株の教科書.com

0

ローソク足で判断しよう:陰線のはらみ線

ローソク足で判断しよう:陰線のはらみ線

株の知識レベル:★★★☆☆

はらみ線とは、当日の値幅が前日の値動きの値幅内に収まるローソク足であり、それほど値動きがないため方向感に乏しく、投資家も疑心暗鬼になっている状況を示唆します。陰線のはらみ線とは、前日の大陽線の範囲内に、陰線が収まっているローソク足のことです。では、陰線のはらみ線は、どのようなトレンド変化を示唆するのでしょうか。

この記事のもくじ - 項目をクリックで該当箇所へ

高値圏での出現下落トレンド入りの可能性を示唆。

はらみ線そのものはそれほど強力なシグナルとは言えず、チャートの形状から鑑みても、投資家は売り買い“どっちつかず”の状態です。今後の展開を暗ににおわす程度のシグナルと捉えて問題ありませんが、陰線のはらみ線では下落トレンドを示唆するケースが多く、特に、高値圏での出現時には、買い方が売り方に回るケースが散見されます。この点は、基礎知識として押さえておく必要があるでしょう。

出来高が少ない場合はダマしの可能性も。

上述した通り、はらみ線はそれほど強いシグナルではありません。投資家心理を鑑みても、次の一手を迷っている最中であり、値幅が少なくなるのは当たり前といえば当たり前。そもそもの売買代金や出来高が少ないので、陰線のはらみ線において出来高が少ない場合は、ダマしであるケースも非常に多いと言えるのです。出来高や売買代金と合わせてテクニカル分析を行うことで、その信頼度を高めることができるのです。

まとめ

はらみ線を用いたトレンド判断は、投資初心者にとって、比較的ハードルの高い投資手法と言えるでしょう。チャートの形状だけで判断してしまうと、ダマしに引っかかるケースが多いので、ローソク足プラスアルファで確認することが非常に多いのです。また、そもそものトレンドの強度自体もそこまで強くないので、はらみ線を用いた分析を行う際には、出来高などのその他の条件も入念に確認しましょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
総合評価
(0)
Pocket