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マクロとミクロの違いとは?株投資に関わる経済の視点

マクロとミクロの違いとは?株投資に関わる経済の視点

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★☆☆☆

「マクロ経済」「ミクロ経済」という経済用語を聞いたことがある人は多いでしょう。マクロは国などの経済全体を表し、ミクロは企業、個人など、小規模な経済活動を表しています。マクロ・ミクロの視点は株式投資でも利用されることがあります。

今回は、株式市場におけるマクロ・ミクロについて考えてみましょう。

株の相場格言にもなっているマクロとミクロ

相場格言でも森を経済全体、木を個別銘柄に例えて、「木を見て森を見ず」や「森を見て木を見ず」といった言葉でマクロ・ミクロ視点を持つことの重要性が表されています。

「木を見て森を見ず」は個別銘柄の動きばかり追って経済全体を見ていない様子のこと。ミクロの視点でばかり見ていて、マクロの視点では見ていないという状態を指します。

「森を見て木を見ず」は経済全体の動きばかり見て個別銘柄の動きを見ていない様子のこと。マクロの視点でばかり見ていて、ミクロの視点では見ていないという状態です。

相場格言にもなるくらいですから、見方を間違えて失敗する人も少なからず存在するということです。

株式投資をするのに経済の勉強は必要?

株式投資をするのに学校の授業で行うような経済の勉強をする必要はあるのでしょうか?もちろん経済の仕組みを知っていると役立つ場面は多いですが、経済学だけが株式投資に役立つわけではありません。

株価は経済の動きだけでなく人の心の動きも反映するので、経済のことだけでは株式投資で大成功できるとは限らないのです。経済に対する知識と同様に、周りの情報をキャッチして反応することも大切ということは覚えておきましょう。

マクロ視点で株式投資を見てみよう

日本や世界の経済情勢は株価にどう影響するのか、マクロ視点で株式投資を考察していきましょう。経済情勢の変化が株価に顕著に表れるのは株価暴落のタイミングです。

1987年のブラックマンデーや2008年のリーマン・ショックでは、株価が大暴落しました。反対に、経済政策であるアベノミクスにより、日経平均株価がバブル崩壊後ほぼ20年ぶりとなる2万円台を回復するなど、株価も大きく上昇する要因となっています。

どちらの例からも、経済政策や経済全体の動きが個別株式の値動きのカギを握っていることがお分かりいただけると思います。

マクロ視点で投資銘柄を探すには?

日本や世界の経済で大きなニュースがあった場合、真っ先に株価が動くのは大企業の銘柄です。

マクロ視点で投資先を探すのならば、"時価総額が大きい企業"や"株式の売買高が多い企業"から見ていくのが参考になります。大企業の動向は大きく報道されるので、売買タイミングも計りやすいだけではなく、売買も成立しやすいため、株初心者の人には特におすすめです。

具体的な銘柄がどうしても思いつかない場合は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)の採用銘柄から探してみるのもいいかもしれません。日本を代表する企業の株ばかりなので安心感もあると思います。

ミクロ視点で株式投資を見るとどうなる?

ミクロの視点で株式投資を見るとどうでしょうか。日本・世界経済が不況でも、個別銘柄や業種を見ると上昇しているものがあります。

円高になり日本国内が不況といわれる状態になっても、海外から商品を輸入する企業にとってはチャンスです。円安になると海外に商品を売る輸出関連企業にチャンスが訪れます。行き過ぎた円高・円安が続くのはよくありませんが、為替が少し動く程度で慌てて売却に走ることはないでしょう。

日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が上がっていても、出遅れる業種や銘柄は必ずあります。マクロ視点では「乗り遅れた」と思えても、ミクロ視点では出遅れ株を買えばまだ間に合うと考えることができるのです。

ミクロ視点で投資銘柄を探すには?

ミクロ視点で投資対象となる銘柄を探すには、まず出遅れ株を探すのがおすすめです。

出遅れ株とは、多くの株式が上昇している中で株価が上がっていない銘柄であり、他の株式より少し遅れて上昇が期待できますが、必ず上昇するとは限らないので、現在上昇していない理由や企業に関する情報は必ず収集しておくようにしましょう。

自分で探すのが難しいと思ったら、出遅れ株を洗い出して発表している証券会社もあるので、それらを参考にしてみるのもいいでしょう。

まとめ

マクロとミクロの視点を持つことで銘柄選択の幅がぐっと広がります。もし、投資をしていて損失を出してばかりだと感じたら、自分の見方が「マクロ寄り」「ミクロ寄り」に偏りすぎていないかを見直すと良いでしょう。

バランスを保って株式市場や銘柄を探していけばきっと利益が得られる銘柄が見つかるはずです。

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