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低位株は儲かるって本当?気をつけたいポイント

「低位株はもうかる」は本当?気をつけたいポイント

株の知識レベル:★★★★☆

株式投資の初心者が、どうすればもうけられるかを調べていると、「低位株への投資」が見つかるでしょう。低位株は、突然、一気に株価が上昇することがあるため、その機会をつかむことができれば大きな利益を得ることができます。しかし、その一方でリスクもあることを忘れてはいけません。今回は、低位株投資で気をつけたいポイントについてお話しします。

「低位株はもうかる」と言われる理由

低位株とは、明確な定義はありませんが、1株あたりの株価が数百円程度までの株式を指します。

低位株は、値動きの大きさが魅力です。その分だけ利益も大きくなりやすいため、もうかると言われています。2,000円の株が10円値上がりしても利益は0.5%ですが、100円の株が10円値上がりすれば10%の利益になります。

株価が低いと1単元(100株など)あたりの金額も安くなります。そのため、まだ投資資金が少ない初心者には魅力的に見えるため、低位株投資で大きな利益を狙う初心者も少なくありません。

「上昇率が高い=下落率も高い」ことを忘れずに

値上がりした時の利益率が高いのが低位株投資の魅力ですが、値下がりした時のダメージが大きいことも忘れてはいけません。また、「低位株はすでに株価が安すぎるので、これ以上の値下がりはしにくく比較的安全だ」と考えている人がいます。

確かに、株価が100円から98円にあっという間に下がることは多くないかもしれません。しかし、それは1円あたりの下落率が高いから下がりにくいためで、投資先として安全だという意味にはなりません。多くの低位株銘柄は、長い期間をかけて徐々に値を下げていく傾向にあります。大きな利益を狙っていても、少しずつ含み損が膨らんでいきやすいので注意しましょう。

なぜ株価が低いのかを確認しておこう

低位株でも、投資先として向いているかどうかの差があります。それを見極めるために、なぜ株価が低迷しているのかを確認しましょう。

株価は「投資家が会社に下した評価」です。株価が低いということは、それだけ会社の評価が低いということになりますが、その理由は財務諸表に現れています。低位株は、簡単に分けると2つのパターンがあります。一つは、慢性的な赤字体質であるパターンで、もう一つは利益を出しているものの、将来性があまりない事業が中心のパターンです。どちらも投資先としてはあまり魅力的ではありませんが、利益を出している会社の方がまだ投資先になるでしょう。

良いニュースのインパクトはとても大きい

大きな利益を狙って、慢性的な赤字体質の低位株に投資する人も少なくありません。それは、良いニュースが出たときに株価が爆発的に急上昇するためです。

低位株は、業績が振るわないことなどを理由に売られ、株価が低迷しています。そのため、業績に好影響を与えるニュースが出たときには、株価が一気に倍以上になることもあります。

「赤字が黒字になる」、「利益が5倍になる」といったことにつながるかもしれないためです。ただ、良いニュースが出ても、それをうのみにしてはいけません。良いニュースが「ただのうわさ」の場合もあります。また、会社が発表したものの、うまくいきそうにない内容であることもあります。

そのような場合には、株価が反応しなかったり、急上昇してもすぐに元通りになったりします。過去には、地方の「紳士服店」などを営む企業(現在は上場廃止)が、「オーストラリアの金採掘」に進出するというニュースが出たこともありますが、一時的な反応に終わっていました。利益を出すためには、すばやい判断が必要だったと言えます。

時価総額が低い銘柄は「仕手化」することも

「低位株はもうかる」は本当?気をつけたいポイント

低位株の中でも、発行済み株式数が少なく時価総額が低い銘柄は、比較的少ない資金で株価を操縦することができるため、仕手化しやすいという特徴があります。仕手化する銘柄は、時折、会社が発表したニュースに便乗したり、良いうわさを流したりするタイミングで株価が急上昇します。

しかし、これらの値上がりには何の根拠もないため、すぐに株価は元の水準に近いところまで下落してしまいます。購入するタイミングを間違えると、大きな損失を抱えることになるでしょう。

倒産リスクが高い点には注意が必要

最後に注意しておきたいのが、「倒産リスク」です。前述の通り、ほとんどの低位株は業績がよくないため、必然的に財務体質が弱い会社がほとんど。倒産手前の状態であることも少なくありません。そのため、一つの経営上の失敗で大赤字になり、倒産することがあります。また、上場廃止になることを免れるために不正を働き、その発覚をきっかけに株価急落や上場廃止となるケースもあります。

まとめ

低位株投資は利益が出れば大きい半面、このような注意すべき点があります。「低位株投資をしてはいけない」とまでは言いませんが、投資資金のほとんどを一つの銘柄に投入するのは危険です。値下がりや倒産のリスクを十分に理解した上で、低位株に分散させて投資するのであればいいかもしれません。

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