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知っておこう!機関投資家の動向を知ると投資に大きな影響が出る

知っておこう!機関投資家の動向を知ることで投資に大きな影響が出る

株の知識レベル:★★☆☆☆

株をはじめたばかりの皆さんは、どんな方法で株の値動きを追おうとしているでしょうか。
ネットではリアルタイムの株価を見ることができるため、株価を確認して「よし、売ろう!」と手続きをする人もいらっしゃるのでは?

株の動向を知る方法はそれだけではないと知っていますか?株投資に影響を与える存在「機関投資家」について知っておきましょう。

機関投資家は市場を動かす大口売買をする存在!

機関投資家は市場を動かす大口売買をする存在!

機関投資家とは、大口の株取引を行う投資家のことです。しかし、これだけではよくわかりませんよね。大口って具体的にどのくらい?と疑問に感じて当然です。そこで簡単に説明しましょう。

機関投資家とは、保険会社や金融機関、組合、年金基金などの一個人とは比較にならない資金でもって株に投資を行う存在のことをいいます。要するに資産家といった大口ではあるけれど個人の投資家を指すのではなく、言葉通り【機関】を指します。会社や組合といった投資をする機関のことを機関投資家といいます。

こういった機関投資家は、一個人では動かしようのない大量の資金で株投資を行います。
なぜそんなことをするかというと、その答えも簡単です。投資が必要だからです。

株式運用をしている基金や保険会社がその正体

年金基金は皆さんから集めた年金保険料の内から一定額を運用しています。運用した資金を年金へと還元しているというわけです。

去年、年金基金が運用損を出したというニュースが報じられました。とても有名なニュースです。このニュースからもわかるように、年金基金は機関投資家としてお金を株式でも運用しています。

他には保険会社も代表的な機関投資家です。

生命保険や損害保険、変額保険といった各種保険を取り扱う保険会社は、皆さんから集めた保険料を株や債券で運用しています。どうしてかというと、保険会社は機関投資家として保険料を運用し、契約者の払戻金の準備や保険金の上乗せを行っているという実情があるからです。年金機構も保険会社も、お金を預かって増やし皆さんになるべく還元するという仕組みです。

保険料を集めたとしても、黙って会社に置いていてもお金は増えません。また、銀行に預金という形で預けても、皆さんに還元するほどお金が増えません。だからこそ保険会社や年金基金、金融機関、政府機関といった機関投資家は、「集めたお金を増やす必要」があるからこそ機関として株投資を行っています。

参照 : http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC29H1B_Z20C16A7EE8000/

機関投資家が動けば株価に大きな影響あり!

機関投資家が動けば株価に大きな影響あり!

さて、ここで皆さんは株の値動きの基本的な仕組みを思い出してください。

例えばAという株があったとします。A社はとても業績がよく、A社株は人気があり多くの投資家が欲しいと考えていました。するとA株はどうなるでしょうか。そう、値上がりしますね。人気があってたくさんの人が欲しがるとその分だけ値上がりすることが基本です。オークションを想像してみてください。たくさんの入札が集まる人気の品はぐんぐん値段が上がります。

反対に人気がないと株価は下がってしまいます。これは、スーパーマーケットの安売りコーナーを想像してみてください。大量の在庫が値下げ状態で売られています。厳密には商品と株は同じではないのですが、こういった状況を想像すると理解しやすいのではないでしょうか。

影響は取引の出来高にはっきりと出ます

株における値上がりと値下がりの基本をおさらいしたところで機関投資家の話に戻ります。

機関投資家は企業や政府機関、組合や基金といった一個人では所持できないくらいのお金を動かす存在です。そんな存在がいきなり投資をしたら市場はどうなると想像できますか。機関投資家が多額の資金で投資を行うと、株式市場が「いきなり多額のお金が入ってきたぞ!」とびっくりします。その結果、ある数値に「機関投資家が株式の売買を行ったぞ!」とはっきり現れます。その数値とは【出来高】です。

出来高が急激に増えていたら?それ機関投資家の足跡です

出来高が急激に増えていたら?それ機関投資家の足跡です

機関投資家は個人資産家をはるかに上回る金額を動かします。よさそうな株をこまめに売買すればいいのでは?と思うかもしれませんが、機関投資家は基本的に個人のように「今月は1万円投資するぞ!」というように、あまりこまめに投資は行わない傾向にあります。

優良な株を念には念を入れ、時間をかけて調べた上で、どん!と一気にお金を拠出して買う。これが機関投資家の特徴です。
だからこそ、一定期間内で成立した売買数である出来高にはっきりと足跡が残ってしまうのです。

毎日A社株の出来高が100程度だったのに、ある日いきなり1万の出来高であれば、これは怪しいぞ、ということになります。

機関投資家とタイミングを合わせて勝利を狙う!

株は人気があってたくさん購入したい人がいれば値上がりしますから、機関投資家が一気に購入すると値段がぐんと上昇する傾向にあります。

ここからは株投資上級者向けのお話になりますが、もし機関投資家がどんな株に投資するかわかって先回りで購入しておけば、機関投資家の買いの影響で自分が購入したばかりの株がいきなり値上がりで大当たりということだってあり得てしまいます。

いきなり先読みするのは難しいです。また、先読みしたつもりでも予想を外してしまうことも珍しくありません。株初心者は少しずつ市場に慣れ、株の値上がりの兆候を見逃さない眼力を磨くことが重要なのです。出来高はインターネット上や翌日の新聞で確認できます。

まとめ

機関投資家は大きなお金を動かす企業や基金、組合などのことをいいます。こまめに少額を売り買いするのではなく大きな額を投資しますので、機関投資家が動くと市場も動きます。市場と動向を知るため、まずはこまめなデータチェックからはじめましょう!

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