
株式投資に反対する家族の口説き方とは?
リスクはあるものの株式投資はギャンブルとは違うということは、すでにご存じの通りです。株式投資が一般的なものになってきたとは言え、まだまだ投資をすることを理解してもらえない方は多いでしょう。株式投資をはじめてみたいのに賛同を得られないのは困ったものですよね。
今回は、株式投資をはじめることを心配する家族に対して、どう説明していけばいいかを考えてみましょう。
この記事のもくじ
株式投資をはじめる理由を伝える
まずは「預貯金にあまり期待できない今だからこそ、2人の将来のために株式投資をはじめるのだ」という方向から攻めてみましょう。
短期投資では値上がり率が10倍超えのテンバガーと呼ばれる銘柄を発掘することで大きな利益を狙えて、長期投資では長期分散投資で預貯金よりも高い利回りで資産形成が期待できます。
値下がりに備えて分散投資をメインにする
将来性がある企業への投資でも、短期的には大きく値下がりすることは珍しくありません。そんな心配症の人には、値下がりに備えて分散投資をメインにしてみましょう。個人で分散投資を実現するためには、投資信託への投資が効果的です。
特に日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に代表される、株価指数に連動する投資信託(インデックスファンド)は個別銘柄と比べると値動きがマイルドで、値下がり局面でも下げ渋る傾向があります。さらに、一定のタイミングで一定の金額を買い続けるドルコスト平均法と組み合わせることで、より値下がり局面にも強くなります。
株式投資の楽しさをアピールする
株式投資は資産形成を目的としたものだけではなく、配当金と株主優待を狙う投資もあります。
業績に左右されるものの、株価が伸び悩んでいる企業でも株主還元の視点から、配当金を出していることは少なくありません。定期的な配当金はお小遣いとして使えますし、家族へのちょっとした贈り物を買うのも良いかもしれませんね。
興味がありそうな業界の銘柄を中心に調べる
また、配当金は別に、金券や自社商品を配る株主優待も見逃せません。こちらも企業や業績によってその内容はまちまちですが、金券や食品の詰め合わせは、家族に対して大きなアピールになるでしょう。ファッション関連の株主優待を攻めていくのも効果的かもしれません。
株主優待の有無や優待内容は証券会社のサイトからも探せるので、株式投資に興味を持ってもらうために一緒に目を通してみるのも効果的でしょう。
ひいきの会社があればそこから攻める
ある企業の株式に投資をすることは、その企業に出資をするという実際的な部分と、その企業を応援するという心理的な部分があります。
株式を買う人が多ければ株価が値上がりして企業価値も向上して、革新的な製品やサービスが生まれやすくなるのです。
めぐりめぐって社会貢献にもなる
株価の値上がりは企業価値の上昇と豊富な資金を呼びこみ、豊富な資金を背景に革新的な製品やサービスが生まれやすくなる土壌となり、社会や経済に還元されることとなります。
株式投資は目先の配当金や株主優待、長期での資産形成だけではなく、めぐりめぐって社会貢献にもつながることを主張してみましょう。
まとめ
株式投資のことを全く知らない人にとって、株式投資はギャンブルのように理解されていることは珍しくありません。ちゃんと説明すれば自力で資産運用することの大切さは理解してもらえるでしょう。
あなたが株式投資をする必要性をしっかりと伝えれば、その熱意もしっかり伝わるはずです。配当金や株主優待、将来の資産形成を目指して、株式投資への一歩を踏み出してみてください。
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