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月1万円だけ使えるなら?元証券マンが本気で考える投資戦略

月1万円だけ使えるなら?元証券マンが本気で考える投資戦略

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

投資の目的は安定して資産を増やすことであり、そのためにはどのような投資戦略を立てるかが非常に重要です。短期取引と長期取引では取引対象となる銘柄も異なり、手持ち資金やその資金の性質によっても投資先が異なります。

もしあなたが月1万円だけ自由に投資に使えるなら、どのような銘柄に投資すべきなのでしょうか。利益を上げるために最適な方法を考えてみたいと思います。

資金に余裕がない場合は長期積立投資が基本

短期にまとまった利益を投資で得るためには、まとまった金額の取引が欠かせませんが、まとまった資金を用意できないのであれば積立投資による中長期的な資産形成が基本になります。

積立投資は一回ごとの必要資金を小さくできるだけではなく、ドルコスト平均法によるリスク軽減効果の恩恵を受けられます。上げ相場では無理をせず、下げ相場で大きく買う効果を得られるのです。過去の推移を見ても、ドルコスト平均法による積立投資はサブプライム危機やリーマンショックでも一定の下値軽減効果をもたらしました。資産形成の観点やリスク回避の観点からも、予算が少ない場合は長期積立投資が基本になります。

新興国投資で積極的にリスクを取る

リスク低減が期待できる長期積立投資ですが、日本株を積立投資しても利益を期待するのが難しいことは、日本の経済成長率の推移をみても明らかです。少子高齢化や東京一極集中といった問題を考えると、これから急に高成長が期待できるとは考えにくい状況にあります。一方、成長株や経済成長率が著しい新興国は、中長期的な値上がりの可能性を秘めています。

積立投資で大きな利益を期待するのであれば、今後の大きな経済成長が期待できる新興国への投資は欠かせないと言えます。

グローバルに展開する成長株を買う

投資先を選ぶ上で重要な観点は"グローバル展開しているかどうか"です。グローバル展開が遅れている企業は、テーマ株でも投資は避けるべきです。

売上シェアに占める国内比率が多い企業は成長が鈍化する可能性が大きく、小ロットでの中長期積立投資には適さないのです。では、グローバル展開をしている企業

ファストリや今なお成長を続ける日本電産は成長株の良い例

日本を代表するグローバル企業には、ユニクロでおなじみのファーストリテイリング(9983)があります。ユニクロの株価上昇は海外売上比率の向上とともにあったと言っても過言ではありません。

2018年1月1日に発表された2017年9-11月期の連結決算では、順調に海外での売上比率を伸ばしていることがうかがえます。それに伴い株価も上昇し、2018年初頭には一時50,000円を超えてきました。成長株の中でも海外市場で成長している企業が買いというわけです。

同様の銘柄としては、海外売上比率が8割を超えてなおも業績拡大を続ける日本電産(6594)も魅力的な銘柄と言えます。

新興国投資では経済成長率に目を向ける

株価の上昇と経済成長率には非常に強い相関関係があることは、近年の投資信託の基準価額推移を見ても明らかです。インドの経済成長率はモディ首相が就任してから高水準での推移を見せ、2016年・2017年ともに経済成長率ランキングはトップ10入りしています。それに伴い、インドの株価指数は非常に力強く上昇し、インド関連ファンドの基準価額も大きく上昇を遂げています。

新興国投資では経済成長率が高い国に集中して投資することで、少額でも大きな利益を期待できる確率が高まるのです。

これからの投資はアジアに注目。筆頭はインドネシア

経済力と言う視点から見ると、世界の強国には豊富な人的資源に広い国土、さらには資源があるという共通点があります。米国はまさにこのすべての項目を満たす国であり、経済成長著しいインドや中国も同じ条件を備えています。

同様の視点から、2017年の経済成長率がトップ3入りする見通しのインドネシアへの投資も魅力的と言えます。インドネシア関連ファンドなら少額積立投資でも利益を上げられる可能性があるでしょう。

まとめ

少額投資で利益をあげるには成長市場への積立投資が最も効率的です。国内マーケットのみならず世界のマーケットに目を向けることを意識しましょう。そうすることで、利益獲得のチャンスも劇的に改善されるのです。

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