
あなたは大丈夫?株式取引に向いていないのはこんな人
オンライン取引を主力とするインターネット証券が増えたことで気軽に投資できる環境が整えらえたことで、「未経験でも投資をやってみたい」と考える人も増えています。
しかし、その性格から株式投資に向かないという人もいます。今回は、どのような性格が投資に不向きなのかを見てみましょう。
この記事のもくじ
株式投資は企業・経済の成長に期待するもの
投資と聞くと条件反射のように投機やギャンブルと決めつけて、ネガティブな反応をする人は少なくありません。投機やギャンブルは成長しないことが前提のゼロサムゲームなのに対して、投資は成長に期待するプラスサムゲームであることです。
株価は四半期ごとの業績やより長いスパンの業務計画、国内外の政治・経済の動向といった一定の根拠があり、企業や市場の拡大・成長を期待して資金を投じるものになります。株式投資をはじめるのであれば、この点は理解しておきたいポイントです。
必要なら躊躇なく損切りをする
企業業績や国内外の政治・経済の動向など、株価はさまざまな要因で上下するものであり、損切りが必要になる場面もあります。
投資をするときには損切りも取引の一環と理解して、必要なときには躊躇なく売る決断が必要です。
リスクの取りすぎには注意する
市況によっては売りたい時に売りたい価格で売れるとは限りません。大きなリターンを求めて必要な資金まで投資に回すと、まとまったお金が必要なときに用意できないリスクも生じます。
株式投資をはじめるなら、投資に充てる上限額を決めておくようにしましょう。その一環として、すぐに使える預貯金を手元に残しておくことはリスク回避の面からもとても重要です。
勘に頼った取引は損失の元
資金に余裕があるからと、何も考えずに限界まで資金を投じるのもNG。度胸は株式投資を成功させるために欠かせない要素ですが、投資を続けるためには正しい知識を身につける必要があります。
実際に投資をはじめるのは、十分に知識を付けてからでも遅くないでしょう。
投資判断は自分の判断と心得る
さまざまな媒体でさまざまな立場の人が、独自の分析に基づく「おすすめ銘柄」を推奨しています。
その理由や将来性に納得しているならともかく、盲目的な買いは大きく値下がりしたときにパニック売りを招く原因にもなりかねません。株式投資で投資銘柄を決めるのは、自分の責任のは大前提です。
間違いを認めたら速やかに修正する
他人の意見に流されやすい人の投資は細心の注意が必要ですが、さらに気を付けたいのは他人の意見を全く聞かない人です。自分の考えや信念に基づく投資は大きな成功には欠かせませんが、考えていることや投資方法が古かったり、的外れだったりすることもあります。
さらなる自分の投資方法の間違いに気づいたら、速やかな軌道修正が更なる損失を重ねないためにも欠かせません。
まとめ
どんな人が株式投資に向かないかと、その対応方法を見てきました。もし現時点で向いていないとしても、慌てずにいろいろな対応方法を試してみてはいかがでしょうか?
投資を継続するためには、勉強をして無理のない範囲で少しずつ投資をはじめることで、より良い投資家を目指していきましょう。
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