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お金を増やすための「72の法則」「115の法則」って知ってる?

お金を増やすための「72の法則」「115の法則」って知ってる?

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★☆☆☆

今あるお金が2倍、もしくは3倍になるまでにかかる年数を計算する法則である「72の法則」「115の法則」を聞いたことがあるでしょうか。この法則を知ることで、資産をより効率的に増やすポイントを知ることができます。

今回は、「72の法則」「115の法則」を貯蓄や投資にどのように生かしていけばいいのか解説していきます。

72の法則・115の法則とは?

72の法則は、今あるお金が2倍になるためには何年かかるか分かる法則です。例えば金利が2%の時ならば「72÷2=36」という計算ができます。金利2%で運用したらお金を2倍にするのに36年かかるというわけです。同様に115の法則は今あるお金が3倍になるまでに何年かかるか分かる法則です。先ほどの金利2%の例では、「115÷2=57.5」という数字が出てきます。金利2%で運用すると、お金を3倍にするのには57.5年もかかってしまうのです。

これらの法則は、運用して発生した利子にも利子が付く「複利」で計算することが可能です。

銀行預金で2倍・3倍にするには?

では、持っているお金すべてを銀行預金で2倍、3倍にするにはどのくらいの期間がかかるでしょう?大手都市銀行の定期預金金利と同等の0.01%で運用するケースを仮定してみましょう。なお、定期預金は10年満期。更新時もずっと同じ金利とします。

  • 2倍になるまで…72÷0.01=7,200年
  • 3倍になるまで…115÷0.01=11,500年

なんと、2倍までに7千年、3倍までに1万年という、まったく現実的ではない年数が出てきました。現在の超低金利・ゼロ金利の下では、銀行預金だけではお金が増えないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

投資を72の法則・115の法則で考えてみよう

銀行や郵便局の預貯金だけではお金を増やすことは不可能といってもいいかもしれません。そうなると考えられるのは「投資」ですが、72の法則や115の法則をどう生かせばいいのかを考えていきます。

まず、72の法則や115の法則は安定的に一定の金利で運用していく時に適用されるものであり、株価が激しく上下するような銘柄を売買する短期投資ではなく、長期投資に適した投資信託を購入・保有する時に使えます。

中でも積極的に銘柄の入れ替えをして利益を狙うアクティブファンド」より、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)をはじめとする株価指数に連動することを目指す「インデックスファンド」の方が72の法則、115の法則をより生かしやすくなります。値動きが比較的穏やかで急な乱高下がなく運用利回りも算出しやすいためです。

投資信託の基準値の推移をチェックしよう

各証券会社・銀行のサイトで投資信託関連ページを見ると、「基準価格」「販売手数料」などが掲載されていますが、その中に一定期間の値動きがわかる「基準価格の推移」という項目があります。これを活用すると、「年〇%くらいの運用利回り」がある程度推測できます。

もちろん、この基準値推移は「過去の数字」です。しかし今までこの価格を出していたということは株式市場に何か大きな動きがない場合は、期待通りに今後も価格が動くのではないかということが予想されます。

目には見えない数字にはご用心

投資信託の基準値の推移は一目で分かりますが、本当にそれだけを信じて購入してポートフォリオに組み込んでもいいのでしょうか?投資信託を保有するためには、さまざまなコストが付きものです。

最近は低コストを売りにする投資信託も増えていますが、商品によっては数パーセントの手数料がかかるものもあります。手数料負担が大きい投資信託を購入すると手数料負担も多くなり、期待していたほど利益が出せないこともありますので気を付けましょう。

投資信託も分散投資を心掛けよう!

72の法則、115の法則を意識して投資をするのならば、一つの金融商品に全てのお金をつぎ込むのではなく、必ず分散投資を心掛けてください。

分散投資のメリットはリスクも分散できる点です。一つの商品が値下がりしても他の商品でカバーすることを期待できます。年利換算して有利な商品があっても、それだけでなくいくつかの商品も併せて検討するようにしてください。また、分散投資では似たような投資先に偏らせることはおすすめしません。できれば「国内株ファンドと米国株ファンド」のようにタイプも分散させておくようにしましょう。

まとめ

72の法則、115の法則を知っていると、預貯金の計算だけでなく投資に生かすこともできます。貯蓄のように長期的に保有するつもりで投資するのならば、ぜひこの法則を意識してポートフォリオを組むようにしてみましょう。

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