タイミングは極めてシビアです。
今回は、テーマ株の魅力と、テーマ株に投資するポイントを確認していきましょう。
この記事のもくじ
特定の話題や関連銘柄からなる「テーマ株」
テーマ株とは、話題の材料に関連する企業の銘柄を「テーマ」として捉える分類方法です。テーマは新技術や社会問題に関係するものなど、その内容は多岐にわたります。
テーマ株は、ある日突然大きく値上がりすることで注目を集めます。値上がりのきっかけはIRや各種報道だけではなく、仕手筋による仕掛けがきっかけとなることもあります。
テーマ株は値動きに注意
一過性が強いというテーマ株は値動きが激しいことも覚えておきましょう
一度注目が集まると、テーマ株は実力以上に株価が上昇しやすく、値下がり局面では以前の株価をさらに下回る水準まで下がることも珍しくありません。
第2・第3のテーマ株を探すのも有効
テーマ株ではもっとも恩恵が期待できそうな銘柄が最初に人気を集める傾向があります。そして、最初の銘柄があまりにも割高になると、次に恩恵が受けられそうな銘柄にも注目が集まります。
そのため、テーマ株の初動に乗りそこねて流れが続いているようなら、第2・第3のテーマ株を探してみるのも効果的です。
後追い銘柄でもある程度の利益は狙える
後追いの銘柄は最初の銘柄ほどの値上がり益は期待できませんが、それでもある程度の利益が見込めるため、テーマ株投資では2匹目のどじょうを狙うのも効果的です。
大きなイベントもテーマになる
短期のテーマとしては、国や地域単位・グローバルなイベントもテーマになります。
たとえば、ワールドカップやオリンピックといった大規模スポーツイベントや国際会議は短期のテーマになりやすく、意外な銘柄が関連銘柄として注目されることは珍しくありません。
イベントをテーマにするなら売買タイミングが重要
イベントをテーマとするときには、売買タイミングも重要です。イベントは長くても一か月程度の短期間なので、イベント開催前に仕込んで開催中に手放すくらいのスピード感が重要です。
タイミングを逃すと塩漬けすることになるので、売買タイミングを逃さないように注意しましょう。
まとめ
タイミングをとらえた取引ができれば、短時間でも大きな利益が期待できるテーマ株ですが、テーマ選びや銘柄選び、売買タイミングの見出し方など、独特の難しさも抱えています。
テーマ株投資では、普段の取引以上に資金管理とリスク管理に注意を払った取引が欠かせないといえるでしょう。
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