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市場を知ろう:海外の代表的な証券取引所

市場を知ろう:海外の代表的な証券取引所

株の知識レベル:★★★☆☆

株式取引を始めてから、自分の持っている銘柄や日経平均株価・東証株価指数(TOPIX)をチェックする習慣がついたという人もいるのではないでしょうか。
その株価ニュースの中で「ニューヨーク証券取引所」「上海証券取引所」「香港証券取引所」という言葉を見聞きすることがあります。これらは、海外の証券取引所です。
海外の株式も、日本株と同様に個人投資家でも取引が可能になっています。
そこで今回は、海外の証券取引所についてのご紹介です。

世界で有名な証券取引所はどこにある?

世界で一番有名といえば、アメリカ合衆国(アメリカ)の証券取引所ではないでしょうか。アメリカには、「アップル」「ナイキ」「マクドナルド」「コカ・コーラ」等、私たちの生活になじみのある商品を生み出している企業が多数あります。これらの企業の株式が、アメリカの証券取引所で売買されているのです。
そして、アメリカの証券取引所で代表的なところが「ニューヨーク証券取引所」と「NASDAQ(ナスダック)」です。「ニューヨーク証券取引所」ですが、金融の街として世界的に有名な「ウォール街」にあります。ニューヨーク証券取引所の最大の特徴は、アメリカはもちろん、世界の優良企業が上場しているところでしょう。
例えば、上記の「ナイキ」「マクドナルド」「コカ・コーラ」はニューヨーク証券取引所の上場企業です。また、「トヨタ自動車」や「ソニー」などの日本企業がいくつも上場しています。

もう一つの証券取引所「NASDAQ」の特徴

アメリカのもう一つの証券取引所「NASDAQ」には、ITベンチャー企業が多く上場しています。先述の「アップル」、通信販売の「アマゾン」、そして「マイクロソフト」もNASDAQの上場企業です。
上場企業は、先に挙げた例のように、すでに非常に知名度も規模も大きいところだけではありません。これから高い成長を目指していく新興企業も多数ありますので、この取引所の銘柄から、次世代の大企業を探す投資家もいます。
NASDAQの株価指数は「NASDAQ総合指数」と呼ばれています。日本の経済ニュースでもよく報道されるので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

中国の証券取引所はどうなっている?

一時より落ち着きましたが中国の経済成長は著しく、日本の国内総生産(GDP)を抜き去りアメリカに次いで世界第2位になりました。このような状況にある中国の証券市場ですが、取引所はどのようになっているかを見ていきましょう。
中国の株式取引は、「上海証券取引所」「深セン証券取引所」「香港証券取引所」という三つの証券取引所で行われています。この中で、最も株式の時価総額が大きいのが「上海証券取引所」です。
中国では経済成長を背景に、多くの一般の人々も株式投資を始めるようになり、外国からも多くの投資資金が流入しています。国内外からの急激な資金流入により、中国の証券取引所は急激に発展をしてきました。
中国株式は人民元で取引される「A株」、米ドル・香港ドルで取引される「B株」に分かれています。以前は、A株=国内投資家のみが投資、B株=外国人投資家のみが投資、と決まっていましたが、現在、その決まりは撤廃されています。

ヨーロッパの証券取引所で有名なところとは

日本から距離も遠いため、あまりなじみがないかもしれませんが、イギリスのロンドン証券取引所も、有名な証券取引所です。ヨーロッパでは最も株式の時価総額が大きく、世界的に見ても非常に規模の大きな取引所です。
規模が大きいため、ヨーロッパや世界中の優良企業が上場しています。日本企業も「トヨタ自動車」等が上場しています。

海外の証券取引所の株式は売買可能?

海外の証券取引所の株式は売買可能?

では、海外の証券取引所で取引されている株式は、日本国内の証券取引所と同様に個人投資家が売買は可能なのでしょうか?その答えは「可能」です。
しかし、外国株は扱う証券会社が限られているので、自分の取引したい外国株がある場合は調べてみる必要があります。
もし、取り扱いがあったとしても、証券会社によっては、「アメリカ株は扱うが、中国株は扱わない」など、売買できる国とできない国が決まっている場合があるので気を付けてください。

外国株売買時に気を付けないといけないこと

外国株を売買するときに気を付けないといけないのが、「為替レート」の影響です。
国内株式の売買は円建てなので、損益がすぐに分かります。これに対して外国株式の売買は、原則として現地通貨建てなので、利益が出ているつもりでいても、為替レートが円高に振れていると利益どころか損を出す可能性もあるのです。海外株式を取引するときには、株価と同時に為替の値動きにも注意をしないといけません。
さらに、海外の企業情報は簡単には手に入らないこともあります。現地の言語に自信があれば、インターネットのサイトで業績・事業についても調べることができますが、そこまで自信がない場合は、情報を得るのも難しいかと思われます。

まとめ

海外の有名な証券取引所について見ていきました。
外国にも私たちになじみのある企業が多数あります。外国株への投資も面白いかも、と思った人もいるのではないでしょうか?
もし、「いきなり個別の外国株に投資するのはちょっと怖い」と思われるならば、外国株を組み入れた投資信託もあります。運用はもちろんファンドマネジャーにお任せになりますが、「IT関連」「環境・エネルギー関連」など分野を選べる投資信託も多数あります。
まず投資信託からスタートし、慣れてきたら外国株投資にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

証券会社で営業・窓口職を4年ほど経験。
営業経験談・苦労話・面白話なども沢山持っています。4歳と1歳の子育て中です!
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