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日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とは?指標の意味と活用方法

日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とは?指標の意味と活用方法

西岡容子
西岡容子
記事の難易度:★★☆☆☆

ニュースで見聞きする「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」は、日本の株式市場の勢いや相場の流れを知る重要な要素ですが、実際に株式投資をしている人でも漠然としたイメージしかないと思われます。

今回は、日経平均株価とTOPIXの基本的な意味と、投資での活用の仕方などを見てみましょう。

日本を代表する企業で構成される「日経平均株価」

市場全体の相場の方向感を表す指標の一つに、「日経平均株価」があります。これは、東京証券取引所(東証)一部上場企業の中から、各業種を代表する225社から算出される平均株価であり、「日経平均」や「日経225」などと略されます。

東京証券取引所の一部上場銘柄の中から選定されるため、日本を代表する株価指数の一つとして知られています。なぜ225社なのかについては明確な根拠はなく、いろいろな業種からバランスを取りながら選んでいった結果225社になった、といわれています。

日経平均株価の対象会社は入れ替えもある

日経平均株価の対象となる225社は日本を代表する企業であり、株価があまり乱高下しないことが好ましく、必然的に業績が良く安定している企業が選出されるのです。

どの企業を入れるかの判断は算出企業である日本経済新聞社が判断しますが、対象企業は一度決まれば固定されるわけではなく、合併や倒産による上場廃止により、不定期に入れ替えられることもあります。

景気動向に大きく左右される日経平均株価

日本の景気が最も良かった1980年代後半から1990年代初頭のバブル景気時に日経平均株価は史上最高値となる3万8957円を記録しましたが、バブル崩壊とともに日経平均は急落。何度かの上昇と下落を繰りかえしたあと、2008年にはバブル崩壊後の最安値となる6,994円を記録しています。

最近ではアベノミクスの掲げる金融緩和により、2万円台まで回復しています。

日経平均株価が上がれば、保有する株価も上がる?

日経平均株価は日本の株式会社の中でもごく一部の企業の平均株価であり、自分の保有する銘柄の株価がダイレクトに反映されるわけではありません。「平均値」である以上、株価が高い一部銘柄(値がさ株)の値動きが大きく反映される傾向があり、市場全体の動きを必ずしも反映するものではないからです。

日経平均を見聞きすると、景気が良くなった・悪くなったという印象を受けますが、あくまで「傾向の一つ」として、参考程度に考える必要があります。

東証一部上場企業の時価総額から求める「東証株価指数(TOPIX)」

東証株価指数(TOPIX)とは、東証一部上場企業の全銘柄の「企業の値段(時価総額)」を、1968年1月4日の時価総額を100と基準して数値化したものです。

TOPIXには東証一部上場企業の全銘柄から算出されるので、日経平均株価よりも市場全体の動向をより的確に表す株価指標です。また、個別銘柄の急落・急騰が全体の数値にはさほど影響を与えないといった特色があります。

日経平均株価とTOPIXをどう活用するか

日経平均株価もTOPIXも日本を代表する株価指数ですが、日経平均は両者は完全には連動しておらず、片方のみが大きく上昇することもあります。

どちらも東証一部上場企業で構成される株価指数なので、市況全体の動きをつかむことには役立ちますが、個別銘柄については、他の指標も併用して慎重に判断することが重要です。

まとめ

東証一部上場企業から算出される株価指数である日経平均株価とTOPIXは、市況全体の方向性を知る指標としては使えますが、個別銘柄に直接影響するわけではありません。

最終的には、日経平均株価・TOPIXに代表される株価指標と、投資を考えている個別銘柄をバランスよく見て、分析する力が必要となるでしょう。

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