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「配当利回り」と「優待利回り」の計算方法と活用のしかた

「配当利回り」と「優待利回り」の計算方法と活用のしかた

株の教科書.com編集部
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記事の難易度:★★★☆☆

株への投資で利益を出すには、株の売り買いで収入を得る方法のほかに、配当株主優待で収入を得る方法があります。配当や優待狙いで投資をする場合、「利回り(りまわり)」が良い銘柄を探すことが大切なポイントとなります。

利回りとは、投資した金額に対して得られる利益の割合のこと。投資額に対して配当金で得られる収益の割合を配当利回り、投資額に対して優待で得られる収益の割合を優待利回りといいます。

今回は、配当利回り・株主優待利回りの計算方法と活用方法を確認していきましょう。

配当利回りの計算方法

配当利回りは、1株あたりの年間配当金を現在の株価で割ることで計算できます。配当利回りは、株価が上昇すれば下がり、株価が下落すれば上がるということがわかりますね。

配当利回り(%) = 1株あたりの年間配当金 ÷ 現在の株価 × 100

配当収益を重視するなら、株価が下がっているとき、つまり配当利回りが高いときに銘柄を購入することが基本です。ネット証券の場合、取引画面にあらかじめ配当利回りが記載されていることがほとんどですので、それを参考にして投資銘柄を選ぶと良いでしょう。

株主優待利回りの計算方法

株主優待利回りは、優待価値を投資金額で割ることで計算できます。株主優待は金銭ではなく物品ですので優待価値から収益性を図ります。

優待利回り(%) = 株主優待の価値 ÷ 投資金額 × 100

最低購入単元が100株、株価が1,000円、100株毎に2,000円分の商品券を株主優待にしている銘柄を例にしてみましょう。株主優待の価値は2,000円、投資金額は100,000円ですので、2%の優待利回りになります。

2,000 ÷ 100,000 × 100 = 2%

配当利回りと株主優待利回りを合わせたトータル利回り

配当利回りと株主優待利回りを合わせたトータル利回り

上場銘柄の中には配当と株主優待の両方を行う企業が存在します。個人投資家にとっては非常にお得感のある銘柄ですね。

配当も株主優待も行う銘柄なら、株主優待利回りと配当利回りを合わせた"トータル利回り"として考えることができます。トータル利回りという考え方を持てば、高配当銘柄だけを探すのではなく、配当利回りが低くても優待利回りが高い銘柄など、銘柄探しの幅を広げられるでしょう。

銘柄選びの際は、配当利回りと優待利回りの両方に注目するようにしましょう。

株初心者には配当利回りの高い銘柄がおすすめ

株の売買で簡単に利益を得られれば良いのですが、相場に下落はつきもの。株を始めたばかりの初心者は株価下落によって損をするのが怖くてしょうがないという方も多いでしょう。

配当利回りが高い銘柄は、保有するだけで株価下落による損失を防ぐリスクヘッジの効果を発揮します。高配当銘柄は、その配当益のおかげで値下がりによる損失をカバーしてくれますし、そもそも配当が高い銘柄ほど日経平均などの指標よりも良い値動きをする傾向があるのです。

株の初心者は積極的に配当狙いの投資を行うべき。銘柄選びに悩んだときも、配当利回りの高い銘柄から選ぶという方法が活用できます。

配当利回りを重視するなら米国株にも注目

高配当銘柄といっても国内銘柄の配当利回りはそれほど高くありません。配当利回りを重視するなら米国市場にも目を向けることをおすすめします。

米国株には、ジョンソン・アンド・ジョンソンやコカ・コーラのように50年以上配当を増やし続ける企業も存在します。また、高配当銘柄には日本人に馴染みのある企業が多く、フォードやウォルマートやP&Gのように配当利回りが3%を超える銘柄が複数あります。

とにかく現金によるインカム収入を増やしたい場合には、米国株に投資することも検討すべきです。

優待利回りでは優待の価値を見極める

株主優待を行う銘柄の中には、QUOカード等の金券で優待を行う企業もあれば、自社商品を提供する企業も存在します。マクドナルドやダイドーのように食事優待券や自社製品を優待として使うところや、ANAなどの航空会社なら割引航空券優待、オリエンタルランドのディズニー1デイパスポートも非常に人気です。

しかし、株主優待の中には換金が難しいものもあり、利回りという点で考えると価値を判断しづらい場合もあるでしょう。優待利回りを考える際は、優待の価値を事前に見極めておくことが必要です。

まとめ

株の投資効率を上げるには配当利回りと優待利回りのどちらにも注目しましょう。特に、トータル利回りは積極的に活用したいところです。

利回りを最大化しておくことで、相場急落時のリスクヘッジに繋がります。株初心者は投資する前に、必ず配当利回りと優待利回りを確認するように心がけましょう。

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