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【ローソク足の種類と見方】三ツ星とは?

【ローソク足の種類と見方】三ツ星とは?

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★★☆☆

いわゆる四本値が一目で分かるローソク足では、始値と終値から作成できる実体のサイズも重要です。短い実体が並ぶテクニカル指標は、トレンドの転換を示唆することがあるからです。

今回は、実体に注目した二ツ星・三ツ星について見てみましょう。

上放れ局面で出る極線とコマ

二ツ星・三ツ星とは、ごく短い線が2つか3つ(2日か3日)連続することであり、上昇相場であれば、上放れた短線や極線が続いた状態を指します。特に始値と終値の幅が無く、上下にヒゲが出ているローソク足は極線といい、その形状からコマとも呼ばれています。

トレンドの転換点ともなる極線とコマ

上昇相場で急騰すると、コマが2つか3つほど並びます。コマが並ぶと、上昇相場でも下降相場でもトレンドの分岐点と言われていますが、上昇途中の出現であれば、翌日以降の動きにも更なる値上がりが期待できます。

トレンドの転換を示唆する「上げの三ツ星」

上昇相場で短い陽線と陰線が三連続で出現するシグナルは、「上げの三ツ星」といいます。

投資家心理としては、上昇相場が一服して、さらに上昇するのか、ここから下げに転ずるのかという先行きの不透明さから、買いと売りが対立するため、3つの短い足をつけるのです。

上昇の一服にすぎないこともある

上げの三ツ星は投機筋などの打診売りや利食いなどによる売りかぶせが上値を重くしていることを示唆します。好材料により再び上抜ければ、相場は再び上昇トレンドに転じることが期待できます。

まとめ

極線とコマは、それなりの精度でトレンドの転換を示唆するシグナルですが、より確実性を求めるのであれば、ほかの指標やシグナルと組み合わせることが欠かせません。

単独での利用ではなく、ほかのシグナルと組み合わせて利用することを念頭に置いて利用するようにしましょう。

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