
いますぐ株をはじめたい!口座開設にかかる日数や必要書類とは?
証券会社の口座開設の手続きは、申し込みや手続き方法で開設完了までの日数には差があります。「今がチャンス!」と思っても、口座開設に手間取ってチャンスを逃しては意味がありません。
今回は、証券会社の口座開設で必要になる書類や、口座開設に要する日数の目安を見てみましょう。
この記事のもくじ
口座開設にはマイナンバーと本人確認書類が必要
証券会社での取引口座の開設には、口座開設申込書と本人確認書類、マイナンバーの提出が必要です。本人確認書類には、住民票・運転免許証・健康保険証などがあります。この他、住民基本台帳カードや年金手帳なども本人確認書類として認められます。
マイナンバーは、個人番号カード・通知カード・個人番号の記載がある住民票のいずれかで提出します。
本人確認書類は写真の有無で枚数が変わる
本人確認書類は、顔写真の有無で必要枚数が変わります。顔写真付きの運転免許証やパスポートを使うのであれば1種類で十分ですが、健康保険証や年金手帳などの顔写真がないものであれば、本人確認書類を2種類提出する必要があります。
顔写真付きの個人番号カードにはマイナンバーが記載されているので、顔写真付きの本人確認書類としても認められることもあります。
申込書類に記入して必要書類と一緒に提出する
必要書類の準備ができたら、必要事項を記入した申込書類と一緒に提出します。最近ではネット証券を中心に、口座開設の申し込みをオンラインでできるところも増えてきました。
オンラインの口座開設では、証券口座開設申込書はウェブ上で入力します。本人確認書類とマイナンバーは、写真を画像ファイルとしてアップロードすることで提出します。
書類が届いてから最長1週間程度が開設の目安
ほとんどの証券会社では、書類到着から最長でも1週間程度で口座開設は完了します。ただし、開設方法によってその日数には違いがあり、オンラインでは数日程度で完了する反面、従来の郵送での手続きでは1週間を超えることもあります。
「今がチャンスだ」と感じて口座開設をするのであれば、時間がかかる郵送手続きよりもオンライン手続きがおすすめです。
同時にNISA口座の開設手続きも済ませておこう
口座開設と同時に少額投資非課税制度(NISA)口座を開設する場合、2017年分までは、住民票の提出が義務付けられていました。ただし、2013年1月1日時点の住所と現住所が違うと、2013年1月1日時点の住所を証明できる住民票(除票)も提出する必要があります。
2018年分以降のNISA口座開設では、住民票の提出が必須ではなくなりました。そのため、手元にあってすぐに提出できるマイナンバーの通知カードや運転免許証などの書類を使うことで、口座開設完了までの日数を短縮できるようになりました。
NISA口座の開設には数週間かかる
NISA口座は毎年一定額の非課税枠が設定されて、その枠内での譲渡益・配当金が非課税になるため、税務署へ申請をする必要があるため、証券会社が税務署に申請して、それが受理されてはじめてNISA口座の開設が完了します。
通常の証券口座だけなら比較的短時間で手続きは完了しますが、NISA口座の開設にはさらに数週間程度の時間が必要です。NISA口座での取引を考えているなら、口座開設にあたっての必要書類準備から口座の開設完了までには十分な余裕を見ておきましょう。
まとめ
用意する書類の種類やどの口座で取引をするのかによって、申込から口座開設が完了するまでの期間には差が出てきます。その点を理解したうえで、どの証券会社でどのような手段で開設申し込みをするかを考えましょう。
投資初心者の方でもわかりやすい証券口座の開設方法をまとめましたので、あわせて確認してみてください。
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